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四年前、サンフランシスコ湾に掛かるゴールデンゲートブリッジから飛び降りようとしていた人の話がある:
私が橋から今にも飛び降りようとしているとき、人々は殆ど病的で利己的とも言える好奇心で橋の柵の上に立つ私を撮影さえしていた。涙が私の目に溢れ、そして...喉からはっきりしない声さえもれていた。
彼らが私の写真を撮り始めたとき、その瞬間にここの誰もは、私を引き止めもしないのを知っていた。多くはひやかし、からかい、嘲けるだけだった。
ところが、私に近づいてきたある天使がいた。私は驚いた。不思議なことに何マイルもの橋の歩道を歩いてきたのではなく、たった今そこに現れたかのようだった。何と説明したらいいか、とにかく彼は神命を携えているように見えた。その人は肌が黒く、長い黒い髪をしていた。彼は私に近づいて言った、「あなたはとてもハグが必要なようです。何か私に話したいことがありますか? 私はここにいます。その柵から降りて、ここにいる私にお話しください。どうか今お考えになっていることをしないでください。」
数か月後かけて、この人を見つけようとしたが、その方法すらわからなかった。けれど、あなたがどなたであれ、そしてあなたが何であれ、あなたは私の命を救い、私はあなたに深く感謝している。私はあなたを決して忘れていず、あなたの優しさと慈悲も決して忘れられない。私はあなたのおかげで他の人にあなたのように行動しようと思う。人は、他の人が何を一人で決断しているのか決して知り得ない。彼、あるいは彼女が人生を全て終わりにするのに1秒かかるかどうかもわからない。
人に親切で人を愛したい。それが世界を変えるかもしれない。
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自殺は、しばしば防止することができる世界的な公衆衛生問題である。 原因は1つではない複雑な状況だが、家族、友人、教会指導者、精神衛生の専門家が集まり、苦しみ悩む人々を支援することで、リスクを軽減できる。 誰もが自殺防止に役割を果たすことができ、多くの場合、危険因子と警告が出されているので、それを感知するために学ぶ必要がある。 あなたやあなたの知っている人が自殺をよく口にしたりしている場合は、適切な支援を提供できる人に連絡して話すことである。 悲しいことに、人間的に可能な最善の努力にもかかわらず、自殺は常に予防可能であるとは限らず、深い悲嘆や激しい感情の浮き沈みを残された家族や愛する人に与え、答えの見つからない質問で深く大きな苦痛を与える。
自殺を考えたことのあるほとんどの人は死にたくはない。 単に彼らが経験している肉体的、精神的、感情的な苦痛からの救済を見つけたいと思っている。 使徒パウロのような正義の人々でさえ、彼らが迫害され、圧迫され、深い苦しみを感じたとき、「人生の絶望」(2コリント1:8)を持った(民数記11:14–15、列王記1:19エレミヤ20:14、ピリピ人1:21–24を参照)。それにもかかわらず、信仰を持つ人の多くは、「すべてのものの下に降りた」救世主を通して、そのような深い苦痛と苦悩の中で平和を見つけることができる。
自分の命を奪うことは間違っているが、そうする人は自分の行動に責任を負わない場合があるのを覚えておかねばならない。 状況を完全に理解して判断できるのは神だけだからである。キリスト教会指導者の M・ラッセル・バラードは言った:「明らかに、私たちはすべての自殺を取り巻く完全な状況を知り得ません。 主だけがすべての詳細を知っています、そして彼は、彼だけが、この地上での私たちの行動を判断するのです。主が私たちを裁くとき、私は彼がすべてのことを考慮に入れると思います:私たちの遺伝的および化学的構成、私たちの精神状態、私たちの知的能力、私たちが受けた教え、両親の伝統や遺伝、私たちの健康などを考慮に入れて裁くのだと思います。」
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