教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

布団干し

2009年06月20日 | Weblog
 おもいっきり晴れていたので、洗濯して布団を干した。
しばらく晴れてたけど、なんだか曇ってきたな。。
干した布団で寝るのはホント最高です。


「クラス会議」についていくつか書籍にあたり、どんなことをどんな流れでするのかは分かってきた。


 実践するのに大事なのは、クラス会議の哲学を自分のものにすることだ。クラス会議の考え方に慣れなければいけないと思う。いくら本を読んで「そうそう。」「なるほど。」と思っても、自分のものになっていなければ、実際の場面で適切な尊敬と責任に基づいた対応はできないだろう。
 
 プログラムを自分で組み立てながら、再読再読したい。

リーダーシップ&パワー

2009年06月20日 | Weblog
梅雨はまだか。
暑い晴れの日が続いております。

教師のリーダーシップとパワーについての理論を学んだ。

リーダーシップとは集団に不足している部分を補うという働きで、目的達成機能と集団維持機能がある。PM理論では、目的達成機能(Performance機能)はP機能、集団維持機能(Maintenance機能)はM機能としてPM型、Pm型、pM型、pm型の4つの次元でリーダーシップを分類している。
子どものモラールが高まるのは担任がPM型のリーダーシップを発揮している学級のようである。同時にP機能M機能を発揮しているのではなくて、時に目標を示してぐいぐい子どもを引っ張り、時にカウンセリングの手法を用いて子どもの話を聞くように、時と場合を見て両方の機能を適切に発揮しているのである。また、PM型、Pm型、pM型、pm型を自由自在に行き来できる教師が望ましいと言える。

パワーとは影響力のこと。意識的、無意識的に行動を起こさせたり態度を変容させたりする。様々なパワーの分類があるようだが、親近・受容パワー、外見性パワー、正当性パワー、明朗性パワー、罰パワー、熟練性(専門性)パワー、準拠性パワーという分類がしっくりきた。
発達段階で変化はあるものの、子どもにとって影響力のある教師とは「親近・受容性パワーと熟練性(専門性)パワー」をもつ教師のようである。親しみやすく、専門性の高い教師ということだ。言われてみれば至極当然だろう。一人の教師がいくつものパワーをもっている。どのパワーを強く持っているかというキャラクターの違いはあれど、パワーもPM理論と同じで、時と場合、個人や集団によってパワーを柔軟に発揮できることが望ましいと思う。

 リーダーシップを発揮するにしても、パワーを発揮するにしてもやはり子どもとの信頼関係は外せない。リーダーシップ・パワーを適切に柔軟に発揮しながら信頼関係を築いていくことができたらよいだろう。
 
 私としては賞と罰は逆効果であると認識しているので使うことなくリーダーシップ、パワーを発揮したいと思う。