リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

引き継ぎます

2020-04-29 22:26:54 | 2020新歓公演
こんにちは、新二回生の吉田です。
 
前回の稽古場日誌では、ちょーブラック寄りのブルーでした。
でも、東京03や、バカリズムのコントをYouTubeで見れる程度には元気になりました。まだ、演劇の方は見れないけど。
今、バカリズムが脚本を担当した「素敵な選TAXI」の再放送やってて、めっちゃテンション上がってます。
うん、それなりに元気です。
 
では、話が変わりますが、みんなが入団のきっかけの話をしている中で、私はこれから「役者の勧め」について話します。
私の入団のきっかけ、吉田家のカルピスぐらい薄い理由なので。
 
てなわけで…ごほん、ごほん。
 
 
演劇はいいぞっ!(*^^*)
(引き継ぎましたよ、先輩!!)
 
 
私は昨年度、三回役者で参加しました。
最初はおばあちゃんの役、次は近所のおばちゃん、最後にめんどくさい系の少女笑笑
歳の幅えぐいですね。
 
全部語るのはアレなので、夏公演に演じたおばあちゃんについて話しますね。
 
正直、最初に演じたおばあちゃんの役に選ばれた時は、「えっ、まじかぁ…なんとなくそんな気がしてたけど」って思いました。
この役は、滑稽な役まわりで…演劇用語で言うならば「コミックリリーフ」と言う部類に入るんです。
 
当時、19歳のうら若き女性が、80歳のおばあちゃんを演じる…しかも先輩のことめっちゃ叩くコミックリリーフ…
 
大学に入ってから1ヶ月過ぎ。女を捨てるのかなぁと漠然と思いました。
 
 
しかし、演じるって不思議ですね。
おばあちゃんの役にだんだんやりがいを感じ始めたんです。
 
おばあちゃんってどう言う動きをするのか、どんな喋り方をするのか、このキャラクター自体はどんな人生を歩んできたのか、他の人との関係性は…と、すごく細かく考えはじめたんです。
 
本音を言いましょう。アレは変な役です。
でも、めちゃくちゃやりがいがありました。
当時の私はすごく満足してました。
(今の私が見返したらすごい嫌ですけどね汗 とりあえず足を短くしたい)
 
 
演じるって不思議です。
いくら変な役でも、突き詰めて行ったら楽しくなってくる。
 
ここまで突き詰めると、本番もあんまり緊張しなくなります。
演じることを楽しんでるところを、観てもらっているんだってぐらいの感覚。
 
私は前に出るのが好きってわけではないです。
演劇が好きなだけです。
 
だからもしも、前に出るのは苦手だけど演劇には興味あるなぁという方、怖がらなくても大丈夫です。
稽古で楽しんで、楽しみ尽くして、本番は楽しんでたんだよっていうのを観て貰えばいいんです。
 
かの偉大な先輩がおっしゃってました。
「軽率に役者やっていいんだよ」と。
 
軽率な一歩、素晴らしい。
私を含め劇団立命芸術劇場の団員は、新入生の軽率な一歩を応援しています。
 
 
てなわけで、入団お待ちしております!!
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