883スポスタとCT110を愛するオジヤンライダー

リジットスポスタ883とCT110ハンターカブ、NX125、WAVE125iを乗り回す、カメラ好きなオジヤンライダー!

青春の唄

2013-10-26 14:44:04 | 鳴り物

中学時代はビートルズにはまった。
確か、NHKの30分ドラマで狙われた学園を放送していて、ストーリーの中であの「Yesterday」が使われていたのがきっかけだった。
まだ、アニメソングくらいしか興味が無かった小僧が、いきなり洋楽に興味を持ったのだから、人生においてセンセーショナルでショッキングな出来事と記憶している。
明けても暮れてもビートルズ三昧の日々だったな~

そんな時、クラスメイトの女子達がよく聞いていたのが、フォークソング。
吉田拓郎、井上用水、かぐや姫、NSPなど、リアルタイムではないものも含めていろいろ聞かされた(^^; が正直、さほど強く興味を持っていたわけではなかったと思う。

ある日、一人の女子から聞かされた「Bye Bye」という風の曲に強烈に惹かれた。
なんだよ~オイ なんてお洒落な曲なんだ!? と

そこから風、特に伊勢正三の曲にはまり込み、ギターを始めるきっかけにもなっていったんだなぁ

世代的にはレコード世代である。
風のレコードもアルバム、シングルを数枚は持っていたが、何を持っていたのか正確に覚えが無い。
やはり青春時代に聞いた曲を手元に置いておきたくて、以前から機会があれば風のCDを思い出したように購入していたが、数ヶ月前から気になって入手したいと思っていた、オールドカレンダー(古暦)というアルバムは、Amazonでも入荷の予定は無いらしく、オークションでも1万円後半のビックリする値段が付いたものを見かけるだけで、半ば諦めかけていた。

ところが、先日、何気にオークションを漁っていたらオールドカレンダー(古暦)が、いわゆる定価で出品されているのを見つけた。
やはり、同じように探している人が居たわけで、多少競って定価の倍くらいで落札できた。

このオールドカレンダー(古暦)は風の最初で最後のベストアルバムである。
解散後にレコード会社の都合商法で「風ベスト」というアルバムは売られたが、そっちは過去の音源の寄せ集めベストで、当時から欲しくはなかったことも覚えている。
(近年2008年に、キープという所が販売したBestBEST「風 22歳の別れ」というアルバムCDの方が、シングルバージョンの「あの唄はもう唄わないのですか」と「ささやかなこの人生」が収録されていて貴重な存在といえると思う)
風のレコードは「22歳の別れ」のシングルから始まるが、この「22歳の別れ」もかぐや姫時代とはアレンジが違い、シングル曲でまんまアルバムに収録された曲、シングルのみの曲、アルバムとシングルではアレンジが違う曲と実に多様で面白く、興味深いのだ。
話は戻るが、このアルバム「オールドカレンダー(古暦)」は、正やん版と久保やん版の2枚組みなんだが、正やん版は全曲、新アレンジとなっており、正やんの音楽性の変化を感じることができる。特に1曲目の「雨の物語」はかぐや姫時代の曲で、イルカにも提供された名曲だが、風のラストに新アレンジで唯一収録された「雨の物語」は、正やんの音楽センス、ここに極まり的な出来栄えの楽曲に仕上がっていると勝手に思っている。2曲目の「月が射す夜」も非常に良い。

終わりに、今現在所有のアルバムと、その収録曲を掲載しよう。

1975.06.05 風ファーストアルバム
THE!風フォークという感じの楽曲が多いが、海岸通りなどの名曲も多い
01.ダンシングドール
02.海岸通
03.なんとなく
04.星空
05.でいどりーむ
06.ロンリネス
07.あいつ
08.桜の道
09.東京 1975
10.はずれくじ
11.男は明日はくためだけの靴を磨く
12.お前だけが


1976.01.25 時は流れて
風がフォークからニューミュージックへ変化していく発展期アルバムと評される。個人的には、正やんのしっとり感と久保やんのほのぼの感が織り交ざった一番のお気に入りアルバムで、
中でも「あの唄はもう唄わないのですか」はシングルバージョンより、こっちの方が好みである。
01.北国列車
02.時の流れ
03.古都
04.何かいいことありそうな明日
05.忘れゆく歴史
06.三丁目の夕焼け
07.あの唄はもう唄わないのですか
08.ふるさとの町は今も
09.まぶしすぎる街
10.あなたへ
11.暦の上では
12.終わりのない唄


1976.11.25 WINDLESS BLUE
エレキギター、エレキピアノを積極的に使い、完全にポップスへと変化を遂げた楽曲集という感じ。多くのアーティストがカバーする名曲「君と歩いた青春」も収録される。
01.ほおづえをつく女
02.夜の国道
03.3号線を左に折れ
04.旅の午後
05.通り雨 
06.アフタヌーン通り25
07.小さな手
08.地平線の見える街
09.君と歩いた青春
10.ふっと気がつきゃ
11.少しだけの荷物


1977.10.25  海風
L.Aで収録され、アルバム全体からも、ロックやジャズなどの要素を取り込んだ、何か異文化的な変化を感じる作り。
01.海風
02.冬京
03.デッキに佇む女(ひと)
04.酔いしれた男がひとり
05.おそかれはやかれ
06.歴史と季節の国
07.トパーズ色の街
08.そんな暮らしの中で
09.あの娘の素顔
10.あいつが生まれた朝
11.防波堤


1978.10.05  MOONY NIGHT
今現在、唯一CDを所有していないアルバム。全体的にビートの利いた、乗りの良さが特徴で、のっけの「月が射す夜」から乗せられる。
01.月が射す夜
02.あとがき
03.すれちがった肩ごしに
04.曙(あけぼの)
05.漂う
06.男物のシャツ
07.流れる
08.Bye Bye
09.やさしさに気づかないまま
10.夕凪


1979.04.25 Old Calendar(古暦)
風の最初で最後のベストアルバム。多くの曲が新しいアレンジを取り入れているセルフカバーアルバムでもある。1枚目が正やん、2枚目が久保やんという構成で、結局は2人でひとつのものを作り続けることの難しさが結局,こういう形になって表れた。
01.雨の物語
02.月が射す夜
03.忘れゆく歴史
04.冬京
05.海風 
06.海岸通
07.暦の上では
08.北国列車
09.ささやかなこの人生
10.お前だけが 
11.おそかれはやかれ
12.ロンリネス
13.古都
14.あとがき
15.トパーズ色の街
16.漂う
17.男物のシャツ
18.あなたへ
19.夜の国道
20.デッキに佇む女(ひと)



NX125 ローター&フロントホイール交換 その2

2013-10-02 17:23:56 | NX125

さて、早朝作業その2

フロントホイールを外していて思ったけど、盗難の心配があるバイクは、こうして前輪を外して保管したらどうだろ?



手押しでは持っていくのは大変だから、諦める?
いや、その気の窃盗犯はユニックで吊り上げるって聞くからダメか(^^;;;

前輪を外して、タイヤ交換は後日。。。これで、乗りたくても乗れなくなってしまった(T0T)

仕方ないので、やはり500円で落札のスプロケカバーを交換しよ  っと
結構ボルトが硬くて、チェンジレバーを外す事に(汗)



油脂類や泥やら砂やらの長年の汚れがビッシリと詰まっていた!
パーツクリーナーをガンガン吹きかけて、スプロケ側の汚れを掻き落とす。
カバーはサクッと交換。 これで気持ちよく回転するだろう。

今週中にタイヤ交換すれば週末乗れるが、果たして時間取れるかなぁ・・・

NX125 ローター&フロントホイール交換 その1

2013-09-30 16:55:06 | NX125
絶望的だったNX125のフロントディスクローターをヤフオクで入手したことで、NX125復活が一気に進んだわけだが、

実は、そのディスクローターを車体には装着していない(^^;

ナンバー取ったので何がともあれ乗りたいというのが、たいがい人の子の考えること。
ご多分に漏れず、私もそうであっただけ。

というわけで、表面が偏磨耗しているローターなので、パッドへの影響を考え早めの交換が良いということで、やはりヤフオクで入手してあったフロントホイール(なんと500円!)へローターを装着した。

今現在のフロントホイールは・・・・

赤錆の状態が結構深刻。 一度錆び落としを試みるが焼け石に水という感じで、最悪の場合、組織破壊によりポロッといきそうな心配もあるので、フロントはホイールの交換も行う。



交換するホイールも多少錆びは出ているが、今のホイールから見ればかなり状態が良い。

付いてきたタイヤは純正タイヤだろうか・・・こちらは完全にダメになっているので、タイヤは組み換えが必要。
こちらは、後日作業を行うということで、今日のところは新しいホイールの錆び落としとローター取り付けまで実施。

もしかしたら、前オーナーさんがベアリングがNGという事を言っていた様な気がするので、これも解決するかもしれない。
確かに、手で押した時にゴリゴリ感を少し感じてはいたが 普通に乗れてますがね~ (^^;

リアはフロントほど錆びは振興していないことと、ヤフオクでの金額が”普通”のうえ、錆びっぷりが今のより酷そうなのでボツとなった。

旅のお供カメラ いろいろ

2013-09-24 11:42:11 | カメラの・・・
さて、今回はカメラネタ。

4月ごろ、ネットに表示されたリスティング広告に釣られて、5000円を切った価格でツーリングのお供にとコンデジを購入した。
それまで、PENTAXのW10という防水デジカメを気に入って7年間使っていたが、バッテリーの持ちが悪くなってきたのと、さすがに最近の機種と比較すると画質が劣る。
600万画素は十分だったが、デジカメの”要”である画像エンジンが古いと、どうにもなりそうもない。

そこで、使用感が好みのPENTAX(今は&RICOHか)のカメラということもあって、即効で購入したのがLS465だ。
ある程度は覚悟していたが、届いた現物は実にチープだ。
樹脂製のボディーは、撮影しようと構える時にヘコム? ゆがむ?

そうはいっても1600万画素もあるんだから・・・と、ボチボチ使ってはきたが、写真を撮る時にいい加減にシャッターを切ってしまっているような気がしてならない。
旅の写真というのは「安かろう悪かろう」的では困るわけで、撮影シーンも含め、旅の記憶と一緒に残したいものだ。
やはり、撮影者の気持ちが乗っかるというのは大事なことなのだ。

LS465には悪いが、戦力外通告となってしまった。

そんなわけで次期、旅のお供カメラの物色を始める。
予算は、不景気な身分にはLS465と同程度。しかも、やはり防水。なんて条件つければ、量販店の叩き売りかオークションしか手は無い。
いろいろと選定をしていると、有力候補は絞られてきて、結局オークションで中古をゲットしたのがコレ。


SONY Cyber-Shot TX5

発売はかれこれ4年前のカメラだ。
1000万画素だが、レンズはカールツァイス
非常にコンパクトなボディにも関わらず、ズッシリ感がある。

選定理由は防水は勿論だが、電源のON/OFFがこのカメラの最大のポイントであったこと。
レンズカバーを下へずらす(写真の状態)と電源が入るという構造なのだ。

実は、前出のW10を使い始める前の主力コンデジは、Cybar-Shot U30だった。



コイツがコンパクトで使い勝手が非常に良かったので、同じようなカバーの開閉で電源がON/OFFできるカメラを探すと、現行機種ではSONYかフジフィルムだけだった。
フジの機種も最新機種にもかかわらず、1万ちょっとが実売価格で量販店で実機に触れて動作チェックも出来、電源ONから撮影までストレス無く行えるパフォーマンスにかなり惹かれたが、やはり防水じゃない事で、最後の一歩が出なかった。
といって、Cyber-Shotの現行機はやはり高い。かなり高い! 当然、予算大オーバーで手が出ない。

そこで、旧い型番をオークションで漁ったわけだ。
一つ前のTX20は新品が市場在庫にある関係で、やはり高い。
で、もう一つ前のTX10を一度ターゲットにするも、どうも評判がよろしくない。
電源ONからの動作がウソのように遅いことをGoogle先生で知り、選別した。

そうなると、もう一世代旧機種のTX5となる。
さすがに、4年前のカメラで、しかも防水、防塵、防振という機能のカメラだけあって、外装のやられ感もハンパない。
塗装がわるくリコール修理が2014年3月まで延長されたらしいので塗装が良くないこともあるようだ。

ゆえに! 根強い人気で入札で若干競い合ったが、所詮は旧く概観も良くないので安いことは安くゲットした。



これで、単車を運転中でも首からぶらさげたTX5はカバーを開ければ、即スタンバイ完了!

壊れるまでは、お供カメラ最前線体長決定である。

2年ぶりの更新(爆)

2013-09-20 18:44:31 | ピンクナンバー
放置すること早2年(汗)
久しぶりの更新である。。。

バイクを降りたわけではなく、それどころか、実は増車をしたんですよ!(@@)

コスパ最高のピンクナンバー車を!
世間ではピンクナンバーが再認識されて、注目があつまっているとか。
その証拠にHONDAは矢継ぎ早に、ピンクナンバー車種を投入し他メーカーに後塵を浴びせています。
我らが重工業も陰ながらがんばっちょりますが・・・・
YAMAHAやSUZUKIは努力が足りません。アジア系から逆輸入車が入ってますが、旧いまんまの車両や焼き直し程度の車両ばっかり。

そんな中ではありますが、今回増車した車両はコレ!



この車両を知っている方は、かなりの通。
HONDA NX125 カラー:ロスホワイト(この色しかラインナップされていない)
気になる方は、詳しい諸元をネットで漁ってください(爆)
バブリーな時代のピンクナンバー車で、HONDA伝統的血統車XL125系列の車両・・・と思われる(^^;
兄貴分にはAX250があることから、いわゆるマルチパーパス的な位置づけでラインナップされたものの、AXより更に稀有の存在で、当時は私を含め多くのライダーが
「けっ!ピンクナンバーなんかダサくて乗れねぇよ」
と良さも分からず鼻息荒く粋がっていたので、殆ど見向きもされず、モデルチェンジすることもなく、ひっそりと系譜から消えていったと思われる、気の毒な車両なのだ。

決してパワフルなわけでは無いが、非常にマイルドで乗りやすい。
見た目、大径タイヤを履いているので大きく見えるが、跨ると柔らかいサスが沈み足つきもよく、スリムなボディは扱いやすい。
乗ってみて良さが分かる。。。そうだなぁ~ 酒の肴のアタリメのような味わい深いヤツなのだ。

リアサスがProリンクなので、非常に動き良く路面にタイヤを接地してくれるし、ショックも吸収してくれる。
燃料タンクは8.5L(予備タンは1Lらしい)で、燃費は約35km/L。
オフ車特有のケツ痛いシートを我慢なり対策なりすれば、非常に良い下道ツーリングマシンなのだ。

自分の手元に来た段階で36000kmほど走ってあり、フロントブレーキの分解修理が必要だったが、タンク内も綺麗でキャブの掃除とチェーンの交換で「走る・曲がる・止まる」は問題なかった。
外観は、年式的にもヤレている感がたっぷりなので、お金かけず、手間かけて少しずつ見た目向上をしていきたい。

先日も富士の麓までキャンプツーリングで360kmほど走ってきたが、甲府バイパスでも十分車の流れをリードできる足は健全だ。さすが125フルスケールも伊達ではない。



HONDA製のエンジンはお世辞も音は良くないが、丈夫だろうから、2倍の7万キロくらいは走ってくれそうだ。

NX125が実に楽しいのは結構なことだが、CT110の稼働率が更に落ちそうである。
息子にバトンタッチする日まで、時にはムチ打つ走りをして調子を維持しなければならないから、頑張るよ。