さてさて、今度はD80へ予算配分が可能となったいきさつを書いてみる。。。
一眼デジカメのコーナーに吸い込まれそうな気持ちを抑えて、今日の目的は同じカメラでもビデオカメラである。後ろ髪を引かれながら、ビデオカメラコーナーへ向かう。
我が家の現行機はHi8である。さすがに2年ほど前から周りのカメラは小さく、銀色に輝くタイプに変わってきた。極たま~に、何をやってもブルー画面状態になるというトラブルも出てきたため、2年計画で蓄えをしてきた。去年、友人家族が量販店で、約5万円で購入したとVictorのDVカメラをお披露目してくれて、グラグラっと心が動いたが、そこまで迫ったハイビジョン時代・やはりビデオカメラもハイビジョンでなければ短命に終わると思い今年まで耐えた。エントリークラスはDV式が主流である「とりあえず手軽に」であればお勧めの機種が多い。ミドルクラスはDVD式とHDD式の選択ができる。DVDプレーヤや録再機の普及で各メーカーはカメラもDVD!と声高らかに謳っているが、画質の面で、まだまだである。もうしばらくはテープメディアに記録するという方式に軍配が上がる。それが証拠にいまだにTV局の取材カメラはβカムかハイビジョンDVである。更に使い勝手と言う面でHDDには欠点がある。それは本体に撮り貯めた映像を、いずれかのタイミングで外部へ取り出さないとならない。最新機種でもたかだか30GB程度では心もとない。まめな性格で、撮影後は必ずダビングを怠らない諸兄であればたいした問題では無いと言えるが。。。そこへ行くとDVテープであれば、撮影の都度、メディアを交換し、撮り貯めておくことができる。そしてダビング時に編集も同時行えば画質の劣化も防げるというおまけ付きである。
そんなわけで、購入対象はハイビジョンDVなわけだが、機種である。メーカーは現状ではSONYかCanonの二者択一である。他メーカーに先んじてハイビジョンDVを手がけてきたSONYには、今までずっと使ってきたという安心感とカールツァイスレンズというエッセンスがプラスされる。一方Canonは光学機器メーカー、特に最近のデジカメで培われた進んだ技術がある。間違いなく光学機器では国産No1であることは認めている。しかも新製品はフルハイビジョン1920×1080iで、ボディも非常にコンパクト。強く引かれるものがあった。
しかし、そんな悩みを吹き飛ばす事態となった。お相手をしてくれた店員が「これはいかが?」と進めてくれたのが、HDR-HC1なのだ。
一般向けハイビジョンDVの一号機で、出たときに非常に気になっていた機種である。「まだ、在庫あるの?」05年モデルの処分品と言うことで2台あるとのこと。はっきりいって現行のHDR-HC3は不細工なデザインだと思う。小さく軽く、そしてフルハイビジョン対応にはなったが、デザインが気に入らない
真横からだと、そうでもないのだが、斜め前(後)からの姿がいただけない
「価格は、この値段で精一杯ですが、一緒にアクセサリーをお求めなら、そちらでもう少しがんばります」という・・・
あれと、これと、そしてこれで・・・8万ちょっと!エントリー機でも新型買えば、これに近い金額になるだろう。それが、あなたハイビジョンよ!
というわけで、迷うことなく(実はCanonのiVISに未練があったが、記憶領域にD80という消去不能なデータが存在していたため)HDVビデオカメラをGet!した。このおかげでD80へ回せる算段がついたわけである。しめしめ・・・
息子の運動会、家内はビデオカメラを貸してくれるだろうか・・・
ちなみに我が家のTVはハイビジョンにあらず(笑)もっともTVこそ高額ゆえに焦ること無かれ、これからフルハイビジョンモデルがどんどん出てきて、似非ハイビジョンは姿を消し・・・やっぱり狙いはパイオニアのプラズマでしょうか