12月頃に書いた、自宅と事務所の電話環境だが、自宅はPanasonicのVE-PVC11L+パルディオ2台で快適に使用している。
子機間通話や子機間転送など、便利この上ない。
が、事務所用に設置したNECのWM56が残念ながらイマイチだったのだ。
・製品の不具合かもしれないが、通話中に突然切れる
・思わぬ誤算だったのが、2台の子機があっても1台しか着信設定が出来ない。
最初はこれも不具合かと思っていたが、ネット上に同じ症状が出ている書き込みがあるからPHS子機は1台しか優先着信の設定が出来ないのかもしれない。
・子機間通話は可能だが内線転送がうまく行かない。
これは、電池切れ寸前の状況時にもう一台の子機に通話を移す時くらいしか想定されないので、ガマンしてきたが、最初の不具合は事務所用だけに問題がある。
そこで、またまたオークションでの物色の日々が始まった。
一月くらいオークションを眺めた結果、Panasonic製で子機が付くタイプは人気があり、落札額が高額になる。
NTTのOEM品も子機があると、そこそこの金額で応札される。
そこで、狙うはNTTのDCP-***Lの親機だけで売られるのを待つとした。
で、数日前、とうとう出品されたDCP-560L親機のみを安価に落札した。
ただ、この時点でネット上で広く通っている情報では、PanaのOEM機にも関わらず、NTTの親機にはASTELやα-PHS系の子機は登録できないというものであった。
中身が違うというわけだ。・・・確かにNTTというブランドで売る電話機だから、DoCoMoのPHSしか登録できなくて当たり前といえば当たり前な理屈である。
もし、そうだったとしても自宅の親機へ手元のASTEL機(AT-33)を、自営3版で登録して、今回入手のNTT機を自宅でパルディオ子機を登録して使えば良いわけで、問題は無い。
さて、手元に届いたDCP-560Lを回線へ接続し、手元にあるOEM元のPanaの販売店用マニュアル通りに子機登録モードにすべく操作を行う。子機については情報が少ないので、試行錯誤を繰り返した結果。。。
おっとっと・・・できるじゃないか!?という嬉しい結果となった。
どうやら、ASTEL系の全ての端末が登録不可能なわけではなく、家庭用子機モードを持っている機種であれば登録が可能なのではないかという事で結論付けた。(詳しい事は不明だが結果は最高なので調べない)
そんなわけで、親機の情報はともかく、子機となる端末設定の情報が少ない中、手探りで見つけた登録手順を記録として残す。
先達の情報も役に立った。
(ちなみにAT-33は、オフィス子機としてPBXへの登録モードがあり、前出のWM56などへはオフィスモードで登録したが、家庭用親機には家庭モードでの登録となり、メニューへの入り口も異なるが、今回は家庭用の登録方法のみである)
【DCP-560Lの操作】
1.「保留」を押しながら「再ダイヤル」を「子機増設」 表示が出るまで同時に押し続ける。
2.内線番号「2」から「5」の内、登録されていない番号を1つ選んで押す。
3.2桁の暗証番号(11~99)をダイヤルボタンで入力する。
4.「保留」を押す。
【PHSの操作】(AT-33の場合)
5.電源を切った状態で「MSG」と「F」と「電源」を同時に押し続ける。
6.「登録」と表示される。
7.「2」を押す。
8.「家庭増設 内線No.」と表示される。
9.「0」と手順2で登録した内線番号を押す。(2桁目の表示はされない)
10.「家庭増設 暗証No.」と表示される。
11.手順3で入力した2桁の暗証番号をダイヤルボタンで入力する。
12. SO開始と表示される。
13.「SET」を押す。
14.「SO開始」と表じれ、しばらく待つ。
15.「SO完了」と表示されたら「MSG」ボタンを押す
16.「ピー」が鳴り自動的に再起動される。
17.DCP-560Lから「ピー」音が聞こえ「登録完了」と表示される。
※親機-子機間、または子機間での内線No.は一桁で利用する。