883スポスタとCT110を愛するオジヤンライダー

リジットスポスタ883とCT110ハンターカブ、NX125、WAVE125iを乗り回す、カメラ好きなオジヤンライダー!

新しい相棒

2013-11-06 11:07:23 | ピンクナンバー

イチョウと新しい相棒WAVE125

先日、北陸に住む友人から所有のバイクを1台整理するという知らせが届いた。

初夏の頃も一度そんな話があったが、予算や置き場所確保も難しいことから見送っていたが、今回は破格のお友達価格だった事と、運よく置き場所が整ったことからヘソクリを叩いて清水の舞台から飛び降りてしまった(^^;;;

9月にNX125が可動開始し快調に動き回っているのでCT110の稼働率は激減。
ピンクナンバーでなければ、減車するところだが、任意保険が自動車保険の特約付加なのはやはり大きなメリット。

さて、そのWAVEだが譲り受けた時点でスペアキーが無かった。
で、タイカブ最高級を謳うだけあって、シャッター付のため、キーとシャッターキー一体型のタイプである。

メーカー発注など考えたシャッターキーの方だが、ネットを検索した結果、案外単純な構造という事が判りヤフオクでシャッターキーのベースを400円弱で入手し、手順どうりの作業でスペアが作れてしまった。(もっとも元キーが無ければ、キーシリンダー一式交換という事になるが)
が、、、
街角の鍵屋で簡単に作れると考えていたメインキーの方が手間取った。

キーの溝形状が、国内には無いタイプで、鍵屋さんの言う「板材」が世間に無いらしい。
若干疑うも、板材メーカーに該当品があるなら、お取り寄せという提案もあるだろうが、鍵専門店でも「作れない」というのだから、無いってことなんだろう。
こういう事態になって、国内で正規販売していない車両というのは苦労することを実感。
いっその事、キーシリンダー一式交換も考えたが、費用もかかりそうで諦めた。

鍵屋を専門店も含め4店ほど回ってのダメ出しで、半ばスペアキーは諦めていたが、最後に行っていない地元ジャスコ(マックスバリュー)のテナントでやっている、合鍵も作れる便利屋を訪ねてみた。最初は他の店と同じように一生懸命に適合する板材を探している。
と、、、ノギスを持ち出し「YAMAHA」用の板材が形状的に近いと計り始めるじゃないか!?

0.1~0.2mmの差で小さめだから試してみる価値はあるかもしれないが、全長が長いので、先端を切って加工しなければならないので、少し時間が欲しいと言うではないか。

そんなもの「気の済むまで預けます」と即答し、委ねることに もう期待に胸膨らんじゃったよ(^^)

指定の時間より少し遅めに再度、訪問すると、意外な答えが
「さっきの板材だと、やっぱり無理かもしれないから、別の板材で作ってみた」と。
出されたキーは、別の鍵屋でも見せてもらった、溝が二本有るタイプで、別の鍵屋は「一本と二本のタイプに互換性は無い」と言われていたのだ
こりゃ肩透かしか と、苦笑していると
「溝が無いとダメだが、多い分には問題ない」と、そして「駄目な場合もあるから、ダメなら返金します」という答えが!

この”やってみてダメなら返金します”の言葉が、どこの鍵屋からも聞けなかったのだ。
たとえ使えなくても、ダメ元で試そう!とは思っていたが、鍵屋のその言葉がPro意識を感じるってものであろう。

このオジサンのノギスで測って検討する姿や返金するというPro意識に感謝の言葉を伝え、もしダメであっても代金はそのまま支払うと思い帰宅後テスト。

実は、どこの鍵屋へもキーのみ持ち込んでいたが、こういうレアなケースの場合、実車で行くのが懸命であると思った(当たり前か^^;)
一つの鍵屋は実車があれば、試したい板材はあるような事を言っていた。

装着実験の結果、見事問題なく使用できた!
良かった~! というわけで、↓ が、その写真 

本物(1本溝)とスペアキー(2本溝)

私のWAVEが2008年モデルと思われるが、年式によっては、うまく行かなかったかもしれない。