ほぼ生まれて初めて作った、家の雑煮の写真。
今までは母が作っていたから手を出せない領域だった。
あれは正直に言って……冒涜的な表現で失礼……とても食えた物じゃなかった。
肉パサパサ、野菜ほとんど生、餅は表面どろどろなのに固い、麺つゆの味しか無い、なのにお代わりはノルマ、残る大量のゴ○……全て事実。
というわけで。
年末年始のホテル巣籠もりを終えてから、普段の食事として雑煮を作った次第。
くるくる薄く野菜の皮むいて、念入りに下茹で。
鶏肉は表面だけ、さっと焼き目をつける。
具材を合わせ、麺つゆベースにショウユで味を調え、沸騰させないよう注意しつつ丁寧に灰汁を取りながら煮込む。
トースターで焼いた餅を椀に入れ、出来たおつゆを注いで、削り節を散らして完成。
(本当は、はばのりや青のりもかけるが割愛)
食べた瞬間、感無量。
料理漫画の審査員みたいなリアクション取りたくなった。
材料も、基本的な手順も同じなのに、まさかここまで味が違うとは。
これなら冬の間ずっと食べてもいいくらい。
麺類と合わせてもいいし、いっそ餅入れなくてもいい。(それはもう雑煮じゃない)
今のところ、家内安全も続いてるし、来年の年末年始は、もしかしたら普通に家で過ごせるかな……。
それでは。また次回。