好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

フェイスブックの犯罪者たち。

2021-04-17 | その他ミステリ
『ルビンの壺が割れた』(by宿野かほる)、読了。

発売当時、書店の平積みで、尋常じゃない勢いで宣伝されてたのを覚えている。

それを先日、図書館で何気なく借りた。
文庫じゃないのに意外に薄い。
パラパラめくると字も多くない。
その際、指が滑って、最終ページが一瞬見えて、少しだけ嫌な予感をおぼえながら、気を取り直して読み進めた。

読み終えて、ネタバレ厳禁と宣伝されてた理由を察した。
ネタバレするほど驚く内容、入ってないから。

ネット上での男女の話だから、最低でも、一人二役とか実は同一人物とか、ネットならではのトリックがあると思ったが何もナシ。
こういう設定と展開とオチなら、普通に文通で良くないか。

2017年の作中で、50代の個人がスマホでなくPCのフェイスブックのメッセージで長文を延々とやり取りしてる事そのものが不自然。
と言いますか、もし自分の所にあんな異様な連絡来たら即ブロックですわな。
まさか、あんな強調文字で相手を挑発するなんて絶対ないわ。ない。

体調不良でも読み通せる本という意味で、いい時間潰しと記事のネタになりました。

それでは。また次回。

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