▶この日は列車でケルンへ移動しました。
❤ 世界遺産ケルン大聖堂(教会・修道院⑬)当日は曇りでよく撮れず、2010年撮影の写真です。
▶最後の朝、ヨーラは寂しそうでした。
◆2022年9月15日(木曜日)3701歩
今日でロストックの猫家族とはお別れ。特にヨーラはトランクの関係で車が一杯になるため、家の前でお別れしなければなりません。そのせいか何だか朝から元気がありませんでした。8時に朝食。盛大に朝からチキン、ベーコン、エビフライ、エビの燻製、燻製チーズ、お米のパン、庭で採れた葡萄と出ました。朝食中に「あとで緑とお弁当を作るから」とご指名がありました。台所に行くとお握りを作りたいのだと言います。2人で炊き上がったご飯にエビ、スモークサーモンを入れてお握りを作り、海苔で巻きました。今まで何回この台所で一緒に料理をしたかしらと思い出を辿りながら…。大きな手提げに入れたたくさんのお握り、葡萄、林檎にケーキまで持たせてくれました。ヨーラ、本当にありがとう。
最後はヨーラも笑顔でハグしてお別れしました。ヘルヴィックもいつも穏やかな笑顔でどこにでもつき合ってくれて本当にありがとう。ホームで無事にミュンヘン行きの ICE に乗ってお別れ。今度2人が日本に来ることがあったら私たちが心を込めてお迎えします。
今日の列車はハンブルクで乗り換えます。10時25分発でハンブルクまで2時間1分なので予約席は取っていませんでしたが、十分席が空いていたので困りませんでした。溜まってしまった日記をこの間で書きました。でもハンブルクからシュトゥットガルト行きの IC に乗る予定でしたが、またもや列車の遅れが発生。ケルンまでは4時間4分かかるので座席を予約してありました。駅の雑踏で待っている間は落ち着かないのでがまんして、やっと来た列車に乗ってからヨーラのお弁当を皆で美味しくいただきました。お弁当を食べた後は啓子さんとゆっくりお喋りしたりウトウトしたりして過ごしました。
ケルンには50分遅れの17時40分に到着。駅に直結したホテルにチェックインしてすぐ大聖堂(教会・修道院⑬)に行ってみました。見学時間は午後6時までかと思っていました。それなら10分ほどしかありませんでしたが、夜7時まで見学ができることがわかってホッとして入館しました。この時間でもまだミサをしていて入れない場所が一部あったので、いずれもう一度来る予定です。啓子さんにとってはベルリンとケルンを見学したいというのが今回の旅の希望だったので、この大聖堂も目玉でしたが、まだ2日間あるので何とか時間が取れるでしょう。
❤ 大聖堂内のキリストシリーズのレリーフを撮影する啓子さん
❤ 大聖堂内の祭壇(名前はわかりませんでした。)
大聖堂を出ると広場には土砂降りの雨。ウクライナへの侵攻に反対する集会でしょうか、ウクライナの国旗を立てて準備をしていたのですが、あっという間に濡れてしまい、集会を諦めて片づけ始めたところでした。私たちも雨の中を「北京亭」に行くことにしました。以前三津夫と入って美味しかったのでその後友人と来たときにもここに入ったところ、その美味しさがなくなっていたのです。でも他のレストランを探し回るにはこの雨ですから、今日はどうなっているかとやはりここに入ったのでした。ちょっと心配しつつお試しにチャーハンを頼んだら美味しかった! ホッとしました。中華料理のよいところはみんなで分け合って食べても恥ずかしくないことです。啓子さんと三津夫は地ビールで乾杯し、すごく嬉しそう。啓子さんとの旅もあと残すところ3日となっています。
❤ 大聖堂近くの北京亭にて乾杯!!
それにしてもここのホテルは予め名前と人数を知らせてあるのに、1人で泊まる啓子さんの部屋の方が高い料金なので、おかしいと思ってお互いに部屋を見合ってみました。するとなぜか啓子さんには広くて高い料金の部屋を、私たちには狭くて安い部屋をあてがっていたのです。どうしてこうなるのか不思議でたまりません。そこでお互いの部屋を交換して、私たちが高いけど広い方の部屋を取ることにしました。この部屋では2人分の大きなトランクをしっかり広げることができてホッとしました。
明日はベルギーのリエージュまで国境を越えての旅となります。
旅に出る前は、ケルンで啓子さんの帰国に備えてPCR検査をしなければいけないことになっていたので、朝のうちに大聖堂横の橋を渡ったところにある検査施設に行く予定を組んでいました。でも出発直前にワクチン証明のある人には PCR 検査の必要がなくなり、シルヴィアがケンプテンに泊まった折にキャンセルしてくれたのでした。おかげで明日は早めにベルギーに向かうことができます。
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