本日のカンブリア宮殿で、「鎌倉シャツ」というのが紹介されていた。
名前だけはうっすら知っているような、知らないような・・・。
このシャツを作っているのが、福島の「リオ・ビアンコ」という縫製工場だ。やはり、原発の影響で、中国からの研修生が帰国したり、仕事が他に流れたりで売上が3割ダウンとの事。なかなか厳しい。
20人の新人が入社するものの、縫製経験が無い人がほとんどなので、教える方も教えられる方も大変みたいだ。でも、前職を失い、全然違う職業に挑戦する勇気と行動力に脱帽。
話を戻して、この鎌倉シャツは生地も良くて日本で縫製をしているのに、お値段は5000円~とお求めやすい価格。
(でもまぁ普段、夫に買うワイシャツは、3900円までだけど。1回か2回は5000円位のを買った事が有るかもしれないけど。)
ミシンショーで見たようなミシンが並び、まち針も目打ちも使わずに、指と手加減でサッーーサッーーーと縫われていく生地達。
脇は「巻き伏せ本縫い」という縫い方をしてある。この縫い方は、高級シャツの証らしい。
2枚を縫い合わせてから、縫い代をロックミシンで始末するのは普通の中国製の普通のやり方らしい。私も洋裁教室のホビーコースで教えてもらって縫う時もこのやり方。
今度は、巻き伏せ本縫いにも挑戦してみようか?いやいや、心は折れて、早く出来る普通の中国製のやり方にしてしまいそう・・・。
番組の最後に 「あなたは明日、何を着て行きますか?」という問いに、
夫は 「安物の少し大きめの半袖シャツを着て行きます!」と答えていた。
そうなんだよねぇ~。安い半袖シャツってサイズ通り買っても、何か大きいよね。
長袖はちゃんと計って買うから、割と大丈夫なんだけど。。
そんなこんなで、鎌倉シャツを買おうと検索してみると、大阪にはお店が無い!オンラインショップは有るけどさ。
がっかり~~。
今、思い出して、夫のクローゼットを確認したらまだ有りましたよ!テーラーでオーダーしたオーダーシャツが!これが一番高級なシャツだったわ。
これも「巻き伏せ本縫い」だ。(多分。テレビで見た感じを思い出せば。)
でも、これ、洗濯したらピッチピチになっちゃって着れなくなったんだよねぇ~。もともと細めの形だったし。洋裁教室で先生に愚痴ったら「アイロンで伸びると思いますよ。」ってアドバイスを受けてやってみたけど、伸びたんだか伸びてないんだか分からないし。
受取りは私が一人で行ったんだけど、箱を開けて中を見たら、あちこちから糸が出てて、すっごくがっかりした思い出が有る。
今でもそこからご案内のはがきは来るけど、まぁ~まず行かないだろうねぇ~。
そうだ!一緒に作ったスラックスも今年は少し痩せたから、入るんじゃない?
後で聞いてみよう。