先月に引き続き、神戸ファッション美術館の服飾文化セミナーに行ってきました。(個人向け講座は予約無しで誰でも参加出来ます。)
今日のテーマは「クルタ」。(クルタ:インド等で着られているパジャマのような形の服の事。(だと思う。))
いつもは、ガラス越しの展示室か収蔵庫に置かれている、ダッカモスリンのクルタが登場しました!
ここまでのクラスのものは、数が非常に少なく貴重な物だそうです。
ダッカモスリンとは・・・・
4500年前、インダス川流域で布作りが始まって、染色技術が・・・・と、???・・・うーーーん。。
とても詳しくお話が有りましたが、地理と歴史とカタカナが苦手な私には、ちょっと(?)分からなかった・・・。
エジプトの麻とか木綿に話が及ぶと、頭の中はこなだ見たツタンカーメンの世界へ。。。
ミイラのグルグル巻きに思考が行ってしまったり。。。分からない話になると、遠くに行ってしまうんです。 (´⊆`*)フフッ。
話をもどして、ダッカモスリンっていうのは、「風の織物」と言われるくらい薄くて軽い木綿で、
すごく繊細な手仕事で、それは聖職であり、ガンジーが出てきたり、(ガンジーって、あのガンジーね。)
だけど、イギリスの産業革命の機械化によって、似たような物が出来るようになると、
みんな「あっちが本物で良いのは分かるけど手に入らないから、私はこっちで良いよ♪」って言ったりして、
本家のダッカモスリンは衰退していってしまったという、理由はそれだけじゃないかもしれないけど、
何となく、そういう感じ。
で、フランスでは、イギリス製の綿が大量に輸入されると、ナポレオンが・・・、新古典主義が・・・、
先月の18世紀のアビアラフランセーズの講義でのイギリス文化からの影響とつながっているのかいないのか・・・・。
アメリカのテキサス綿のお話もチラっと出た。
この話を聞いて「あなたのTシャツはどこから来たのか?」っていう、世界の綿業界について書かれた本を思い出した。
図書館で借りて読んだんだけど、感想文がなかなか難しくて書けなかったんだよね。
これもまた古くならないうちに読みたいと思ってたんだった。
ちょっとばかり勉強したからって、学生の時からの知識の無さが消えるわけでもなく、悲しいかな時間軸がつながらない。
年表とか苦手なんだけど、ちょっと図書館で勉強してみよう。
で、いよいよ、クルタに施されている刺繍を見た。
高性能カメラによる可視化
(ビジュアライゼーション)により、
肉眼では全く分からなかった世界が見える。
2.5cmの超長繊維が緩やかに織られている様子、幅1ミリのチェーンステッチ等、気の遠くなるような世界だ。
目の前の世界が、実はこんなに大きなものだったなんて。感動!
今日の講義も面白かった。
来月(7/7)は、18世紀のレースがテーマ。
こちらも楽しみ~~。
講義終わりで、カレーうどんを食べた。
何で?って、インドつながりで♪
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