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苦難を乗り越えてようやく結婚というゴールに辿り着いた秋篠宮家長女の眞子さんと小室圭さんに、またしても越えなければならない壁が立ちはだかった。今年7月、アメリカ・ニューヨーク州の司法試験を受験し、現地の法律事務所で働く予定だった小室さんだったが、試験の結果は不合格。物価の高いニューヨークで生活していくためには高収入を得る必要があるが、いきなり暗雲が漂ってきた。
「“普通のカップル”なら生活費を抑える方法はいくらでもありますが、皇室関係者である眞子さんはそういうわけにはいきません。ニューヨークの中でも治安が良い地区で、なおかつセキュリティがしっかりとした物件を選ぶ必要があり、すでに目処を付けている物件は家賃が月額80万円と言われています。
小室さんがもし司法試験に合格していれば、弁護士として初年度から2000万円前後の年収が得られる見込みでしたが、現在の法務助手のままなら年収は600万円程度。眞子さんは結婚の際に支給される一時金も辞退しており、遠からず生活が立ち行かなくなることは明らかです」(皇室ジャーナリスト)
秋篠宮さまは2人の結婚の条件として、「国民から広く祝福されること」と「経済的基盤の確保」をお求めになったが、1つならず2つとも実現が難しくなる可能性さえ出てきた。小室さんは来年2月の司法試験に再挑戦する意向といわれるが、果たして次は大丈夫なのだろうか?
元財務官僚で米ニューヨーク州弁護士資格を持つ山口真由氏は、『あさパラS』(読売テレビ)で「(アメリカ副大統領の)カマラ・ハリスさんもカリフォルニア州の弁護士試験を1回落ちています」と、小室さんをフォローした。
「確かに、あれだけの大物も一度落ちていて、その後、弁護士となり今は副大統領というポジションにいるというのは、勇気づけられる話です。ただ、ニューヨーク州の弁護士資格を持つ国際弁護士の清原博氏はスポニチの取材に、『当時のカリフォルニア州の司法試験は別格で難しく、“落とすための試験”と批判を受けたほど狭き門だった』と指摘していました。州やその年によって試験の難易度は異なりますし、カマラ・ハリスとは比べられないでしょう。
これまで小室さんは、ロースクールで司法試験に向けた勉強に集中できる環境でしたが、今後は法律事務所で働きながら試験勉強をすることになります。救いがあるとすれば、日本の司法試験は年1回ですが、ニューヨーク州は年2回。半年でチャンスが巡ってきますが、次がダメだったらいよいよ厳しい目が注がれることになる。文字通り“背水の陣”での挑戦になるでしょう」(皇室問題を取材するフリー記者)
仮に2度も落ちれば、法律事務所での立場が難しくなるとも言われている。夢に描いたニューヨーク生活が“絵に描いた餅”に終わらなければ良いが……。
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中国湖北省・武漢市で昨年12月に発生した新型のコロナウイルス(2019-nCoV)の流行に、日本と世界がパニックになっています。
ヒトに感染するコロナウイルスの中には、SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)のように重症の肺炎を起こすものもありますが、多くは軽い風邪の症状が表れます。一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)をコロナウイルスが占めます。
新型コロナウイルス肺炎 がん患者の致死率高く
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新型コロナウイルスの感染力は、普通のインフルエンザとさほど変わらず、致死率もインフルエンザ並みの0.2%程度(湖北省を除く)で、10%にもなるSARSよりずっと低いと言えます。その意味では、少し冷静な対応も必要だと思いますが、高齢者や持病をもった人が死亡するケースは多いことが分かっています。年齢とともに致死率は高くなり、40代では0.4%、50代で1.3%ですが、60代が3.6%、70代は8%、80歳以上になると15%にもなります。
がん患者の場合も、致死率は5.6%と高く、注意が必要です。とくに抗がん剤を使っている患者さんは、感染をできるだけ避けることが大切です。
加齢による免疫力低下
新型コロナウイルス感染症と同様、がんも年齢とともにリスクが上がります。男性の場合、55歳までにがんになる可能性は5%程度ですが、65歳では15%、75歳では3人に1人にまで上昇します。
私たちの体内で発生するがん細胞の数は、遺伝子の「経年劣化」により、年齢とともに増えていきます。同時に、がん細胞を監視する免疫の働きも加齢によって衰えます。この結果、年齢とともに、がんに 罹患りかん する人の数は増えていきます。一言で言えば、がんは「老化」と言えます。新型コロナの感染と死亡が高齢者に多いのも、加齢で免疫力が低下することが大きな要因と言えるでしょう。
原因の半分以上は生活習慣
さて、がんは高齢者に多い病気であると同時に、男性に多い病気でもあります。2017年にがんで死亡した人は37万3334人ですが、男性22万398例、女性15万2936例で、男性が女性の1.44倍でした。がんと診断される人の数も、男性が女性の約1.3倍(2016年)です。
この理由は、連載のなかで詳しくお話ししていきますが、がんの原因の半分以上が生活習慣によるもので、喫煙も飲酒も運動不足も、男性に多いことが主な原因と言えます。乳がんは40代、子宮頸がんは30代が発症ピーク
しかし、実は54歳までは、がん患者の数は男性より女性に多いのです。55歳で男性が女性を上回り、年齢ともに急激に増えていきますから、全体では男性が多いのですが、30代に限れば、女性のがん患者の数は男性の2.5倍(2016年)にも上ります。
これは、女性の「二大がん」である乳がんと子宮 頸けい がんが若い世代に多いことが理由です。乳がんは40代、子宮頸がんは30代が発症のピークなのです。
50歳過ぎて前立腺がんは増え、乳がんは減る
乳がんは前立腺がんとともに、性ホルモンの刺激で増殖するがんです。実際、進行した乳がんや前立腺がんでは、女性ホルモン、男性ホルモンの分泌を抑える「ホルモン療法」が行われます。
そして、男性の場合、高齢になっても男性ホルモンが出続けますから、前立腺がんは年齢とともに増加します。一方、女性では50歳過ぎで閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が止まって増殖刺激がなくなりますから、40代の後半にピークがきます。
子宮頸がんは、性交渉による「ヒトパピローマウイルス」の感染が原因になります。これは、女性の7割以上が一度は感染経験を持つ、ごくありふれたウイルスです。感染経験がなければ子宮頸がんは発症しません(処女の女性にはまず発生しません)。「性の解放」とともに、好発年齢が若くなっており、今や30代がピークで、20代にも急増しています。女性は、若い頃からがんに備えておく必要があるのです。
一方、男性は50代から急激にがんが増えていきます。65歳までに6~7人に1人が、がんになりますが、75歳まででは、3人に1人、そして、生涯では3人に2人近くが罹患します。もはや、がんになることを想定した人生設計が必要と言えるでしょう。(中川恵一 放射線科医)
中川 恵一(なかがわ・けいいち)
東京大学大学院医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。
1985年、東京大学医学部医学科卒業後、同学部放射線医学教室入局。スイスPaul Sherrer Instituteへ客員研究員として留学後、社会保険中央総合病院(当時)放射線科、東京大学医学部放射線医学教室助手、専任講師、准教授を経て、現職。2003~14年、同医学部附属病院緩和ケア診療部長を兼任。