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欧州でコロナ感染悪化、制限措置厳格化や追加接種拡大の動き相次ぐ

2021-11-19 15:52:55 | 日記

ロイターニュース様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

[ベルリン/パリ/マドリード/ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州諸国で新型コロナウイルス感染状況が悪化している。感染者数が急増する中、感染拡大抑制に向けた措置の厳格化やワクチンの追加接種(ブースター接種)の対象を拡大する動きが広がっている。

ドイツのメルケル首相は18日に感染第4波の抑制に向けた措置を巡り各州の首相との合意を目指す。ロイターが入手した閣議向けの文書草案によると、公共交通機関や職場でのワクチン証明書もしくはコロナ検査での陰性証明の提示義務付けのほか、レジャー関連を対象とした制限措置の厳格化などが盛り込まれている。

17日の新規感染者数は5万2800人強と、1週間前から30%超急増し、過去最多を更新した。ドイツでワクチン接種を完了した人は人口の68%と、西欧諸国の平均を下回る。追加接種を受けた人も人口の5%程度にとどまっている。

新型コロナ感染の第5波に見舞われているフランスでは、1日当たりの新規感染者数が2万人を超え、8月25日以来の最多に達した。

スペインのサンチェス首相は、これまで70歳以上を対象としていたワクチンの追加接種を60歳以上に拡大すると発表した。

スペインでは人口の79%がワクチン接種を完了しているものの、新型コロナ感染率は10月終盤から着実に上昇している。


17日時点の10万人当たりの感染者数は96人と、前日の約89人から増加。しかし、オランダの同900人超、オーストリアの同1400人超と比較すると依然低水準にとどまっている。

ベルギーは感染の第4波に対応するため、感染抑制策を厳格化すると発表した。20日から10歳以上を対象に、カフェやレストランなどの屋内では着席時以外のマスク着用が義務付けられる。

また、12月半ばまでは少なくとも週4回、その後は週3回の在宅勤務を国民に義務付ける。

オーストリア、ロックダウン再導入 ワクチン未接種者対象

[ウィーン 14日 ロイター] - オーストリア政府は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、ワクチン接種を終えていない人を対象としたロックダウン(都市封鎖)措置を15日に導入すると発表した。感染者が記録的な水準となり、集中治療室(ICU)の病床が逼迫しつつある事態に対処する。

欧州は再び、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の震源地となっており、一部の国で規制再導入を検討する動きが出ている。オーストリアは欧州で感染率が最も高い国の一つで、直近7日間の感染者数は人口10万人当たり815人。

ワクチン配布前の全国的なロックダウン時に適用された行動制限が再び導入されるのは欧州で初めてとなるが、今回はワクチン未接種者のみが対象となる。

シャレンベルク首相は記者会見で、ワクチンを接種していない人は通勤や必需品の買い物などを除いて外出ができなくなると説明。必要な措置だと強調した。

オーストリアでは接種を終えた人は人口の約65%で、西欧でかなり低い水準となる

中国で最大規模のデルタ株流行、東北部・大連からの人流制限も

[北京 15日 ロイター] - 中国が新型コロナウイルスを巡り、感染力の強いデルタ変異株のこれまでで最大規模の流行に苦慮している。一部の地域では感染が急速に拡大している東北部の都市・大連からの人々の流入を制限している。

公式データに基づくロイターの算出によると、10月17日から11月14日の間に中国本土では症状が確認された国内感染者数が1308人報告され、夏季のデルタ株流行時の感染者数1280人を上回った。

これは中国で最も広範囲に広がったデルタ株流行で、21の省・地域・市に影響を与えている。多くの他国の流行に比べれば小規模だが、中国当局は「ゼロ寛容」政策の下、感染阻止に躍起になっている。


12の省レベルの地域では、厳格な接触者追跡、リスクのある地域の人々に対する複数回の検査、娯楽や文化施設の閉鎖、観光や公共交通機関の制限といった規制の迅速な実施で、数週間以内に感染を抑えた。

しかし、大連ではウイルスとの戦いが続いている、と国家衛生健康委員会の担当者は13日のブリーフィングで語った。

ロイターの算出によると、人口750万人の大連では11月4日に最初の有症者が報告されて以来、1日平均で約24人の新規感染者が確認されており、これは中国の他のどの都市よりも多い。


丹東、鞍山、瀋陽など大連近郊のいくつかの都市では、大連からの来訪者が自由に移動できるようになるには施設で14日間隔離しなければならないとしている。

中国本土では11月14日時点で、国内の市中感染者と海外からの感染者を含め、症状のあるコロナ感染者が累計9万8315人確認されている。死者数は累計4636人。


「あなたの年じゃ子供は産めないでしょ?」嫌味な義母の介護とマザコン夫に限界感じた妻の"最終手段"

2021-11-19 15:30:00 | 日記

プレジデントオンライン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

介護が離婚の原因になることはあるのか。夫婦問題研究家の岡野あつこさんは「介護離婚の相談は実際にある。我慢を重ねた末に『もう限界』と新たなステージに向かう人は少なくない」という――。
我慢を重ねて限界を迎える人も少なくない
人生100年時代、私たちの平均寿命も延びている一方、介護が必要な人も年を重ねるごとに増加している。離婚の理由については、ここ数年変わらず「性格の不一致」がトップだが、それでもジリジリと目立って増えてきている印象が強いのが「介護離婚」だ。

「介護離婚」とは、夫婦どちらかの親が、介護が必要な状況になることで夫婦関係が悪化し、離婚にいたることを指す。親の介護がきっかけで離婚という選択をする夫婦の年代は、40~60代が中心で決して若くはない。人生経験を積んでいる世代ではあるものの、我慢を重ねた末に「もう限界」と新たなステージに向かう人たちも少なくない。

たとえば、「介護離婚」にいたった夫婦の事例として、こんなケースがある。

※プライバシーに考慮して、事実関係の一部を変更しています。あらかじめご了承ください。


介護・仕事・育児を1人で抱えることに…
【CASE1】義父の介護と仕事、育児に奮闘する妻の「これ以上、無理」
Mさん(41歳)は6年前、同じ地元で2歳年上の自営業の男性と結婚し、現在4歳になる子供がいる。平日は育児のかたわら、近所のファミリーレストランと居酒屋でのアルバイトを掛け持ちでしていた。「夫の収入はコロナの影響で激減したので、私がバイトをして家計を助けようと思っていた」。

そんな彼女の考えが大きく変わることになったのは、昨年のことだった。夫の父親が倒れ、幸いにも一命はとりとめたものの、介護が必要な状況になった。「私は今の生活を変えたくなかったので、義父には施設に入ってもらいたかった。ところが夫の『親父を施設には入れたくない』というひと言で、私が義父の世話をすることになった」。

Mさん夫婦と義父の住む家とは自転車で20分。義母はすでに他界し、ひとり暮らしをしている義父の家に通う形でMさんの介護生活はスタートした。朝は5時に起きて夫と子供の朝食をつくり、子供を保育園まで自転車で送った後、義父の待つ家に行って朝昼兼用の食事の支度と掃除や洗濯を済ませてファミレスのバイトに行き、子供が帰って来た後は自宅の家事。子供に夕食を食べさせて寝かしつけた後、再び義父の家に行き、夕食と入浴、就寝の手伝いをしてから、今度は居酒屋のバイトへ。
「普通、介護は嫁の役目でしょ」
「自分の世話は嫁にさせて当然」という義父の態度にも不満だったが、それを伝えても「どこの親もそんなもんでしょ」と受け流す夫のリアクションにも腹が立つばかりだった。

Mさんがキレたのは、「最近、やたら機嫌が悪いし、家事の手抜きが多くない?」という夫のひと言がきっかけだった。「親の介護を私に押しつけておきながら、家事や育児にはノータッチ。それでいて、感謝の言葉すらなく文句を言ってきた夫に対し、イライラがピークに達した」。

それでも、Mさんは冷静に、夫と子供の朝食の支度と保育園に送っていくことだけでも負担してほしいと相談したところ、即座に却下。「普通、介護は嫁の役目でしょ。お前がバイトを辞めればいいだけの話だろ?」と一蹴されたという。「その言葉を聞いて、『あ、私はこれ以上もう無理だわ』と悟った」というMさんは現在、義父に施設に入ってもらうか、離婚をするかの二択で夫と話し合いを進めているところだ

朝食写真=iStock.com/kuppa_rock※写真はイメージです

ひきこもりがちな思春期の息子、持病が悪化した義父…
【CASE2】「妻と息子」より「自分の両親」と住むことを選んだ夫
「人生に『もしも』はないと言うが、『もしも、介護さえなければ』と思わざるを得ない」と話すのはTさん(52歳)。職場で知り合った1歳年下の会社員の夫とは、今年で結婚15年目になる。夫婦には、小学校の終わり頃から不登校になり、毎日自室にこもりがちな息子がひとりいる。思春期に入り、難しい時期を迎えようとしている今、Tさんの心配の種でもあるという。

そんなTさんに、もうひとつ深刻な悩みが増えたのは半年前からだ。きっかけは、夫の父親の持病が悪化したという連絡が母親からあったことだった。「夫は遅くにできた待望のひとり息子だったこともあり、両親に溺愛されて育ったと聞いている。年老いた両親のことが心配な気持ちも理解できたので、『しばらく実家にいてあげたら?』と私のほうから提案したのは事実」。

妻からのすすめもあって、Tさんの夫は介護休暇を取得。しばらく実家の両親のもとで暮らしていたものの、父親の体調が落ち着いてきたタイミングで職場復帰を果たした。
「僕にとっての家族は、父と母だと気づいた」
ところが、Tさんと夫の関係は以前とは違ったものになっていった。「ちょうどその頃、息子の状態も今までになく不安定になりはじめた。家のなかの空気が重苦しくなり、毎日のように息子のことで不安や愚痴をぶつける私に嫌気が差したのか、夫は毎週金曜日の夜から実家に帰り、月曜日はそのまま実家から出社。平日の夜は私が寝静まるのを待ち、深い時間に帰宅するようになった」

Tさんとできるだけ顔を合わせないようにしているとしか思えない夫の行動に疑問を感じた彼女は、夫にそのことをたずねた。すると、夫からは驚きの言葉が返ってきたのだった。「今回の介護生活をしたことで、僕にとっての“自分の家族”はキミや息子ではなく、父と母だったと気づいてしまった。誰よりも僕を頼りにしてくれるのも、僕に愛情を寄せてくれるのも、キミや息子ではなく父と母だったんだ」。

「じゃあ、私と息子のことは大切じゃないの? どうでもいいわけ?」と思わず責め立ててしまったTさんだったが、夫からは「申し訳ない。この生活が嫌なら別れてほしい」と静かに告げられただけだったという。Tさんは、「今すぐ別れて息子と新しい生活をはじめたほうがいいのか、あと何年先になるかわからないが、両親をみとって夫が私たちのところに戻ってくるまで待つという選択をするべきか、迷っている」とため息をついた。

「あなたの年じゃ子供は産めないでしょう?」
【CASE3】もともと複雑な嫁姑関係が介護で悪化。姑と夫の仕打ちで逃げ出した妻
「そもそも結婚した時から、お義母さんとはギクシャクした仲だった。それが介護をきっかけに改善するどころか、かえって最悪な関係になった」とはKさん(49歳)。幼い頃に父親を亡くし、母親ひとりに育てられた5歳年下の夫とはKさんが30代後半の時に結婚した。

結婚の報告をしに夫の実家を訪れた際、義母から言われた言葉をKさんは今も忘れられないという。「夫が何かの用事で席を立ってお義母さんと私とが二人きりになったところで、『本当は、息子はもっと若い女性と結婚してほしかった。だって、あなたの年じゃもう子供は産めないでしょう?』と私に冷たく言い放った。悔しいことに、結局私たち夫婦には子供ができなかった」。

初対面で先制攻撃をされたこともあり、義母とは結婚後も意識的に距離を置いていたKさんだったが、昨年から同居して介護をする生活がスタートした。雨の日に転倒して骨折した義母に介護が必要になり、「ひとり暮らしをさせたくない」という夫の希望もあった。義母と同居することに対し、ハッキリと断る理由もなかったKさんはしぶしぶ賛同したが、同居後すぐに後悔したという。
義母の仕打ちと夫の無神経さで体調不良に
「義母は、以前と比べ体がきかなくなったことを盾にして、ここぞとばかり甘えてくるようになった。食事の内容が気に入らないからと私につくり直しを命じたり、朝と晩に1時間ずつ入浴のサポートを強要したりと、わがまま放題。『若いお嫁さんだったら、もっとテキパキと要領よく動けたのに』『孫がいれば私も元気が出るのに』などイヤミもエスカレートしていった」。

義母との毎日にストレスはたまるばかりだったが、Kさんが一番許せなかったのは義母の言動より夫の態度だった。Kさんいわく、「もともとマザコン気味だった夫は、介護中の私をねぎらうことすらしなかった。それどころか、義母からたきつけられているのか、『もっとおふくろに優しくしてやってくれよ』と私を叱責するようなことまで平気で言ってくるようになった」。

義母の心ない仕打ちと夫の無神経さが原因でたまったストレスにより体調不良まで引き起こすようになったKさんは、同居から1年後、家を出ることを決意。「このままあの家で暮らすくらいなら、ひとりでやっていくほうがマシだと思った」と話すKさんは、夫と離婚協議に入ったところだという。

総じてトラブルの原因になるのは「夫の感謝不足」
介護の形はさまざまだが、私のところに訪れる介護がきっかけで悪化した夫婦関係の相談ケースを総括すると、「精神的にも物理的にも妻の負担が増えたことに対し、夫からの感謝やねぎらいの気持ちが圧倒的に不足している状態」がもろもろのトラブルを生じさせていることが多い。なかには【CASE2】のような例外もある。

裏を返せば、介護離婚にいたらないためのポイントがおのずと見えてくる。つまり、介護を請け負ってくれているパートナーが不満を感じることのないよう、十分な感謝とねぎらいの気持ちを伝えることが必要不可欠、ということになる。「いつもありがとう、本当に助かるよ」「おかげで、おふくろもよろこんでいるよ」といった心のこもった言葉も決して惜しんではいけない。

いずれにしても、パートナーが介護による負担で疲弊しているのを感じた時は、「この先もずっと、夫婦がうまくやっていくために今自分ができることは何か?」を最優先で考え、相手が抱えている不満を解消する努力をすることだろう。

岡野 あつこ(おかの・あつこ)
夫婦問題研究家
NPO日本家族問題相談連盟理事長。株式会社カラットクラブ代表取締役立命館大学産業社会学部卒業、立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科修了。自らの離婚経験を生かし、離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。これまでに25年間、3万件以上の相談を受ける。

 


認知症の主犯の1つ「酸化」 50歳からの対策でリスクを減らす

2021-11-19 13:30:00 | 日記

日経ウーマン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピーです)  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

食べ物が変色したり、金属がサビたりするのは、大気中の酸素に触れて起こる「酸化」が原因だ。この酸化が体に与える負荷、「酸化ストレス」は、老化やさまざまな病気の原因となり、脳では認知症の一因となることが明らかになっている。つまり、脳内の酸化ストレスを減らせば、認知症を予防できる可能性があるということだ。本特集では、酸化ストレスが認知症発症の重要なファクターであると説く国立精神・神経医療研究センター病院長の阿部康二さんに、認知症予防に役立つ「脳の抗酸化対策」について聞いていく。

アルツハイマー病の発症に、脳内の「酸化ストレス」が関わっている
 超高齢社会を迎えた今、いかに健康寿命を延ばすかが多くの人の一大テーマとなっている。そのために「できれば避けたい」と願う病気の1つが、アルツハイマー病をはじめとする「認知症」だろう。高齢化が進むにつれて認知症患者は急増しており、2025年にはその数は700万人になると推定されている。
 アルツハイマー病は、「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質が脳に蓄積して発症する。近年はアミロイドβを除去する薬も開発され話題を集めているが(この薬については後述します)、アミロイドβの蓄積を抑える予防薬はまだ存在しない。
 だが、近年の研究から、運動や食生活、睡眠などの生活習慣が認知症の発症リスクに影響することが明らかになっている。後で詳しく解説するが、認知症は高齢になって突然発症する病気ではなく、それ以前の20~30年という長いスパンで進むことも分かってきた。当然、そこには生活習慣が大きく関係してくる。そこで、いま注目を集めているのが本特集のテーマである「酸化」だ。
 国立精神・神経医療研究センター病院長の阿部康二さんは、「いま注目されている認知症対策の1つが、過度な『酸化』によって脳の細胞の炎症を起こす『酸化ストレス』を抑えることです」と話す。
 酸化とは、身近な例でいえば釘がサビたり、リンゴが茶色く変色したりする現象のこと。そして酸化を引き起こす活性酸素という物質が増えすぎ、体に悪影響を及ぼすことを「酸化ストレス」と呼ぶ。阿部さんの研究グループは、脳が酸化ストレスを受けることでアミロイドβの蓄積が活発化し、アルツハイマー病が進むことを解明。逆に、酸化ストレスを抑えればアミロイドβが減る可能性があり、アルツハイマー病を抑制することも不可能ではないと説く。
釘がサビたり、リンゴが変色したり…。この酸化と同じような現象が脳で起こると、認知症発症の一因となる。(写真はイメージ=123RF)
脳は多くのエネルギーを必要とする「小さな巨人」
 そもそも「酸化」とは何か。「酸化」がなぜアルツハイマー病につながるのか。気になる脳と酸化の関係を知るために、まず脳の特徴について見ておこう。
 阿部さん曰く、脳には酸化が起こりやすい性質があるという。
 脳は重さ約1.3~1.5kgと、体重が60kgならその重量の約2%にすぎない小さな臓器だ。それほど小さいにもかかわらず、脳は多くのエネルギーを必要としている。
 「脳には心臓が拍出する血流量の15%が流れていて、体全体の酸素消費量の20%に当たる酸素を使っています。エネルギーのもとになるブドウ糖に関しては、肝臓が産生するうちの80~90%も消費します(下図)。脳は小さな体で莫大なエネルギーを必要とする、『小さな巨人』なのです」(阿部さん)
脳は小さい割に多くのエネルギーを必要としている
(阿部さん作成の図を一部改変)
 脳は全身に指令を出すという重責を担うため、多くのエネルギーを使うというのはうなずける。中でも今回注目したいのが、脳は大量の酸素を消費することだ。「脳ではたくさんの酸素が使われるために酸化が起こりやすく、それが認知症発症の一因であることが明らかになっています。かといって脳への酸素供給量が減れば酸欠状態になってしまうので、酸素は“もろ刃の剣” なのです」と阿部さんは話す。
 認知症を疑わせる症状が出るころには、すでに後戻りできないところまで進んでいることもある。だが、阿部さんによると、そこまで進行する前なら予防するチャンスは十分あるという。
 「アルツハイマー病は脳内で何らかの変化が生じてから発症するまでに25年かかり、発症後は10年ほどで亡くなると考えられています(詳しくは後述します)。言い換えれば、発症するまでの25年間、認知症予防のチャンスがあるわけです。その25年の間に、脳の『サビ』の原因であり、アミロイドβの蓄積などとも大きな関係のある『酸化ストレス』を少しでも抑えれば、認知症の発症リスクを低減し、健康寿命を延ばすことにつながると考えられます」(阿部さん)

 


「オートミールにハマった人たち」に起こった変化

2021-11-19 12:00:00 | 日記

東洋経済様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

20~30代を中心に、オートミールが大流行中だ。きっかけは2020年初め、「手軽に食べられる健康食」、とユーチューバーたちが配信したこと。SNSで情報が拡散して人気が高まり、今年になって、日本ケロッグや旭松食品なども市場に参入している。

以前からシリアルは一定の支持を得、最近はグラノーラが人気になっていたが、今なぜオートミールに注目が集まっているのだろうか。愛用する人たちの声を聞いたところ、単なる健康志向にとどまらず、食文化自体の変化をうかがわせる、3つの要因が浮かび上がってきた。

「米化」で人気に火がついた
「オートミールにハマっている人は、私の周りで多い」と話すのは、23歳の会社員、鈴木胡桃さんだ。

「一番多い食べ方が、水とスープの素やお茶漬けの素を加え、レンチンする方法で、わかめスープの素とごま油を組み合わせる人もいます。癖がある、と気にする友人はカレードリア風にする、キムチチャーハン風にするというように、味の強いものを組み合わせています」

シリアルは牛乳をかけて冷たい状態で食べるイメージがある。一方、オートミールの場合、水と混ぜて電子レンジで加熱すると、お米のご飯のような食感になり温かい状態で食べられる。オートミール好きが「米化」と呼ぶこの食べ方が広まったことが、人気の第一の要因だ。鈴木さんが説明する食べ方も、米化のバリエーションと言える。

自身はそれほどハマっているわけではない、と言いつつ、鈴木さんは「指原莉乃ちゃんが実践している、ツナと納豆を加え醤油味にする食べ方を試したい。残念ながらうちの近所では売っていないのですが、牛乳をかけて電子レンジで温めるとリゾット風になる、日清シスコのホットシリアルも食べてみたいです」と話す。

「男性は、1人暮らしの食事作りがラク、と始めた人が多いですが、女性はふだんからきれいにしている人が、コロナ太りを気にしてダイエットしよう、と食べていることが多いです」と鈴木さん。中にはウエディングドレスを美しく着こなしたい、と短期集中的にオートミールでダイエットをする人もいるという。

オートミールレシピ本も続々と出版されている。今年8月に刊行された『オートミール ヘルシー&ダイエットレシピ』(料理:牛尾理恵、監修:松生恒夫)によると、グラノーラなど他のシリアル食品と異なり、オートミールはオーツ麦(燕麦)以外の材料が入っていないので、主食からおやつまで幅広い料理へ応用が利く。
ビタミンB1、B2、鉄、カルシウムが豊富で栄養価は高い。糖質は少ないが、食物繊維は白米の19倍も含まれており、中でも豊富な水溶性食物繊維のβ-グルカンは、肥満の原因となる血糖値の急上昇を抑える作用がある。ダイエットに向くことが、第2の要因だ。

46歳の出版社勤務、Kさんの中学1年生の娘さんは、Tiktokでオートミールダイエットの情報を知った。自分でも試してみよう、と本人が作ってみたコンソメ味のドリアは失敗。そこでKさんがおやつにグラノーラを食べさせる際、オートミールでかさ増しするようにしているという。

「去年、娘は中学受験で運動をしなくなったことに加え、コロナで出かけづらくなった。思春期の影響もあると思いますが、体が丸くなったことを気にしていたんです」とKさん。

成長期の娘にダイエットをさせるのは、拒食症にならないか、とKさんが心配しているからだ。本人が米のご飯をあまり好きでないこともあり食事の際にときどきご飯を抜くこと、しょっちゅう体重計に乗っていること、吐いている姿も見かけたことなどが、その理由である。周囲のママ友の間でも、子どもがコロナ禍で太ったという声が多く、食べる量自体は減らさずに済むオートミールダイエットが評判になっているという。

朝、米の代わりにオートミールを食べると…
自身がオートミールダイエットを実施中、というのは、IT企業に勤める44歳の牛山マーティンさん。父がドイツ人だが、長野県で和食中心の生活をして育った。在宅勤務になり、1人の昼食にラーメンなどを選ぶことが多くなったせいか、以前よりかなり太ってしまった。糖質制限ダイエットも考えたが、「肉中心の食生活は続けるのが難しい」と、社内で評判だったオートミールの米化で朝食を摂る生活を始めた。

牛山さんの作り方は次の通り。オートミール30グラムを茶碗に入れ、水50ミリリットルを回しかけ、電子レンジを500ワットに設定して50秒間加熱すると、「全体がつながった状態で固まったご飯みたい」になる。その上に目玉焼き、ゆでシラスをかけ、醤油を回しかけてご飯感覚で食べる。

「こんなにダイエットがうまくいったのは初めて」という牛山さんは、昼食はおでんだけにし、ジムで筋トレをするなどの方法と合わせ、3カ月で11キロの減量に成功している。「今までは、めちゃくちゃ歩いたり、昼ご飯を抜いたりしたことがありますが、リバウンドもしました。今回は食べる量が減らず満足感もあるので、サステイナブルだと周りにも勧めています」と話す。

そして3つ目の要因は、ダイエットにとどまらない健康効果への期待だ。オートミールを朝食に取り入れた結果、健康的な食生活になったと実感しているのは、夫婦共働きの会社員で33歳の畑野瞳さん。1歳10か月の娘がいることもあり、これまで朝食の準備は大変だった。
そこで、ローカロリーで糖質が抑えられる米化が評判になっていたオートミールを、2~3カ月前に朝食に取り入れた。米化し、キムチ、目玉焼き、納豆をのせて食べる。

以前は白いご飯で同じようにしていたが、冷凍ご飯のストックがないときは、夫婦で朝食を抜くこともあった。オートミールなら、手間をかけずにすぐ米化できる。畑野さんが娘の世話に手を取られているときは、夫が自分で朝食を用意するようになり、朝の家事が楽になったことが、思わぬ収穫だったという。

娘にはふだんパンを食べさせているが、切らしているときは、オートミールで3人分のミルクチーズリゾットにする。すると、娘は毎回完食する。

「白いご飯の場合と味わいは遜色ないですし、食感がプチプチして楽しい。納豆はむしろご飯より絡みやすいです」と畑野さん。夕食は、産後で太ったことから畑野さんだけが米のご飯を抜いていたが、豚のしょうが焼きなどご飯が進むおかずのときは、オートミールを米化し合わせるようになった。今までは少し便秘気味だったが、毎日便通があるようになり、体重も2キロ減った。

「健康的なものを食べた感がある」
「ニューヨーク在住の姉にすすめられ、オートミールで朝食を摂るようになった」と話すのは29歳の翻訳家、水野響さん。子どもの頃から和食の朝食を食べてきたが、今はパートナーがアメリカ人ということもあって、ご飯食にしにくいという。しかしオートミールなら、パートナーも食べ慣れている。

カップ1杯分のオートミールを鍋に入れ、同量の水・豆乳を加えて煮る。食べる際は、はちみつ、ピーナッツバター、ドライフルーツ、シナモン、カルダモンを加える。

「ピーナッツバターの塩味と甘みのバランスがいいんですよ。ドライフルーツは何でも合いますが、イチジクが一番気に入っています。健康的なものを食べた感があり、お腹の持ちもいいですし、お通じも快調です」と話す水野さん。

ダイエット情報をときどきくれるヘルスコンシャスな父の影響もあり、以前から手軽な食べ物に多く含まれる小麦粉を、食べ過ぎないように注意していた。「人間は食べ過ぎている、1日3食食べなくても大丈夫、という説を聞いたことがあります。確かにそうかもしれません。夜にパスタを食べると、翌朝は体が重く感じますから」と水野さんは言う。

確かに、ダイエットが必要になるのは、カロリー過多な食生活をしているからだ。糖質制限ダイエットが流行してから数年経つが、今も何らかの形で実践する人は多い。それはその人自身が、炭水化物や甘いものを摂り過ぎていた自覚があるからかもしれない。
「飽食の時代」と言われて40年。グルメ情報が巷に溢れ、外食やテイクアウトの選択肢もたくさんある。食べることへの欲望が大き過ぎる社会への疑問が、糖質を減らそうとする人々の行動に結びついている面もあるのではないか。

かといって、主食とおかずを組み合わせる日本人の食習慣は、そう簡単に変えられない。主食は欲しいがカロリーを抑えたい、という人にオートミールはありがたいものだったのだろう。特に米化して食べる人は、ご飯と同じように食べられることも魅力と受け取っているのだ。

ご飯を中心とした食事にも変化
しかし、ご飯を中心にした生活も変化しつつある。「和食はおかずをいくつも作らなくちゃいけない」と水野さんは言っていた。特に、オートミールの米化にハマっている人たちが口にするのは、ご飯を炊く手間だ。

洗って浸水させ炊くのに1時間半前後かかる米のご飯は、10分、20分でできる時短レシピが広まった今、時間がかかる印象が強まっている。また、少人数家族や家族の生活時間がバラバラな家庭では、一度に食べきれずに冷凍し、食べる際に解凍するなどの手間も加わる。従来の米のご飯自体が、時代の変化に対応しきれなくなっている。

ご飯と味噌汁を組み合わせる食事は、必須アミノ酸が全部含まれるなど、栄養バランスが整う意味で理想的だ。冒頭に挙げた鈴木さんの友人たちは、「本当においしいのは米だよ」と口をそろえるという。

しかし、ライフスタイルが多様化し、食の選択肢が豊富になった今、好むと好まざるにかかわらず米のご飯を用意しづらい人たちが増えてきている。もしかすると、米の食べ方自体を見直す必要がある時代になったのかもしれない。外食が制限されたコロナ禍でコメの消費量が減ったのは、それだけ家庭内でご飯を食べる人が減っていたからだろう。

若い世代ほどオートミールにハマっていくのは、従来の食生活が現代人に合わなくなってきたからではないか。オートミールブームは、日本の食生活の転換を示しているのである。
阿古 真理 : 作家・生活史研究家


小室圭さん なぜもっと早くできなかった?「409万円振り込み」でも残った“モヤモヤとした空気”

2021-11-19 11:18:26 | 日記

SmartFLASH様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

 11月18日、小室圭さんが、母親の元婚約者の男性に、金銭トラブルの解決金を支払ったことが報じられた。元婚約者に振り込まれた金額は409万3000円。元婚約者の男性が、佳代さんに返金を求めていた額と同じだ。これにより、小室家を巡る金銭トラブルは解決したことになる。

 

【関連記事:ブームのかげで…“愛子さま”と“佳子さま”の歴然たる格差】

 

 読売新聞によれば、元婚約者は17日、振込先として指定した銀行口座に小室さん側から409万3000円が振り込まれたことを確認したという。

 

「渡米の2日前である12日、小室さんと元婚約者が、金銭トラブルについて話し合いをする時間が設けられました。話し合いは、小室さんの代理人弁護士が勤める弁護士事務所にて行われ、解決金を元婚約者が受け取ることで、お互い合意書にサイン。今回、それが果たされたのです。

 

 しかし話し合いのなかで小室さんは元婚約者に対し、金銭トラブルを暴露したことについて何度も『悲しい』という言葉を投げかけたといいます。さらに今回の振り込みも、小室さんの代理人弁護士の名義でした。

 

 そうした小室さんの一連の対応について、“違和感”を覚える人たちは多いようです」(全国紙記者)

 

 実際、ネット上でも次のような声が上がっている。

 

《うーん、お金を貸していたのは元婚約者のほうだよね? 「悲しい」を繰り返すのは被害者意識がすごいとしか……後味の悪い幕引きだったなぁ》

 

《色々お互いで決めたことはあるんだろうけど、誠意を示すなら、自分の名前、小室姓でお返しするのがすじではないですか。。なんか結局モヤモヤしたままで、まだ眞子さんと小室さんをお祝いする気持ちにはなれないな》

 

 眞子さんとの結婚が延期となったのは、小室家の金銭トラブルが報じられてからだった。解決までに4年近い年月を要しているため、「なぜもっと早く対応できなかったのか」という意見も。

 

《これだけ引き延ばしておいて、色もつけずに返済したからって、本当に円満解決なの?》

 

《報道が出た直後にこの対応がされていれば、世論も変わっただろうね。少なくとも自分の中では、印象は好転してない》

 

 解決金は支払ったものの、「国民が納得」するような結末ではなかったようだ。