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「愛は思いやり」瀬戸内寂聴さんが紡いだ言葉から読み解く“夫婦円満の秘訣”

2021-11-22 15:30:00 | 日記

日刊ゲンダイデジタル様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

 2年近くに及ぶコロナ禍は、いろいろな生活を変えている。夫婦関係もそうだろう。世界的なパンデミックを機に在宅勤務が定着したことで、関係が良くなった夫婦も、悪くなった夫婦もいる。では、そんな夫婦のカタチを、波瀾万丈の人生で大往生を遂げた作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(享年99)の言葉と思いで読み解いてみると……。

  ◇  ◇  ◇

 半世紀を超える作家人生で残した作品は400冊以上。ペン一本に命を懸けた寂聴さんの作家人生は、不倫から始まっている。25歳で学者だった夫の教え子の男性と恋に落ち、夫と3歳の娘を残して、京都に駆け落ちする。正式に離婚が成立すると、作家を目指して上京した。

 その名を不動のものにしたのが、1962年に発表された小説「夏の終り」だろう。中身は、妻子持ちの年上作家と年下男性が加わった、自らの三角関係をもとにしている。

「人生で最も大切なのは愛」

 自分に素直な生きざまは自分を苦しめる。51歳での出家は、公私に追い詰められ、「一種の自殺」と表現していた。苦しみの上に導かれた言葉は重い。長く行われていた法話には、いろいろな悩みを抱えた人が集まり、気持ちを軽くして帰っていった。

 そこで、気になるのが11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、明治安田生命が行った調査だ。20~70代の既婚男女1620人に夫婦をテーマにアンケートしたところ、コロナ禍の影響で夫婦の仲が良くなったのは20.2%で、悪くなったのは8.2%。大多数は波風立てずに暮らしているようだが、悪化が1割近いのは見逃せない。

 円満夫婦とそうでない夫婦でズレが生じているのが、相手にかける言葉だ。相手に言ってほしい言葉で最もギャップが大きかったのは、「ごめんなさい」で、円満夫婦が望む割合はわずか1.1%だが、そうでない夫婦は13.6%に上る。雲行きが怪しくなった夫婦ほど、トラブルを起こした方はスルーしてウヤムヤにしようとするから、相手は「ごめんなさい」を求めるのだろう。

■「愛することは許すこと」

 愛を貫いた寂聴さんは「生きることは愛すること。愛することは許すこと」とよく語っていた。大麻所持で逮捕された俳優の萩原健一氏やSTAP細胞不正で批判された小保方晴子氏に手を差し伸べている。

 しかし、ちょっとしたことに「ありがとう」「ごめんなさい」と言えないと、言われない方の心のかすみが濃くなっていく。それで怒り続け、許せないのもつらい。

 コロナ禍で在宅勤務が定着。明治安田の調査では、その時間は4時間半近く延びた。連日一緒にいることで夫婦がギスギスする、という見方もあるが、円満夫婦もそうでない夫婦も在宅勤務時間の長さに差はない。ギスギスを助長するのは、ちょっとした言葉のかけ方や気配りが影響しているのかもしれない。

 そういえば、寂聴さんは「愛は思いやる心」とも話していた。性人類学者のキム・ミョンガン氏が言う。

「男性の稼ぎがイマイチで、女性に事実上養ってもらっている夫婦が時々います。男性がヒモ状態で女性に受け入れられるのは、家事をこなし、セックスでガンバル。そんな要素があるでしょうが、突き詰めると女性への思いやりが不可欠です。その気持ちは、広く一般の夫婦関係にも当てはまります。ギクシャクしている夫婦は、思いやりのなさが固定化してしまっているのです。寂聴さんの指摘は、至極もっともでしょう」

 キム氏の元には、セックスレス状態の夫婦が相談に訪れる。関係がこじれたケースでは、男性の言葉や配慮が足りないことが少なくないという。ある相談者の40代女性はこうボヤいたそうだ。

「夫はゴミ出しを忘れることがよくあり、缶やペットボトルの飲料は飲んだら飲みっぱなし。それを注意すると、『なんでだよ。次のゴミ出しにやるよ』と逆ギレです。内心、『そこは、ごめんなさいでしょう』と思いますよ。たまにお土産を持って帰ると、『これよりあっちがよかった』と否定するので、『まずはありがとうだよ』と心で突っ込んでいます」

 その夫は、“ATM”としては有能らしいが、「リストラされたら、即離婚」と笑っていたという。

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妻に疎まれる3つ
お茶しに行こうか?(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ
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 夫婦関係にヒビが入った程度なら、まだ修復できる。寂聴さんが語る「思いやり」で対応できるのは、ここまでか。ヒビが溝となり、溝が深まると修復は難しい。キム氏が続ける。

「たとえば夫は正社員、妻は非正規だと、収入は夫が多い。経済的に夫が優位だと、令和の今も昭和的に『オレが稼いでいるんだ』と強気になりやすく、夫の中に主従関係が生まれることがあります。もちろん、妻は従だと思っていなくて、あくまでも夫の潜在意識でのことです。その兆候が、①妻の髪形や服装の変化に気づかない②妻の誕生日や結婚記念日などを忘れる③妻の行動にありがとうを言わなくなる、あるいは妻の指摘にふてくされる(ごめんなさいを言わなくなる)の3つ。夫にとってプラスのことはやってもらって当然だから、妻への感謝の気持ちがなくなるのです」

 夫婦はもちろん、人間関係は、エチケット、マナー、ルールを守るのが大前提だ。

「夫のマウンティング行動のサインとなっている3つは、どれもエチケットやマナー違反。多くは気づかずにやっているので、妻の指摘を受けたら、すぐに改めるべきです」(キム氏)

■「忘己利他」でプレゼントを

 では、ダメな夫が行動を改めるにはどうするか。

「先ほどの3つの行動に尽きます。まず妻を見ることです。これがとにかく大事。男性は、女性の髪形や服装の変化に気づかないと言葉で言われますが、気づかないのではなく、相手を見ていないのです。妻に何か言われても、視線をテレビやスマホに落としたままではダメでしょう。まず見ることを心掛けて、変化に気づいたら、『それ、いいね』で十分。共感の気持ちを示せばいい。記念日のプレゼントは、あくまで気持ちですから、金額の大小ではありません。会社帰りにケーキを買うだけでも相手は喜びます。そして感謝の気持ちです。『ありがとう』が気恥ずかしければ、『どうも』や『サンキュー』から始めたらどうですか。この3つをキッチリとやっているのが、ヒモなんです」

「愛は許すこと」というと堅苦しいが、「愛は思いやり」と置き換えれば、気が楽だし、それが夫婦円満の秘訣。

 そんな寂聴さんは、講演会や法話などで「忘己利他」を説いていた。

「己を忘れ、他を利する。人を幸せにすること」だ。たまには、妻を笑顔にさせるべく、プレゼントでも買って帰ったらどうか。

 ちなみに、前述の明治安田の調査では、プレゼントについても調査。誕生日や結婚記念日などにプレゼントを渡すかどうか、渡す場合はその予算もチェックしている。プレゼントを1年に1回以上渡す場合、円満の人の予算は約4万円で、そうではない人は約1万9000円と半分以下だ。

 金額は、渡した人のみの集計で、464人は渡していない。円満で渡さないベテランカップルも含まれるだろうが、うっかり忘れた人は、「忘己利他」を胸に刻むべきだろう。

 


「ひきこもったまま年を重ねれば、親やきょうだいの人生にも影響が。8050問題を7040で食い止めるには」畠中雅子×岩井志麻子×池上正樹

2021-11-22 13:30:00 | 日記

下記の記事は婦人公論.jpからの借用(コピー)です。

子どもが自立した生活ができないまま歳を重ねることになれば、親やきょうだいの生活設計にも大きな影響が出ます。多くのひきこもり当事者を取材してきた池上正樹さん、「働けない子どものお金を考える会」を主宰する畠中雅子さんに、脛齧り中の息子を持つ岩井志麻子さんが、「8050問題」に潜む背景を聞きました。家族が前向きな気持ちになるための方法はあるのでしょうか(構成=篠藤ゆり 撮影=本社写真部)
誰でも、何歳からでもひきこもる可能性はある
池上 いま幅広い世代から関心を集める「8050問題」ですが、その多くは、言うなればひきこもり問題が長期化した結果。そのうえ、2020年からのコロナ禍でひきこもり層がさらに厚くなり、深刻さを増しています。
岩井 失業をきっかけにひきこもった人は、コロナが収束したらまた働きに出ればいい、というわけにいかないですよね。
池上 キャリアを積んできたのに、いきなり解雇されるわけです。これまでの経験を生かせる仕事ばかりではないし、コロナという特殊な状況下で、有効求人倍率は低いまま。当事者団体である「ひきこもりUX会議」の調査では、「この1年で失業して、ひきこもりになった」と自認する人は、全体の25%を占めるそうです。
岩井 社会から否定された、と受け取ってしまうんだろうなあ。私はこれまで、ひきこもりは不登校などがきっかけ、つまり10代から続くものだ、と思ってきたんですが、必ずしもそうではない、と。
池上 誰でも、何歳からでもそうなる可能性があります。
畠中 私はファイナンシャルプランナーの立場から、親の死後、働けない子どもが生きていくにはどうすればいいか、いわゆる「サバイバルプラン」を提案しています。相談にこられるのは主に親御さんですが、お子さんがある時期までは順調に社会生活を営んでいたケースは少なくありませんよ。
岩井 子どもの幼少期から不登校などに対応してきていれば、親も多少悩みに慣れているだろうけど、50代や60代でいきなり向き合うことになったらキツいでしょう。
畠中 たとえば、2人いる息子さんがいずれも一流大学を卒業し、大手企業に勤務していたのに、40代になって家を出られなくなり、退職した、という方がいました。
岩井 2人ともひきこもりに? なにがあったんだろう。
畠中 自慢の息子たちだっただけに、受け入れられないご両親はパニック状態。近所の人とも顔を合わせられない、と明け方4時くらいにゴミ出ししているそうです。
池上 要因は人それぞれですが、ひきこもる人の多くが就労経験者なのは、職場で受けたパワハラ、モラハラ、人間関係のこじれなどの社会的ストレスが引き金となるから。特に学生時代にいじめや暴力を受けた過去があると、その当時は不登校にならなかったとしても、上司の怒鳴り声でフラッシュバックしてしまうんです。
岩井 家族にとっては突然でも、本人には引き金となる出来事があったんですね。
畠中 私の相談者には、発達障害が理由で社会生活を順調に営めず、ひきこもってしまう人が多いんですが、日本の最難関大学に入学したあと履修届の仕組みや手順がわからず、退学した人もいました。
岩井 なんじゃそれは! せっかく受かったのに、もったいない。
池上 発達障害は脳の特性によるもの。試験問題を解く記憶力は優れていても、手続きといった事務作業や、わからないことを人に尋ねるコミュニケーションが苦手だったりします。だからそれまで順調な人生だと思っていたのに、進学や就労をきっかけにひきこもってしまうことが起きるわけです。

あなたの育て方は間違っていたわけではない
岩井 実は私には、28になる息子がいまして。ひきこもりではないんですが、その日暮らしのアルバイト生活。定職に就いたことがないんですよ。恥ずかしながら家賃も私が払い、小遣いも与えております。ただあと20年もこの状況が続いたら、と思うと不安で不安で。
畠中 お子さんは、息子さんだけですか?
岩井 いえ、息子の上に娘もいます。私は岡山で最初の結婚をして、なんやかんやあって離婚したとき、子どもたちを夫のところに残してきたんです。それでも息子は中学を卒業後、「お母さんのところに行きたい」と東京にやってきました。大学では映画の勉強をし、監督や脚本家や役者など、いわゆる映画まわりの夢を追い続けるままに親のすねをかじっているわけです。
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    * 「ひきこもったまま年を重ねれば、親やきょうだいの人生にも影響が。8050問題を7040で食い止めるには」畠中雅子×岩井志麻子×池上正樹2021年09月15日
人間関係 健康 話題 座談会
「ひきこもったまま年を重ねれば、親やきょうだいの人生にも影響が。8050問題を7040で食い止めるには」畠中雅子×岩井志麻子×池上正樹
【座談会】家族の変化が、子どもの転機に〈前編〉
畠中雅子 岩井志麻子 池上正樹

ひきこもり 親子 ストレス「親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。それでは事態がよくなりませんね」(岩井さん)
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池上 息子さんは、小説家でありタレントでもある岩井さんの生き方に憧れているんじゃないですか。
岩井 どうなんですかねえ。彼の父親は岡山で手堅い商売をしているので、ときどき会社も手伝ってはいるようです。家賃と小遣いは母ちゃんに出してもらい、「いざとなったら親父に雇ってもらえばいい」みたいなことを言うので、「世の中、舐めとるんか」と突き放したくもなりますよ。ただ、知人が息子さんへの援助を断った途端、息子さんが孤独死してしまったことがあって……。
畠中 確かに、援助をいきなり断って、うまくいったケースは見たことがありません。親にとってはギリギリまで我慢した結果なのでしょうが、極端な手段はとらず、ソフトランディングしないと。
岩井 それは、私から息子に声をかけるのがいいんですか。
池上 子どもの人生設計を考える際、親が先回りしすぎるのも、実はよくない。「こういう方法があるよ」と複数のプランを出して、あとは本人のタイミングと判断で選んでもらうのがいいと思います。
岩井 「とりあえず30までには、真面目に将来を考えろよ」と釘は刺してるんですけどね。ただ私には、5歳のときに息子を置いてきた、という負い目があって。それでつい甘やかしてしまう。彼の父親は父親で、私との離婚直後に再婚したという弱みもある。そのあたりをヤツは見抜いて、うまく立ち回っているんでしょう。(笑)
池上 子どもがひきこもったり、なにか問題を抱えたりしたとき、「私の育て方が間違っていたんじゃないか」と、ご自分を責めるお母さんは少なくありません。でも親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、苦しい時間を一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる。誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は思いますよ。
岩井 親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。それでは事態がよくなりませんね。
責めれば責めるほど、心は離れていく
畠中 岩井さんの息子さんは「働けない」わけではなく、「ときどき働いている」のですから、将来的な問題は大きくないように思います。ただ「最終的に自活が難しい」となったとき、私がアドバイスするなら岩井さんと元夫の死後のこと。親は家屋とかある程度の現金を相続させたいと考えるもので、そうするときょうだいが関わる問題になりますよね。相談者にも相続時に揉めないよう、「ほかの子どもたちを含めた話し合いをしてください」とお願いしています。
池上 特にひきこもり状態のきょうだいを持った方は、親の死後は自分が面倒をみなければいけないのではないかと懸念したり、扶養は当然という周囲のプレッシャーに追い詰められたりしています。ただ法的な話で言えば、きょうだいに扶養義務はありません。そのことも、心に留めておいていただければ、と思っています。
畠中 私はご相談に応じて、「就労は無理なのでいずれは生活保護を受けるプラン」とか「就労支援を受けながら週に3日くらい働くプラン」など、複数のプランを提示するよう心がけています。ただプランを立てるにも、親が認知症になってしまってからでは遅い。まだ元気な70代のうちに、準備をはじめることをお勧めします。要は「7040」で食い止める方法を考える、ということですね。
岩井 こんなお気楽な生き方の私でも、息子に「将来はどうするんだ」と言ってしまうわけで、「8050問題」の背景には、親世代と子世代との考え方のギャップが大きいんでしょうね。
池上 戦中・戦後を生き抜いた親世代は、いい学校を出て、いい会社に就職して、安定的な収入を得るのが幸せな生き方だと思っている。特に高度成長期、そういうライフモデルを築くのは可能だった。でもバブル崩壊後の就職氷河期を経験した子世代には、非正規雇用やアルバイトで生きていかざるをえなかった人が大勢いるわけです。
岩井 就職できたと思ったらブラック企業だった、とか。親側の成功体験を押しつけられても、「じゃあこの時代を生きてみれば?」という気持ちになりますよ。
池上 親は「自分は努力してこの人生を手に入れた」と思っているから、「なんでできないんだ。努力が足りないんじゃないか」と責めてしまう。さんざん頑張ってきた結果、社会に傷つき、人が怖くなって安心安全な自宅にこもっているのに、家族からも責められたら、ひきこもりは長期化します。
岩井 長期化の原因は、そこにあったのか。
池上 家族の反応に言葉でうまく表現できず、暴力に向かってしまう人も。責めれば責めるほど、心が離れていくと考えていただいていいと思います。子どもへの理解は親の介護に影響する
畠中 「8050問題」は、親を亡くしたあとに子どもがどう生きていくか、という視点から語られることが多いですが、その前に「親の介護」という課題が待ち受けているんですよね。ケアマネジャーさんやヘルパーさんが自宅に入ってこられないよう、お子さんがドアチェーンをかけてしまい、介護放置状態になるケースも見てきました。いままで守ってくれていた親が、弱ってしまう姿を受け入れられない思いもあるようです。
池上 私が見てきた風景はむしろ逆で、積極的に親の介護をする人が多かった。もともと真面目だったり優しすぎたりするからひきこもっているので、親に迷惑をかけているという思いは強いんですよ。
岩井 親がその優しい気持ちに気づいてあげられればいいんだけど。
池上 おっしゃるとおりで、一番問題なのは、親が子どもの現状を否定し続けてきた場合。そうすると、親子の間に会話も成立しないので、畠中さんが指摘されていた介護放置状態になりかねません。
岩井 でもなんでチェーンをかけるんですかね。ケアマネさんがいるほうが、自分はラクになるのに。
池上 ひきこもらざるをえなかった思いが親の理解を得られずにきた場合、世の中に味方はゼロ。完全に孤立しているわけです。親も敵、まわりも敵だから、辛うじて生き延びてきた生存領域を脅かされ、自分が外に出される脅威を感じて怖くなる。それで鍵をかけたり、大声を出したり、暴れてしまったりするわけです。
岩井 自分に介護が必要になったときのことも考えなくちゃいけない。この長生き時代、親はいったいどれくらいの額を自活できない子どもに残せば安心なんですかね。
畠中 不安のあまり、お金を使わずにきた人も少なくありません。ごく普通のサラリーマン家庭のご夫婦で2億円以上貯めている方も。
池上・岩井 すごい!
畠中 家族がひきこもっていると、思うように旅行や食事を楽しめず、お金が貯まってしまうようです。ただ、現金をそこまで貯めるなら、相続対策をきちんとしないと。
岩井 私が子どもの立場だったら、親がすべてを我慢しているのは、ちょっとキツいかもしれない。
池上 そう思います。ひとりにしてほしい、放っておいてほしいのに、すべてのベクトルが自分に向かっているわけですから。
畠中 私はコロナが落ち着いたら、親御さんを休ませるための海外ツアーを計画するつもりなんです。
池上 従来のひきこもり支援は子どもに向けたものでしたが、すでに家族に向けたものに変わりつつあります。日常を楽しめるようになると、家族の表情が変わる。その変化が、ひきこもる子にもいい転機をもたらすのです。

畠中雅子
ファイナンシャルプランナー
1963年東京都生まれ。マネーライターを経て、現職。「働けない子どものお金を考える会」主宰。著書に『高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン』など
岩井志麻子
作家
1964年岡山県生まれ。『ぼっけえ、きょうてえ』で日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞。近著は『でえれえ、やっちもねえ』。8月27日公開の映画『遊星王子2021』に出演
池上正樹
ジャーナリスト
1962年神奈川県生まれ。通信社勤務を経て、現職。97年からひきこもり現象を取材、当事者の支援活動も行う。著書に『ルポ「8050問題」』など  

 


7割超は家の中で起きる…高齢者を寝たきりにする「怖い転倒」の起きる意外な場所

2021-11-22 12:00:00 | 日記

プレジデントオンライン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

高齢者は若い人より骨が弱っているため、転ぶと一大事となる。医師の平松類さんは「高齢者の事故の77%は家庭内で起きている。最も骨折が多いのは階段での転倒だ。特に遠近両用メガネをかけている高齢者は注意してほしい」という――。
※本稿は、平松類『新版 老人の取扱説明書』(SB新書)の一部を再編集したものです。

家庭内で起きる高齢者事故の半分は「転ぶ」
高齢者の事故の中で最も多いのは、外ではなく家の中です。独立行政法人国民生活センターの報告によると高齢者の事故のうち77.1%が家庭内で起こっています。さらに、65歳以上は大きな事故の割合が2倍になります。なぜなら、筋肉・骨が弱くなるからです。

家庭内で起きる事故で多いトップ2は、転落(30.4%)、転倒(22.1%)。つまり半分以上は、転ぶという事故なのです。特に階段で転んでしまうと危険で、最も骨折が多いのは階段での転倒です。

足の骨折というと松葉杖をついて生活するのを想像するかもしれませんが、若い人の骨折と違い、高齢者の骨折はもっと深刻です。要介護4、5という多くの介護を必要とする状態の原因は、認知症・脳卒中の次が骨折です。

足の骨折は、若い人ですと足の長い骨の骨折が多いのですが、高齢者の場合は大腿骨頸部いたいこつけいぶ骨折という足の付け根の骨折が多くなります。高齢者がこうなってしまうのは、骨が弱くてスカスカになる骨粗鬆症こつそしょうしょうになりがちだからです。しかも大腿骨頸部骨折は、松葉杖で歩くことも困難になり、人工関節の手術が必要で、寝たきりのきっかけとなる代表的な骨折でもあります。

高齢者が家の中で転ぶというのは、寝たきりにもつながる一大事と心得て、転倒防止につとめるのが大事なのです。
年を取るほどバランス能力は衰えていく
高齢者が階段などで転びやすい原因は何でしょうか? それは、「重心(バランス)」と「目」が大きく関係します。

高齢になると、重心は不安定になります。20・30代と比較すると60代で20%バランスを失い、70代では41%、80代以降では80%バランス能力を失います。

しかも高齢者は若い人と違い、軽く前傾するだけで重心が不安定になります。さらに高齢者は階段の上り下りでは前傾しがち、つまり重心をくずしがちとなり、よく転ぶのです。前傾がダメだからといって反り返ったとしても、今度は滑って転びやすくなってしまいます。前傾も反るのも危険なのです。年を取ると難しいかもしれませんが、階段でもどこでも重心を安定させて歩く癖を身につけるのが大事となります。
転びやすいかがわかる簡単なチェック方法
一度、重心がどのくらい保たれているのかをチェックしてみましょう。目を開けたまま、片足立ちを何秒間できるのかを調べるだけと、とても簡単です。15秒以上なら重心は問題ありませんが、15秒未満なら重心は不安定でかなり転びやすい状態です。

片足立ち写真=iStock.com/InnerVisionPRO※写真はイメージです
ちなみにこのチェック法は、トレーニングにもなります。片足立ちが何秒我慢できるかを毎日繰り返しているうちに、バランスがよくなってくるからです。ただあまり無理をすると転ぶことがあるので、トレーニングで事故という本末転倒なことにはならないようにしてください。

重心はとても重要ですが、注意が届きにくいかもしれません。重いものが持てなくなる場合は、人は徐々に荷物を軽くしていきます。歩くのが疲れてくれば、次第に歩行距離を短くします。けれども重心が不安定になってきても、階段などバランスをくずしやすい場所に行かないわけにはいきません。ですから階段で急に転んで、そのまま寝たきりになることが多くなります。


目の使い過ぎは全身に不調をもたらす
目も、高齢者の転倒に大いに影響を及ぼします。年を取ると目が見えにくくなりますが、階段などを踏み外してしまうのです。

目は転倒防止において、とても重要です。先ほど、目を開けて15秒以上片足立ちできるかトライしていただきましたが、次に、目をつぶって同じように片足立ちをしてみてください(これは本当に転びやすいので、絶対に無理をしてはいけません)。すると、10秒ももたない人が多いでしょう。人間は目というものを使って自分の位置を確認しながら重心を安定させている、ということがおわかりになったと思います。

特にここ数年は、YouTubeやNetflixなどを視聴する高齢者の割合も高まり、眼精疲労に悩む人が増えつつあります。これにより、目が見えにくくなるのはもちろん、頭痛や肩こりといった不調をもたらす恐れもあります。さらに、運動不足が筋力低下につながり、転倒リスクを高めるという悪循環にもつながるので要注意です。
便利なはずの遠近両用メガネが転倒の原因に
高齢者の転倒で目に関係することとしては、「遠近感」「メガネ」「光」が主な要素となります。

眼鏡写真=iStock.com/smusselm※写真はイメージです
まず遠近感ですが、年齢とともに衰えます。近く・遠くの判断がしにくくなるのです。そのため階段を踏み外しやすくなります。

次にメガネですが、よく見えるようにするメガネが何で? と思うかもしれません。高齢者は遠近両用のメガネを使うことが多いのですが、遠近両用が転倒の原因となります。遠近両用メガネはレンズの下を覗き込むと近くがよく見えて、上を見ると遠くがよく見えるようになっています。これは、読書などで近くを見る時は目線を落とすことが多いからです。

この設定が、階段を下りる際に困ります。高齢者は転倒を気にしていますから下をよく見て歩きますが、これから足を伸ばすもう一つ下の段は、遠近両用で近くにピントが合っているとぼやけますので、転びやすくなるのです。そこで顎を引いて下を見るという癖をつけましょう。それから高齢者は、暗い所を見るのが苦手です。


高齢者は若者より2倍の明るさが必要
20代ですと瞳孔の面積は15.9mm2程度ですが、70代になると6.1mm2と半分以下になります。そのため、2倍明るくないと見えないともいわれています。階段は暗くて影が多い場所ですから、高齢者は階段で転びやすくなります。

最近はオシャレになるという理由で、間接照明で一部だけを灯して全体的に暗くすることが増えているかもしれません。でも転倒のリスクを考えれば、電球を明るいものに変えたり、ライトを追加したりするほうがむしろいいです。夜間にトイレなどで行き来が多いのであれば、つけっぱなしにするのも一つです。電気代をケチって骨折するなんて、もったいない話ですから。

手すりをつけるのもお勧めです。手すり、階段、壁の全部にいえることですが、つるつるした素材よりはざらざらした摩擦力のある素材のほうが、滑りにくいのでよいです。滑り止めの色は階段が茶色なら白色というように、色に差があるほうがいいです。この滑り止めを頼りに、階段の上り下りをしてください。
カルシウムを摂っただけでは骨は強くならない
先ほど、高齢者は骨が弱いため、転倒で骨折しやすいとお話ししました。弱さの指標としては、骨の強度を示す骨密度があります。年を取ると骨がスカスカになってしまうので、骨密度は減ります。

平松類『新版 老人の取扱説明書』(SB新書)平松類『新版 老人の取扱説明書』(SB新書)
骨密度低下を予防するには、カルシウムを1日650~700mg摂ることが推奨されています。じゃあサプリメントで摂ればいいか、というとサプリメントでは心筋梗塞になりやすいリスクがあります。

サプリメントですと血液中のカルシウム濃度が急激に上がるため、体に負担がかかってしまうからです。食事で摂取しましょう。どうしてもサプリメントを使いたい場合は、1回にカルシウムを500mg以上摂らないようにする必要があります。

骨というとカルシウムばかりに目が行きがちですが、骨をつくるにはビタミンD、ビタミンKが不可欠です。ビタミンDは5.5㎍、ビタミンKは150㎍摂る必要があります。ビタミンDやビタミンKは実際に処方薬としても出されるぐらい重要です。

ビタミンDは、腸でカルシウムを吸収するのに必要です。ビタミンDの含まれる食べ物としては、鮭が有名です。ビタミンKは骨をつくるための骨基質タンパク質の一つであるオステオカルシンに必要となります。小松菜やほうれん草がお勧めです。

一方、骨を強くするために避けたほうがよいのはリンが多い食品。清涼飲料水や加工食品の一部が該当しますので、これらをあまり口にしないほうがいいです。

◎周りの人がしがちな間違い
・すぐに転ぶし、なんで住み慣れた家の中で? とあきれる
◎周りの人がすべき正しい行動
・「単に転ぶだけ」ではなく「転んだら一大事」と心得る
◎自分がこうならないために
・目を開けたまま片足立ちをしてみる。15秒もたなかったら重心が悪いと肝に銘じる
・片足立ちのトレーニングをする。ただし、無理のない範囲で
・目をつぶって片足立ちをして、目が重心を担っていることを一度実感する
・カルシウムを摂る
・ビタミンDとビタミンKも摂る
・リンを避ける
◎自分がこうなったら
・照明を明るくする
・夜間に電気をつけっぱなしにすることも視野に入れる
・階段で遠近両用メガネをかけている場合は、顎を引いて下を見る
・手すりをつける

平松 類(ひらまつ・るい)
二本松眼科病院 副院長
眼科専門医として、延べ10万人以上の高齢者の診察を行い、現在、全国から患者が訪れる。数多くのメディアへ出演。


小室圭さん不合格で宮内庁内部では「小室夫妻が早々に日本に帰る」想定も

2021-11-22 11:00:00 | 日記

NEWSポストセブン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。

 新型コロナウイルスの感染者減少を受け、海外との往来の制限が段階的に緩和されている。空港利用者は少しずつ増え、連日、飛行機が世界に向けて滑走路を走り出す。米ニューヨークへも直行便が飛ぶ。だが、11月8日、予定ではその日に日本を離れるはずだった小室圭さんが、空港に姿を見せることはなかった。

「ニューヨークの法律事務所に就職したばかりの小室さんは、10月26日の結婚会見後、間を置かずに渡米する予定でした。オンラインで少しは業務を行えるとはいえ、新入社員の立場でプライベートな休暇をそんなに長く取れるはずがない。とにかくすぐに帰国し、業務に戻るように求められていたそうです」(皇室記者)

 ところが、渡米予定を4日後に控えた11月4日、秋篠宮妃紀子さまの父で、小室さんにとっては義理の祖父にあたる学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さん(享年81)がこの世を去った。6日に家族葬が行われ、翌7日に荼毘に付された。そのお別れの場に眞子さんとともに立ち会った小室さんは、葬儀が終わっているのに、なぜか渡米を延期した。

「義理の祖父ほどの関係性であれば、一連の葬儀が終われば翌日には仕事に戻るのが一般的です。しかし小室さんは祖父の死去を理由に渡米を見送りました。“傷心の眞子さんに寄り添うため”といったところでしょうか。

 ただ、別の一面を見れば、夫婦で宮内庁の職員に買い物をさせるなどしたうえ、税金で多くのSPをつけているわけです。アメリカで“厳しい立場”で働くより、日本の高級マンションでセレブ生活を送る方が、はるかに居心地がいいでしょうね」(前出・皇室記者)

 詳しくは後述するが、小室さんの法律事務所内での立場はかなり厳しい。10月29日に結果が発表されたニューヨーク州の司法試験に落ちていたからだ。

「弁護士ではなく、法務助手として勤務しなければなりません。来年2月に再チャレンジの機会があるとはいえ、それに合格しなければ解雇の可能性も充分ある」(皇室ジャーナリスト)

 眞子さんは結婚会見で、次のように明かしていた。

「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました。留学に際して私は一切の援助をできませんでしたが、圭さんが厳しい状況のなか努力してくれたことをありがたく思っています」

 たしかに一応は、ニューヨークの法律事務所に就職したのだから、「拠点」はできただろう。とはいえ、元皇族を含む夫婦ふたりが生活するための経済基盤はかなり不安定である。

 弁護士になって年収2000万円を手にするはずだったのに、法務助手の年収600万円では物価が高いニューヨークでの生活は心許ない。元皇族にふさわしい、万全のセキュリティーに守られた、品位ある生活はまず無理だ。会見で大見得を切った眞子さんの面目は、夫が司法浪人では保てそうにない。

「小室さんと眞子さんのニューヨーク生活は、早晩立ち行かなくなるだろう」

 この事態を受け、宮内庁の一部では「小室夫妻が早々に日本に帰ってきたらどうするか」のシミュレーションが始められているという。
日本に戻らざるを得ない
 次のニューヨーク州の司法試験は、来年2月に行われる。小室さんはこれに挑戦する意向を示している。

「小室さんは大学卒業後1年間、つまり2022年5月までは、学生ビザでアメリカに滞在できます。しかし、それ以降は就労ビザを新たに取得しなければなりません。そのためには合格は絶対です」(前出・皇室ジャーナリスト)

 だが、法務助手として働きながらの挑戦は、勉強時間を思うように確保できず、合格率が下がる傾向にある。小室さんにとってはかなり高いハードルだ。

「次回も不合格ということになれば、クビを切られかねないでしょう。事務所には小室さんに関する問い合わせが殺到し、業務に支障が出ているといいます。事務所のホームページは、日本から閲覧できないようアクセス制限がかけられたほどです。温情を受けられたとしても、とにかくお金がかかるニューヨーク生活を維持する難しさは並大抵のことではありません」(前出・皇室ジャーナリスト)

 仮に働き続けられたとしても、順風満帆ではない。

「一部では眞子さんはニューヨークの美術館に勤務すると報じられていますが、一般人としての生活経験がほとんどないのに、異国の地で司法浪人の夫を支えながら生きていくことができるのか。現実を知れば、元皇族としてなにかと優遇される日本の方が、結局は過ごしやすいと感じるのではないでしょうか。

 実際、いまも宮内庁のサポートのもと、SPつきで高級ウイークリーマンションで暮らせている。渡米したとしても数か月、長くても1~2年で“やっぱり無理だ”と日本に戻らざるを得なくなるでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 眞子さんの計画には、すでに綻びが見えている。無論、日本に戻っても、夫婦ふたりだけで盤石な生活を送れるわけではない。

「小室さんが以前勤めていた法律事務所に戻っても、パラリーガルの年収は300万円程度。しかも、日本の司法試験の方がよっぽど難しい」(前出・皇室記者)

 それでは、眞子さんの“元皇族としての品位”はどう守られるのか。

「秋篠宮家の援助がなければ成り立たないのは明白です。元を辿れば税金である秋篠宮家の私費で、なし崩し的に“スネかじり”のセレブ生活を送ることになるのではないでしょうか。現実味を帯びてきた“再び皇室の庇護に入ること”は、眞子さんにとってさらに表情を曇らせる出来事といっていい」(前出・皇室記者)

 自由の国・アメリカへの行路は、思いの外、長かったのかもしれない。


小室圭さん、パブで笑顔現場 客は「米国では受け入れられている」

2021-11-22 09:10:59 | 日記

NEWSポストセブン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

 秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんが渡米2日後にパブを訪れていた。小室さんは、先の日本滞在時には記者会見や自宅前で報道陣に囲まれ固い表情を見せることが多かったが、新生活を送るアメリカ・ニューヨークのパブでは満面の笑顔を見せていた。

 11月14日に“自由の国”アメリカへ旅立った小室さんと眞子さん。日本を発つ日の朝、小室夫妻が仮暮らしをした高級マンションにハイヤーが止まったのは朝8時前のことだった。報道陣や一般人が詰めかけ、上空ではヘリが旋回する。20人以上の警察官が周囲を警戒する中、ふたりは車に乗り込んだ。

 その車が羽田空港に到着したのは8時40分頃。一般客が並ぶ保安検査場などには向かわず、空港職員の先導で「貴賓室」へと案内された。

 小室さんは緑色のジップアップニットにコーデュロイのパンツ、スエードのシューズというカジュアルな服装。一方の眞子さんは、紺色のニットに黒のワイドパンツ。大きな歩幅で力強く歩いていた。

 搭乗したのはビジネスクラス。一般客と接触しないよう、複数の乗務員が通路に壁のように立ちはだかった。そして、12時間半の長いフライトを終え、ニューヨークの玄関口であるジョン・F・ケネディ国際空港に降り立った2人。

 向かったのは、マンハッタンのクリントン地区にある「ヘルズ・キッチン」と呼ばれるエリアだった。日本の大手不動産デベロッパーが運営に携わるハイクラスな賃貸マンションだ。

 居住する部屋は70平米前後の広さと報じられており、最新式の洗濯機や乾燥機など電化製品が備えられ、エントランスにはドアマンがいて24時間の有人管理。このほか、バーベキューなども楽しめる景観の良い屋外デッキなどがある超豪華仕様だ。

 そして渡米の翌々日──。朝から夜遅くまで、勤務先の法律事務所で仕事をしていた小室さん。職場から出てきた小室さんは、1ブロック先のパブに歩いて入った。そこでは、先に行っていた同僚らしき数人が小室さんを迎えた。