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小室夫妻 試験不合格のまま家賃80万円のNYへ…渡米後に待ち受ける経済的不安

2021-11-13 18:59:46 | 日記

女性自身様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんが結婚してから2週間あまり。ついに夫妻が新生活の地・ニューヨークへ渡ることがわかった。

報道によると、眞子さんのパスポートやビザの取得など、渡米する準備が整ったものとみられる。出発日は11月14日午前で、羽田空港から直行便で飛び立つ見通しだ。

10月26日の結婚会見を終えてからも、相次ぐアクシデントに見舞われた2人。その新婚生活の始まり方は、順風満帆とは言い難かった。

「結婚から3日後には、圭さんがニューヨーク州の司法試験で不合格となったことが明らかになりました。さらに2人の結婚直前に緊急搬送された眞子さんの祖父・川嶋辰彦さんが、11月4日に亡くなったのです。6日に行われた家族葬では、夫妻で参列する姿がありました」(皇室ジャーナリスト)

波乱に満ちた日本での滞在生活となったが、渡米後も更なる不安が小室夫妻を待ち受けているというのだ。小室さんは来年2月の司法試験を再受験する意向を示しているが、ニューヨーク生活での経済基盤は小室さんの合格にかかっていると言えるだろう。

「もし圭さんが弁護士資格を取得していれば、2,000万円前後の年収になったと言われています。ですが現在のように法務助手のままだと、年収は600万程度だといいます。さらに次の試験までは働きながら勉強をしなければならないので、とてもハードな生活が予想されます」(前出・皇室ジャーナリスト)

一方で眞子さんは、司法浪人となった夫を支えていく意思を示しているという。しかしながら渡米後、眞子さんがすぐに働けるというわけではないようだ。

「眞子さんは皇室を離れてから、わずか2週間という短期間でビザを取得しました。おそらく配偶者ビザと見受けられますが、それでは現地ですぐに働くことはできません。今後、就職先が決まってから就労ビザに切り替える必要があるので、ある程度の期間を要することになるでしょう。

眞子さんにはメトロポリタン美術館で働く可能性も報じられましたが、しばらくは無職ということになります。夫妻がどれくらいの資産を有しているかは未知数ですが、主に圭さんの収入でやりくりしていくことになるでしょう。2人はすでにニューヨークの高級住宅街に新居を確保していますが、家賃は日本円で80万円ほどだと聞きました。ニューヨークは物価が高いので、家賃はおろか元皇族である眞子さんの“品位を保つ生活”を維持していくことも厳しいのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

ニューヨークでの生活設計に生じた“ほころび”を、小室夫妻はどのように繕っていくのだろうかーー。


タレント 麻木久仁子さん]脳梗塞と乳がん右手足に震え…「脳に異常か」

2021-11-13 15:30:00 | 日記

ヨミドクター様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

 才色兼備のタレントとして、報道番組やクイズ番組に引っ張りだこ。
 雑誌の書評委員など文筆活動も加わり、順調に仕事をこなしてきた40代の終わり、脳梗塞と乳がんという二つの大病に見舞われた。
 「運動は嫌いですが、栄養バランスを考えてほぼ自炊だし、人間ドックの検査項目も毎回Aが並ぶ。健康には漠然と自信を持っていたのですが……」
 2010年12月、仕事に出かけるため玄関の鍵をかけようとしていた時だった。急に右手、右足が震え、動かそうとしても動かない。30秒ほどたつと治まったが、医療番組に度々出演して得ていた知識から、ある疑いが思い浮かんだ。
 (片側だけが動かないのは、脳に何か異常が起きているのでは?)
 医療番組のスタッフに紹介してもらい、すぐに東京女子医大の神経内科に受診予約を入れた。検査は5日後。その間も自宅で家事をしている時、運転している時など、1日に3、4回、同じ発作が襲った。
 検査2日前のクイズ番組収録中、解答をボードに書こうとした瞬間、右手が動かなくなった。時間切れ寸前、動くようになり、何とかその場を乗り切った。
 「救急車を呼ぶほどではないけれど、これを繰り返していたらある日パチッと逝ってしまうのかなと。怖くて不安なまま、検査までの日を過ごしていました」
右手、右足が動かなくなる発作を度々経験し、東京女子医大で精密検査を受けた。姿勢維持や視覚・聴覚の伝達機能を持つ中脳に小さな脳梗塞があるという診断。
 原因となる病気や障害は見つからず、主治医から「まれではありますが、ストレスが原因の可能性もあります」と説明された。
 思い当たる節はあった。発作と前後して前夫とのトラブルが騒動となり、連日マスコミに追われ、仕事も自粛せざるを得なかった。
 「病気がきついのか、騒動がきついのかわからない状態。若い頃、売れない期間が長かったので振り出しに戻るかもしれないと考え込むと発作が起きて、症状を抑える薬を飲むということの繰り返しでした」
 薬は完全に発作を抑えるわけではなく、軽減するだけ。記者会見の時も、常に右手を左手で押さえ込むようにして、震えを気づかれないようにしていた。
 精神的に落ち着いたのは2か月ほどたった頃だった。脳梗塞を1度起こすと再発しやすくなる。再発を抑える薬を飲み、「起きたことは仕方ない。これから気を付ければいい」と気持ちを切り替えた。
 「人間ってずうずうしくて、あれだけ検査したから大丈夫と、かえって自信を持っちゃったんですよね」
 その後も毎年受ける人間ドックはAばかり。安心感が芽生えた頃に、新たな病魔が待ちかまえていた。
 脳梗塞の発作から1年8か月たった2012年8月。毎年受ける人間ドックを、脳の検査データもある東京女子医大の関連施設に変えたばかりだった。
 そこは偶然、医療番組でマンモグラフィー検査を受けたクリニック。人間ドックの中でマンモグラフィーとエコー検査を受けたところ、以前の画像にはない白いぼんやりした影が右胸にも左胸にも映っていた。
 「先生が『非常に早い段階だから、治療の選択肢はたくさんある』と言った時、ああ、これはがんかもと思いました」
 国立がん研究センター中央病院を紹介された。後日、太い針をしこりに刺して、組織を採取する「針生検」をしたが、確定できない。手術でしこりを取り、あわよくば取り切ってしまう「切除生検」に進んだ。
 しこりは右が0・7センチで、左が0・9センチ。乳腺組織の中にがんがとどまっている「非浸潤がん」でごく早期だった。だが、乳首に近い所にあり、右は切除した端にがんが残っていたため再手術が必要だった。
 主治医から、「できるだけ温存しますが、安全のためにもっと取るべきだと判断した時は乳首・乳輪を切除するか、それとも温存して違う治療を考えますか」と尋ねられた。「バッサリ切ってください。命の方が大事だから」と言い切ったが、再手術までの時間、心が揺れ始めた。
 右胸の再手術で、乳首や乳輪まで切除するかもしれない。「問題があったら切除してほしい」という気持ちは変わらなかったが、再手術の予約をしたとたん、乳首・乳輪を失うというイメージが心に迫ってきた。
 「私が私であるために乳首なんて関係ないと思うのですが、ペチャパイなりに胸って大事。失ったらえもいわれぬ寂しさを感じるだろうと想像しましたよね」
 胸を押さえて失った時の想像をしたり、乳首や乳房再建のことをインターネットなどで調べたりもした。
 「結局、その時にならないと自分がどう決断するかはわからない。今の自分が最善の判断をしようとしても、周りの状況も変わるし、限界があるから、なるようにしかならないと考えるようになりました」
 再手術前夜、主治医が「医師が丁寧な説明をし、患者が選択するのは当然。でも実際は医師が圧倒的に情報量が多く、強い立場だということをわかったうえで対話すべきなんです」と語ったのも印象的だった。
 「先生はプロとして私以上に決断してくれていると信頼した瞬間でした。患者の意思を無視する医療が続いてきたから患者の選択が強調されるわけですが、医師もプロとして責任を持ち、患者も医療の素人だと認識したうえで、対等に向き合うのが納得できる治療を受けるために必要だと思いました」
がんはホルモン療法が効くタイプ。手術後約1か月放射線治療を行い、その後、がんを増殖させる女性ホルモンの働きを抑えるホルモン療法を始めた。
 のぼせやほてり(更年期障害のような症状)はあるが、副作用は比較的少なく、仕事をしながら治療を続けている。
 大病が重なったこの3年、支えは一人娘(18)だった。
 脳梗塞と騒動で家に引きこもった時は、「ママ、手をつないで犬の散歩に行こう」と、近くの河原を一緒に歩いてくれた。
 乳がんがわかった時は、大学受験の直前で、娘の人生に影響を与えるのが一番の心配だった。だが、娘は涙ぐみながらも、「ママの病気がママとお医者さんで頑張るしかないなら、私は勉強を頑張って心配をかけないようにする」と猛勉強。第1志望の大学に合格し、ほっとさせてくれた。
 闘病中に50歳になり、心境も変化した。「あまりしゃかりきになるより、一日一日、いろいろなことを丁寧に拾って楽しむことが大事だなと思うんです」
 箸置きを買って食事を楽しむようになり、ティーポットで紅茶を入れ、娘とゆっくりおしゃべりをするのが習慣になった。
 「早期発見できたから今こういう時間を楽しめる。ぜひ検診に行って下さい」(文・岩永直子、写真・三浦邦彦)


芸能界を襲う深刻問題「コロナ後遺症で俳優が台本が覚えられない」

2021-11-13 13:30:00 | 日記

下記の記事はFRIDAY DIGITALからの借用(コピー)です。

「何度も練習しているのに台本をなかなか覚えられない役者がいるんです。まるで穴の空いたバケツに水をそそいでいるかのような状態で、すぐに忘れてしまうとか。
原因は『コロナ後遺症』です。そのことがキャスティングする側に広まったらタレント生命にも関わってくる。彼ら彼女らに責任はないのに、それでもビクビクした日々を送っています」(大手芸能事務所関係者)
新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言は、9月30日をもって発令されていた全都道府県で解除された。11月に入ってからも日本全国の新型コロナウイルスの新規感染者数は目に見えて激減している。
そんな状況に反して、テレビ業界で不安視されているのが、「コロナ後遺症」に悩む芸能人たちの存在である。なかには芸能界引退や長期休業を選択せざる負えないタレントが今後、出てくる可能性もあるようだ。
これまで多くの芸能人が新型コロナウィルスに感染し、活動休止を余儀なくされてきた。
所属事務所によって名前が明らかにされているのは、女優の綾瀬はるか(36)をはじめ、広瀬すず(22)、永野芽郁(22)や石原さとみ(34)、俳優の内野聖陽(52)や新田真剣佑(24)、沢村一樹(54)、風間俊介(38)、歌舞伎俳優の片岡千之助(21)など。
他にタレントの野々村真(57)、Kis‐My‐Ft2の千賀健永(30)、石田二コル(31)、ももいろクローバーZの玉井詩織(26)、芸人では爆笑問題の田中裕二(56)、くりぃむしちゅーの上田晋也(51)、陣内智則(47)、「かまいたち」の濱家隆一(37)と山内健司(40)、「ミキ」の昂生(35)、「南海キャンディーズ」の山崎静代(42)、「アンジャッシュ」の児嶋一哉(49)など、かなりの人数に上る。
彼ら彼女らは問題なく仕事に復帰しているが、一方で感染して回復後もコロナ後遺症に悩まされている芸能人が少なかずいるという。
匿名を条件にコロナ後遺症の実態について証言するのは人気女優Xの関係者だ。
「世間の人々に偏見を受けないよう、少しでもコロナ後遺症の実態を知ってもらいたい思いで話をします。本人も時期が来たら会見を開くかもしれません」
コロナ後遺症に悩む芸能人たちを苦しめているのが、“ブレーンフォグ”(脳の霧)とよばれる症状だ。まるで脳に霧がかかったような状態に陥り、思考力が落ち記憶にも重大な障害が出るという、「コロナ後遺症」に見られる代表的な事例だ。
「役者にとって致命傷になるのは、台詞を覚えられないこと。さらに台本の構成もよく理解できなくなってしまう。結果、ほかの俳優との絡みでNGを連発してしまうんです。やむなくスタッフが大きな紙に書いたカンペを用意しても、字ずらを追うことで演技のテンポが悪くなることが避けれません」(同前)
このの悩みを抱えるのは俳優だけではないという。
「いわゆる『ひな壇タレント』たちです。セリフはなくても、台本の流れを把握できない。その結果、自分が発言していい場面をよく理解できないため、言葉数がガクンと減ってしまうことになります」(民放テレビ局関係者)
もう一つ、コロナ後遺症に悩む芸能人を苦しめている症例が味覚や嗅覚の障害だ。今やバラエティ番組に「食レポ」は欠かせない。コロナ後遺症によって失業の危機に瀕しているタレントもいるという。
「新型コロナウイルスに感染すると、軽症であっても匂いや味が分からなくるケースが多く見られました。しかも、回復後も味覚や嗅覚がなかなか完全に戻らない場合が多い。タレントがその状態だと、当然ながら、食レポでは上手くコメントができません。演技だとどうしても嘘っぽく聞こえてしまいます」(同前)
また女優やアイドルら女性タレントを悩ませているコロナ後遺症が、脱毛症例と倦怠感である。
「髪がどんどん抜けてしまう症状が出る場合があるんです。髪を洗った時や朝起きて枕を見た時に、あまりの抜け毛の多さに仰天するそうです。ウィッグでごまかすことにも限界があります。これは仕事に大きな影響が出ます。
もう一つは倦怠感です。体がだるいため、撮影の合間にすぐに座ったり、横になってしまいがちです。すると共演者やスタッフの間に『やる気がない』とか『さぼっている』といった悪い印象を植え付けてしまう」(前出・大手芸能事務所関係者)
もっとも苦しいのが、テレビ局にコロナ後遺症を自己申告する芸能人はほとんどいないことだ。
「申告されてすぐに降板させることはないと思いますが、芸能界は代わりはいくらでもいる世界です。コロナ後遺症の大変さは理解できますが、そのために撮影に支障をきたすリスクを抱えることは避けることになると思います。タレント側が隠すのは当然でしょうね」(民放テレビ局プロデューサー)
さらにこんな話も聞こえてくる。
「所属タレントがコロナに感染したことを公表する事務所は良心的なところだけですよ。黙っている事務所も当然あるでしょう。コロナ後遺症を心配されてしまうことで、仕事を失うことがありえますからね」(前出・芸能プロ関係者)
芸能界が新型コロナウイルスの問題から解放される日はまだまだ遠い。


市販薬と病院の薬、効果の違いは? 薬剤師が教えるドラッグストアの賢い使い方

2021-11-13 12:00:00 | 日記

デイリー新潮オンライン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。
文章が長いのでプリントしてご覧ください。

薬をもらうなら病院へ――そんな常識が今、変わりつつある。処方要らずで入手できる「市販薬」の範囲が拡大。「ドラッグストア」の存在感も増す一方だ。サイエンスライター・佐藤健太郎氏が、現役薬剤師・久里建人(くりけんと)氏にインタビュー。新時代の薬の賢い使い方を伺った。
 ***
【本当に役に立った市販薬3つ】避難所でみるみる在庫が減っていった「無難に使える薬」

〈今、市販薬の世界が変化の時を迎えている。

 以前ならちょっとした体の不調でも病院に行っていたが、コロナ禍以来足が遠のいてしまい、代わりにドラッグストアや薬局で薬を買う機会が増えたという読者は多いことだろう。

 また一方で、国も近年、病院などの医療機関に頼らず、自分で自身の健康を管理、ケアする「セルフメディケーション」を推進し、税制面で優遇を認めるなどして、市販薬の購入を促している。

 医療費削減政策の一環として、今まで病院で診察を受けなければもらえなかった処方薬のいくつかが、一般の薬局で次々購入できるようになっている。つまり、国を挙げた処方薬から市販薬へのシフトチェンジが始まっているのだ。

 こうした状況で自らの健康を守るためには、市販薬についての確かな知識が不可欠だ。著書『その病気、市販薬で治せます』(新潮新書)が話題となっている薬剤師・久里建人氏に話を伺った。〉
病院と市販で同じ成分の薬は多い
 病院の薬は「高級」「高度」、市販薬は「低級」「低度」。そんな印象を持っている方も少なくないことでしょう。両者の違いは簡単で、前者は医師の処方箋が必要、後者は不要でドラッグストアや薬局で購入することができます。だから「市販薬は病院の薬の劣化版」という認識を持つ方もいますが、実際はそうではありません。

 病院と市販で同じ成分の薬も多いのです。例えば、風邪をひくと病院で処方される解熱鎮痛剤に「ロキソニン錠」がありますが、市販薬でも「ロキソニンS」があり、同じ製薬会社が製造していて、成分も量もまったく同じです。

 薬には、医療用医薬品、要指導医薬品、第1~3類医薬品がありますが、そのうち、医療用医薬品以外は市販薬として処方箋なしでも買うことができます。つまり、病院の薬と市販薬との成分の違いは、「効く」「効かない」のピラミッド型ではなく、グラデーションの違いのようなものなのです。

〈だから、軽度な症状であれば、病院を受診せずに、市販薬で対処できる。しかし、薬局には多くの薬が並んでおり、素人には良し悪しの判断がつかないことが多いのも事実だ。そのための水先案内人となるのが、久里氏のような薬剤師である。

 例えば、現在、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が急ピッチで進められているが、ワクチンの副反応による発熱や頭痛には、どの解熱鎮痛剤が適しているのだろうか。棚を見て回るだけでも、「バファリン」「イブ」「ロキソニン」「タイレノール」など、山のようにあるが……。〉

 市販されている解熱鎮痛剤には多くの種類がありますが、その成分は主にアスピリン、イブプロフェン、ロキソプロフェン、アセトアミノフェンの4種類です。まずこれを押さえておきましょう。
穏健派と「内弁慶」
 このうちアセトアミノフェンは、「穏健派」の薬です。代表的な市販薬は「タイレノールA」。処方薬では「カロナール」ですね。胃への負担がなく、安全性が高く、子供さんや妊婦さんにも安心して使えるのが特長です。ただ、欠点は炎症を抑える作用が弱いこと。関節痛や歯痛などの炎症を伴う痛みには、別の薬を選ぶ方が好ましいといわれています。

 また、アスピリンは、100年以上前に開発された痛み止めの代名詞的存在で、代表的な市販薬は「バファリンA」。解熱鎮痛だけでなく、病院では血栓防止効果を期待して使われる一方で、インフルエンザ患者(特に小児)にはまれに脳症などの重い副作用を引き起こす可能性が指摘されているため、他の鎮痛薬とは使用条件が大きく異なります。

 注意が必要な点として、ブランド名が同じでも中身が違うことがあります。バファリンの場合、スタンダードな「バファリンA」はアスピリンが主な成分ですが、「バファリンEX」はロキソプロフェン、「バファリンプレミアム」はイブプロフェンとアセトアミノフェンを合わせたもの、「小児用バファリン」はアセトアミノフェンが主成分と、非常にややこしい。このあたりは、店の薬剤師さんに聞いていただくのが無難でしょう。

 イブプロフェンとロキソプロフェンは、アスピリンに比べ「新興勢力」で、比較的効用が似ています。市販薬では、前者が「イブ」、後者は「ロキソニンS」が代表例です。

 前者が世界中で使われるのに対し、後者はほぼ日本国内で使われて、海外ではほとんど知られていない「内弁慶」の薬。もし、ロキソプロフェンを使い慣れている方が海外に行く際には、日本で多めに手に入れていくとよいでしょう。

 はじめの質問に戻りますと、以上の4種の解熱鎮痛剤は、ワクチンの副反応にいずれも有効です。ワクチン接種が日本で始まった直後は、アセトアミノフェンが効果的との情報が断片的に広がったため、一般消費者に「アセトアミノフェン以外の解熱剤は使えない」と誤解された時期もあったと思います。しかし、どれがよいか聞かれたとしたら、「普段から飲み慣れたもの」という答えになると思います。初めて服用する薬が、体に合わなかったというケースもなくはありません。ただでさえつらい副反応が出ている時、薬の副作用まで重なると大変ですので、何度も服用して自分に合っているものを選ぶのが一番でしょう。

 また、副反応対策で初めてロキソプロフェンを飲む際に、「ロキソニンSプレミアム」という、一見グレードの高そうなものを選ぶ方が多くおられます。もちろんこれが悪いわけではないのですが、鎮静催眠成分が入っているため眠くなったり、他の副作用が出るケースもあります。ワクチンの副反応に対しては、通常グレードの「ロキソニンS」が適していると思います。
抗生物質は風邪に効く?
〈解熱鎮痛剤については、これまで病院で処方してもらっていたという方も多いだろう。コロナ禍の現在ではともかく、風邪を引いたら病院へ。これが多くの人の行動パターンだった。「早く治すために早めに病院に行って、抗生物質をもらおう」と考える方も少なくなかったはず。

 しかし、久里氏は、この点は“誤解”であり、風邪であっても受診せず、市販薬を活用する選択肢がある、と述べる。〉

 そもそも風邪を引いた時には、病院へ行くべきなのでしょうか?

「病院で処方してもらう風邪薬と市販の風邪薬は別物。だから受診が必要」

「風邪には抗生物質(抗菌薬)が必要。だから受診が必要」

 こうした思い込みがありますが、これは誤解です。

 先ほども「ロキソニン錠」と「ロキソニンS」の例を用いて説明しましたが、風邪で病院に行き、処方してもらう薬の多くは、ほとんど同じ成分のものが市販されているのです。

 例えば、痰を切るために処方される「ムコダイン錠」は、同じ成分を含む「ストナ去たんカプセル」が市販されていますし、咳止めで処方される「メジコン錠」は、今年8月に医療用と同量の有効成分を配合した製品が市販されました。喉の痛みを抑える「トランサミン錠」の成分も、「ぺラックT錠」などの市販薬に含まれています。

 また、急性咽頭炎なども含む広義の、いわゆる「風邪」の原因は、おおよそ9割程度が細菌ではなく、ウイルスだと考えられています。抗生物質は細菌を壊したり、増殖を抑えたりする薬ですので、ウイルスには効かないのです。ではなぜ医師はそうとわかりつつ、抗生物質を処方するのか。「症状の悪化を防ぐ」などさまざまな理由がありますが、そのうちの一つは「患者さんが欲しがるから」です。患者のニーズに応えるために、医師も“とりあえず”と処方してしまうケースが少なくないことが国内外の調査でわかっています。

 解熱剤や咳止めなどであれば、薬局で購入することも可能です。薬が欲しいというだけであれば、わざわざ時間を使って病院に行く意味は薄いといえます。
値段やパッケージではなく有効成分の確認を
〈ではその上で、市販の風邪薬は種類が多いが、どう選ぶのがよいのだろうか。アドバイスをいただこう。〉

 日本の総合感冒薬の特徴は、含まれる成分が非常に多いことです。海外の風邪薬は成分が1~3種類程度であることが多いのに対し、日本では7~8種類も配合されているものがあります。成分が多いのが悪いわけではないのですが、それぞれに副作用などもあるので、選び方は難しくなります。

 重要なのは、パッケージデザインやCM、値段に惑わされないこと。派手な箱や売り文句より、有効成分を見ましょう。名前や値段が違うのに、中身の成分はほとんど変わらないという薬もあります。

 たいていの市販の風邪薬は、「解熱鎮痛」「喉の痛みの改善」「鼻水・鼻づまりの改善」「咳止め」の作用を持つ四つの成分でできています。

 この中で特に抑えたい症状があれば、その症状に特化した薬を選ぶ方がよいでしょう。「パブロンメディカルシリーズ」「ルルアタックシリーズ」「エスタックイブシリーズ」などは、「のど」「せき」「はな」など、症状別に有効成分の量を変えた薬を出しています。

 解熱鎮痛剤については、以前の総合感冒薬の多くは1回あたりイブプロフェン150ミリグラム配合というものが多かったのですが、近年200ミリグラムを配合したものが増えてきました。少しでも解熱鎮痛効果が高いものを、ということでしたら、この200ミリグラム配合のタイプを選んでいただければと思います。

 実は、薬剤師に「風邪を引いた時に何を飲みますか」と聞くと、葛根湯(かっこんとう)と答える人が少なくありません。漢方薬は、総合感冒薬と効果はほとんど同じ、でも副作用が少なそう……というのが、人気の理由かもしれません。

 市販の漢方薬ですと、適した体質や症状がパッケージ等に記載されています。これらをブランド横並びで見比べていただくと、自分に合ったものが選びやすいです。例えばツムラの「桂枝湯(けいしとう)」は、風邪の引きはじめで、虚弱な人で、汗をかいている人に向いています。一方「葛根湯」は、風邪の引きはじめで汗をかいていない人向けと記載されています。このあたりは漢方薬独特ですね。使う勘所が必要ですので、薬剤師、できれば漢方専門店に聞いてみるのがお勧めです。
胃薬を継続的に服用する際の注意点
〈現代はストレス過多の時代である。風邪薬と並んで、胃薬も日常接する機会の多い薬だが、正しく選択するのは難しそうだ。どのような基準で選べばいいのだろうか。〉

 これも無闇に選ぶのではなく、症状によって選ぶのがよいと思います。

 痛みがある場合であればスクラルファートやテプレノンなどを含む胃粘膜保護薬。市販薬なら「スクラート胃腸薬」や「セルベール」。胃酸抑制作用のある「ガスター10」などが選択肢になります。

 食べすぎであれば、消化酵素を配合した「第一三共胃腸薬」など、総合的なものがお薦めです。

 また、漢方薬も数多く出ています。「太田漢方胃腸薬II」などは、胃の調子を整える安中散(あんちゅうさん)に、精神安定作用のある茯苓(ぶくりょう)が配合されています。ストレスからくる胃の不調に、こうした漢方薬を試す手もあります。

 胃薬で気をつけていただきたいのは、長く飲み続けないことです。市販薬にできるのは、あくまで一時的な症状への対応だけです。もちろん飲めば症状は改善されますが、そのために病院に行くのが遅れ、大きな病気が発見されなくなる可能性があります。また、病院に通っていれば、その緊張感から食生活や生活習慣を改善しようという気になりますが、市販薬に頼っていたのではなかなか意識は変わりません。結果、胃の根本的な不調がいつまでも改善されないということにもなります。市販薬は、あくまで一時しのぎと覚えておいて下さい。実際、多くの胃薬の説明書には「長期服用はしないで下さい」と書いてあります。

〈最近では、コンビニでも胃薬などが手に入る。薬局などで売られているものとの違いや効き目が気になる。〉

 過去20年余りの規制緩和で、かつて医薬品だった一部の製品がコンビニでも売られるようになりました。ただし、いわゆる一般用医薬品は、薬剤師や医薬品登録販売者がいる店でなければ販売できないので、多くのコンビニで扱っているのは「指定医薬部外品」と呼ばれるものです。これらは成分や量が一般用医薬品よりも少なめで、効能もマイルドなものです。ですので、たとえば飲みすぎた時にちょっと寄って消化薬を買うような使い方はできますが、先述したような胃痛などの薬は、薬局やドラッグストアで、ということになります。名前がそっくりであっても、ドラッグストアで売っているものとコンビニで売っているものとでは中身に差があるのです。
下痢止めは原因に応じて使い分けを
〈緊急で買いたい薬といえば下痢止めがあるが、少々店員に尋ねづらくもある。〉

 下痢については、まずは脱水症状とならないために、水分補給をきちんと行うこと。そして安静にすることが重要です。

 ただ、症状を緩和させたり、受験や大事な仕事など、「ここぞ」の時のために薬を持っておきたいという人もいるでしょう。

 下痢止めは、その原因によって使い分けることが大事です。

 緊張やストレスによる一過性のものであれば、腸の動きを止めるロペラミドという薬が効果的です。ただし、ノロウイルスや細菌性食中毒などに対してこの薬を使うと、病原体の排出が遅れるので飲んではいけません。

 軽い食あたりでしたら、腸の環境を整えるビオフェルミン、腸の動きを無理に止めずに腸内の水分を調整する五苓散(ごれいさん)などが選択肢となります。

 また、過敏性腸症候群に対しては、セレキノンSという薬が薬局やドラッグストアで手に入ります。

 理由がはっきりしているなら、こうして自分で選んでいただければと思います。ただし、食中毒でもO-157のように生命に関わるケースもありますので、高熱や、今まで経験した下痢と何か違うと感じたら、早めに病院を受診されることをお勧めします。

処方薬から市販薬への転換という流れ
〈さて、ここまで代表的な症状について、市販薬の使い方を伺ってきた。市販薬といえば低リスクなものという印象があるが、危険性はないのだろうか。〉

 市販薬にも思わぬリスクがあります。

 たとえば市販の鎮痛薬は、1カ月10日以上の服用が数カ月続くと、鎮痛薬が原因の頭痛が起きることがあります。もともと頭痛のある人が頭痛薬を頻繁に飲むことで症状が悪化し、それを抑えるためにさらに頭痛薬を飲むという恐ろしいループに入ることがあります。

 咳止め薬に含まれるコデインは習慣性があり、その成分が含まれる「ブロン錠」などを若者が乱用するケースが後を絶ちません。

 ツイッターなどを観察していても、これらの薬を乱用しているらしい人はかなり見かけます。店頭では、明らかに乱用しているとわかる客には私も売らないようにしていますが、それが原因でトラブルになることもありました。

〈処方薬から市販薬への転換の流れは、今後も続くのだろうか。〉

 大きな流れとしては、これが続いていくと思います。また注目すべき事柄として、有識者会議などで「市販薬として手に入るものは、公的保険から外してもよいのではないか」という意見が出されています。実際、米国では市販薬にスイッチされたものは医療用医薬品から外れることになっています。
かかりつけの薬剤師を持つ時代に
〈来年からは日本で初めて市販薬の自動販売機の実証実験が始まる。その中でますます市販薬の選び方が重要になってくるというわけだ。〉

 薬剤師は大学の専門学部で6年間の課程を修了し、国家試験に合格して、各々の職場で働き始めます。薬剤師の中でも、以前は処方薬の調剤を行う薬局の薬剤師の方が格上という意識があったのですが、近年は市販薬も扱うドラッグストア勤務の人気も高まっています。薬剤師向けの専門書でも、市販薬を扱うものが増えてくるなど、プレゼンスが高まっているのを感じます。

 以前は、薬剤師は「町の科学者」と呼ばれ、身近で健康相談に乗る立場でした。ここへきて再び、医薬を通じて人々の日常のケアに貢献する存在になりつつあると感じます。

 薬剤師にも得手不得手はあります。たとえば花粉症に詳しい人、内臓疾患に詳しい人などもいますし、薬の成分に詳しい人、使い勝手に詳しい人などさまざまです。ですから、自分の体の悩みに合った知識を持つ方を見つけるのがよいと思います。そして大前提として、薬の持つリスクを説明してくれること、必要に応じて病院の受診を勧めてくれること、場合によっては「あなたにはこれは合わない」といって薬を売らないこと。これらが、よい薬剤師を見抜く重要なポイントになってくると思います。

 セルフメディケーションという言葉は、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義されています。

 しかし最近、その言葉が独り歩きし、医療費抑制という国の都合のため、「自己責任で薬を選べ」と突き放されているかのような、ネガティブな印象で受け入れられてしまっています。しかし実際には、WHOの資料に「薬の適切な使用について、薬剤師など専門家の適切な助言を受けるべし」との主旨の記載があり、決して突き放しているわけではないのです。

 そのためにいるのが我々専門家ですので、何でも気軽に相談していただければと思います。

 これまで「かかりつけ」といえば、医師や病院を指すことが多かったのですが、これからは薬剤師や薬局もかかりつけとして持つ時代になったのです。

取材・構成 サイエンスライター 佐藤健太郎

久里建人(くりけんと)
薬剤師。2005年に薬剤師免許取得後、医療用医薬品情報に関わる業務等を経て、市販薬の店舗責任者や新規事業関連のマネージャーを務める。ブログ「ドラッグストアとジャーナリズム」やSNSを通じて一般消費者向けに情報を発信し、講演、寄稿、書籍監修等も行う。

佐藤健太郎(さとうけんたろう)
サイエンスライター。1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医療品メーカーの研究職等を経てサイエンスライターに


元婚約者の独占手記「交渉で小室さんが語ったこと」

2021-11-13 11:58:26 | 日記

FRIDAY DIGITAL様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

11月12日、小室圭さん(30)と、小室さんの母・佳代さんの元婚約者A氏との「直接交渉」が行われた。

場所は東京・表参道にある、小室家側の弁護士の事務所。すでに一部メディアによって、「両者が確認書にサインをし、トラブルは解決した」と報じられている。しかし、交渉の場の詳細、そしてなぜA氏が確認書にサインをしたかは、一切明かされていない。この度、元婚約者が本誌に「独占手記」を寄せた。

以下がその全文である。

〈8人掛けのテーブルが置かれただけの無機質な部屋で、圭君と私は10数年ぶりに対面しました。二人の間にはアクリル板が置かれ、互いにマスクをしたまま。私は久しぶりに会った彼を見て「お父さんの敏勝さんに似てきたな」と思いました。しかし、彼の表情は固く、私が知っている昔の圭君とは随分印象が変わっていました。

交渉当日、私は仕事が終わったあと、代理人と合流し、夜8時少し前に表参道の事務所に到着しました。事務所に入ると、最初は4人掛けのテーブルだけが置かれた小さな部屋に通されました。私は事前に代理人を通じて、「圭君と2人で話がしたい」という希望を伝えていました。そのほうが率直に、本音で話しあえると思ったからです。しかし、交渉直前の別室で先方の代理人より「互いの代理人を交えた4名での交渉でお願いしたい」という申し出がありました。私の希望とは違う形でしたが、ここで揉めて交渉が台無しになってはどうしようもないと思い、了承しました。

8人掛けのテーブルを挟んで私と圭君が向かい合い、同じテーブルの端に互いの代理人が座るという形式でした。

圭君は最初に「学生のとき、Aさんに色々なことをしてもらったことは感謝しています」と言いました。しかし、「母と一方的に婚約破棄をしたこと、そして様々なことを週刊誌に暴露したことは大変悲しいです」とも言いました。何度もお伝えしているとおり、私が佳代さんとの婚約を解消したのは、度重なるおカネの無心に耐えられなくなったことが原因です。その借金をなかったことにされていることに納得ができなかったので、メディアの方々に自分の周りで起きた事実を語ったのです。

しかし、彼は「学生の頃はAさんのことを紳士だと思っていました。しかしAさんがやっていることは、紳士だったAさんとは乖離していませんか。せめて一本、直接連絡をしてほしかった」と言われました。

彼が何度も「悲しい」と繰り返すので、私は「それは申し訳なかった」と頭を下げました。圭君のことは一時は自分の子ども同然に思っていましたから、その彼から「悲しい」と言われれば、私も申し訳ない気持ちになります。

ただ、私はおカネを貸したほうの立場ですし、佳代さんや彼からいつ連絡があってもいいように、電話番号もそのままにしていたのです。彼からそう繰り返されて、胸にものが詰まったような気分になったことは確かです。交渉を通じて向こうから謝罪の言葉のようなものはありませんでした。

私は昔、佳代さんと婚約していたころの圭君との思い出話をしました。彼が私の家に来て、一緒にDVDを観た話などです。昔話をすることで、くだけた、おたがいに率直に話しをしやすい雰囲気になればと思ったからです。しかし、それらの話をしても彼の表情は変わることはありませんでした。


交渉後、弁護士事務所を出る小室さん
私はもちろん「結婚おめでとう」「司法試験は残念だったね。でも、学生時代から、圭君のがんばりはよく知っているから、絶対次の試験は大丈夫だよ」ということも伝えました。しかし彼の表情は緩むことはなく、私が「ただ圭君を気持ちよく送り出したいんです」と言うと、訝(いぶか)しそうな顔をしていました。交渉の最中、ずっと彼は悲しそうな、うらめしそうな表情をしていたのが印象的でした。

交渉の最後のほうで、彼が解決金の話を切り出しました。私は何度も彼が「悲しい」という言葉を繰り返すのに、辛い気持ちになっていました。私はこの問題が一刻も早く解決し、彼がなんの心残りもなく旅立ってほしいと思ってきました。そして交渉の場で、昔の仲が良かったころのように少しでも話せたらと思ったのです。

しかし、その思いはかないませんでした。ただ、だからといって、この問題をこれ以上長引かせてはいけないという思いは強く持っていました。それで、私は諦めと、無念さを持ちながら、確認書にサインをしたのです。

形式的なものではありますが、交渉の最初と最後に圭君と握手をしました。最初は普通だったのですが、最後に握手したとき、彼の手はびっくりするほど冷たくなっていました。彼も緊張していたのかもしれません。

私はこの話し合いで、すべての問題が解決したらいいと思っていました。そしてお互いに「色々あったけど、申し訳なかったね」「こちらこそすみませんでした」と労わりの声を掛け合えたらと思っていたのです。しかし、決してそうはなりませんでした。わだかまりが消えたとは、言えません。〉

A氏の手記は以上である。小室さんは14日にも渡米する見込みだ。