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山田まりや「腹痛と吐き気でトイレから出られない…難病の診断を受けた私が健康になった理由」

2021-11-06 15:30:00 | 日記

下記の記事は婦人公論.jpからの借用(コピー)です。

「食」は不調のきっかけにもなれば、健康を取り戻す力にもなる――。身をもって知った山田まりやさんは、体がその食べ物を欲しているかを考えることは、自分をいかに愛せているかにつながる、と話します(構成=平林理恵 撮影=大河内禎)
仕事中もトイレから出られない
デビューしたのは1996年です。スクール水着しか着たことのなかった15歳の私ですが、いきなりグラビアの仕事から始めることになりました。でも、ふと気づいたら年間200誌の表紙を飾っていて、テレビやラジオのレギュラー番組の仕事が何本も。グラビアの撮影ともなると、サイパンに2ヵ月で5回くらい行くんです。本当に幸運なことなのですが、お休みはほとんどありませんでした。
離婚した母と10歳下の弟を養うために、私は高校を中退して事務所に入れてもらった経緯がありました。クビになるのが怖いから自分の居場所を確保するのに必死。バラエティ番組では「爪跡」を残すために、先輩タレントに威勢のいい言葉でつっこみました。
でもしばらくして、慢性的な体の不調に悩むようになります。食レポの仕事が増えると、まず体重がどんどん増えていきました。旅ロケや温泉ロケでは、食欲と関係なく食べ続けなくてはなりません。ストレスが溜まると、未成年だからアルコールのかわりに甘い物に逃げ、体のだるさ、冷え、肩こりやむくみ、激しい生理痛が続きました。
誰かに悩みを打ち明けたくても、馴れあいにならないように、という事務所の方針で、1年ごとにマネージャーさんが交代するから難しかった。信頼関係を築けるようになる頃、毎回担当者が代わるのはしんどいものです。まあ、そもそもマネージャーさんはみんな男性だから、体について相談することなんてできなかったんですけどね。(笑)
「これは本当におかしいかも」と思ったのは、20歳の頃です。お酒を飲みに行くじゃないですか。そうすると突然気持ちが悪くなるんです。酔いというより、胃と腸がキリキリ痛み出して、トイレに駆け込む。吐き気と便意が同時にやってきて、トイレから30分くらい出られないことが続きました。
仕事中も「ちょっと貧血で」と言って、衣装を汚さないよう気をつけながら、何度もトイレに籠りました。精神的に何かトラブルを抱えてトイレから出てこない、と周囲からは思われていたような気もします。でも万年二日酔いのような気分の悪さで、主な症状は嘔吐、下痢と便秘の繰り返し、頻繁な、激しい腹痛などでした。
「クローン病の疑いがあります」
そんな状態で迎えたある舞台の千秋楽の前夜、私は急性盲腸炎で倒れてしまいました。先生に頼み込んで点滴をぶら下げながらなんとか舞台をつとめあげ、幕がおりるや病院へ直行し、メイクだけ落として手術台へ。パンパンに腫れ上がった盲腸を取ったんです。
ところが、術後も依然として吐き気が消えません。次の仕事が迫っていることもあって、ひとまず退院し、2週間後には食レポで札幌に向かいました。朝からお寿司を食べ、ソフトクリームを食べ、ジンギスカンにメロンパン……の予定だったのですが、途中で吐き気と腹痛、悪寒に襲われてまたもや倒れてしまったのです。急いで帰京し、手術を受けた病院へ。いろいろな検査をしたけれど、悪いところはどこにも見つかりません。
すると、担当医がこう言ったんです。「確定診断ではないので、もっといろいろ調べる必要がありますが、症状を見るに、クローン病の疑いがあります」と。
クローン病、と聞いても、正直ピンときませんでした。ただ「難病指定されていて、特効薬はない」という言葉に、絶望的な気持ちになりました。家族のためにもっと働かなくては、と張り切っていた矢先のことです。それに、クローン病治療として処方されたペンタサという薬を飲んでも、何ひとつよくなる感じがしません。
落ち込む私を見かねて、友人が「どんな病気でも、ストレスが一番よくない」と沖縄旅行に誘ってくれました。デビューから8年にして、はじめてもらった休暇。精一杯楽しもうと出かけたのですが、滞在2日目で、やっぱり胃と背中の激痛で動けなくなってしまったのです。旅行はそのまま中止に。同行した友人の勧めで、「ゴッドハンド」と言われる東京の鍼灸師のもとへ直行することになりました。
消化できていないだけだった
「胃と腸が動いていないだけ。ただの食べすぎで、難病でもなんでもないよ。いまから3日間、食事を抜いてみて」
触診を終えた先生の言葉には、目が点になりました。だって私、沖縄でもほとんど食べてなかったんですから。でも先生は首を振り、「体に溜め込んでいるものを、まずは出しなさい」と繰り返します。
断食中は3日間、先生のもとに通い、胃酸過多にならないよう、鍼を全身に打ってもらいました。1日目には早くも胃と腸が動き出す感覚があり、何も食べていないのに、2日目には真っ黒でねっとりとした宿便のようなものが大量に出ました。そして3日目に感じたのは、背中に羽が生えたかのような体の軽さ。嘘みたいな話ですが、腹痛はもちろん、頭痛や肩こりなど慢性的に抱えていた症状が見事に消えてしまったのです。
戸惑う私に、先生はこう言いました。「現代は食文化が発達して、おいしいものがいつでもどこでも食べられる。でもそれを消化する人間の体は、まだ進化に追いついていないんだよ」。
この言葉は、当時23歳だった私にもストンと腑に落ちました。炭水化物を吸収する機能を取り戻すため、1年半はお米や小麦粉を使ったパン・麺類の摂取を控え、何十回もよく噛んで食べるようにしたら、悩みの種だった吹き出物がなくなって。好きでたまらなかったファストフードは、食べたいとすら思わなくなりました。「食」は体だけでなく、脳にも影響を与えるんだな、とビックリでした。
食後から寝るまでに、最低3時間はあける。これはいまも忠実に守っていて、たとえ睡眠時間が少なくなっても、「3時間あける」ことを優先しています。そして夕食から朝食まで、18時間おく。こうして、寝ている間に胃腸をちゃんと休ませるんです。
体調が悪いと、仕事に取り組む時は精一杯「こなす」という感じになりますが、仕事に楽しさを見出すことができたのも、この頃からです。また、せっかく食養生についてこんなに深く考えたのだから、と「マクロビオティックセラピスト」「薬膳インストラクター」「中国漢方ライフアドバイザー」の資格も取りました。
ただこの3つ、勉強していると矛盾も見えてくるんです。たとえば、「マクロビオティック」では基本的に動物性たんぱく質を一切摂らないのですが、「薬膳」ではがっつり。熊だって食べちゃう(笑)。また「漢方」でも、動物由来のものを処方します。
相反する考え方を同時に勉強したことで、結局は「自分に合うものは何か」を常に自分に問う姿勢が大切であると気づきました。それこそが、自分の体をいたわる食養生の第一歩ではないのか。つまり、「この方法でなくてはいけない」と決めつけることなく、まずはひとつひとつ実践していこう、と思ったのです。子育てを通じて続けられるスタイルに
結婚後、32歳の時に息子を出産して、いまは家族のためにもよりよい食生活を実践しています。基本は玄米菜食の暮らしで、主食は発芽酵素玄米。ただ仕事柄、外食の機会は少なくないので、お肉もお魚も週3日は食べることにしています。目指しているのは、一方に偏りすぎない「ざっくり中庸ライフ」といったところでしょうか。
息子が生まれた時は、「こんなまっさらなきれいな体に不純物は入れたくない!」と思ったけれど、望ましくない食べ物を完全に排除することなんて、現実的に難しいと思うんです。
たとえば、保育園で出されたおやつや、人からいただいたお菓子に「あれはダメ」なんていちいち言うのも、なんだかなあと思う。だから園の先生には「本人にまかせてください」とお願いし、息子には「食べたいかどうかを考えて、いらない時は『いまはお腹いっぱいです』とか『持って帰ってもいいですか』と言ってもいいんだよ」と教えました。
いま、自分の体がその食べ物を欲しているか考える。その癖をつけることは大事です。私は、自分の欲求に目をつむって食べ続けた結果、あんなに長い不調に苦しんだわけですから。考える癖がつけば、自分の体にいま何を入れたらいいのかも、なんとなくわかってくる。これって自分をいかに愛せているかということにもがるような気がしています。
息子を見ていると、すごく自己肯定感が高いんです。一方で、私は酒乱気味の父に終始怯える母を見ながら、気の休まらない家庭で育ったので、大人になってからも無意識にビクビクしている時があります。仕事をしていても、自分は中身がないんじゃないか、と自信を持てないことも多くて。だから息子がちょっと羨ましい。(笑)
でも、たとえば息子が熱を出したら、市販のシートで急速に熱を下げたりはせず、豆腐をガーゼに包んでおでこに貼って熱をとる。焦らず騒がず、病院に行くレベルかどうかを冷静に判断し、ひとまずは玄米を炒って煮出した水分を飲ませる……。こういう対応をしている時、知識を役立てて実践できた自分に、ようやく自信が持てたりするんです。
見直した食生活を、子育てを通じて、続けやすいスタイルに調整していったことで、私は「ほどよく」「ざっくり中庸」な対応ができるようになりました。
動物性の肉を食べすぎたなら、植物性の干し椎茸のスープを飲んで中和すればいい。ロケ弁を食べるなら、家から玄米おにぎりを持って行けばいい。食事は関係性を築く要だから、仕事のおつきあいに制限は設けず、家は粗食にしてバランスをとればいい。行きすぎても戻れる場所さえ知っていれば、ストレスフリーで健康的な日々を送れるような気がしています。
構成: 平林理恵
撮影: 大河内禎
ヘアメイク: 棚田幸恵
出典=『婦人公論』2020年8月11日号
山田まりや
女優・タレント
1980年愛知県生まれ。明るく元気なキャラクターやトークで人気を集めるほか、女優としてドラマや映画で活躍。YouTubeでは7歳の長男と「ムネまりチャンネル」を開設。健康や食に関する情報を発信している


新・乳がん検診、貼る乳房… フェムテック展リポート

2021-11-06 13:30:00 | 日記

下記の記事は日経ウーマンオンラインからの借用(コピー)です。  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する取り組み「Femtech(フェムテック)」。日本でも大手企業が参入を始め、近年注目を集めています。「日本らしいフェムテックを啓蒙しよう」と、2021年10月7日に『フェムテックジャパン2021/フェムケアジャパン2021』が開催されました。女性のライフステージに寄り添い、心と体の健康に関する課題を解決する25社・団体が出展し、元タレントのおかもとまりさんらが登壇する公開セミナーも行われました。会場で見つけた、注目の製品やサービスをリポートします。
急拡大する吸水ショーツ市場 ファッション性も進化
 日本のフェムテックで最初に光が当たった市場と言えるのが、吸水ショーツ。GUやユニクロが参入したことで、一気に注目度が増しています。
 「comfits」は、下着専門店の「フランデランジェリー」(フラン)が2020年に立ち上げたブランドです。欧米から取り寄せた吸水ショーツを日本人の体格に合わせてパターン改良し、はき心地にこだわって商品化しています。吸水部分は4層構造になっており、肌に触れる部分は綿95%の天竺生地を使用。成長や体の変化に合わせて長く使えるよう、XSから3Lまで6サイズを展開しています。
【01】2021年春に発売したレース素材のショーツ、2970円(税込)【02】レギュラータイプのショーツ(写真中央)は2090円(同)【03】レギンスタイプ(モデル着用)は22年投入予定
 顧客層は幅広く、日常的に運動をしている人や、更年期で月経周期が乱れがちな人、初潮を迎えたばかりで頻繁にトイレに行くのが恥ずかしいという子どもを持つお母さんにも支持されているそうです。
 顧客の声を取り入れ、21年春にはタンガタイプやレース素材など、ファッション性を意識した商品の販売も開始しました。22年春にはレギンスタイプの販売やカラーバリエーションの追加を予定しています。
服を着たままで、発見率5倍の乳がん検診
 マンモグラフィーでの乳がん検診は乳房を圧迫して撮影するため、胸を見られたり触られたりする恥ずかしさや、潰す時の痛みに抵抗がある人も多いでしょう。ドゥイブス・サーチの「無痛MRI乳がん検診」は、放射線科医の高原太郎さんが開発した新しい乳がん検診方法です。18年から導入が開始され、21年10月現在、約30の病院で受診できます。
 特徴は検査着やTシャツなど服を着たまま、専用の台にうつ伏せに寝るだけで撮影できるという点。放射線を使わないため、被ばくの心配もありません。乳房を圧迫しないので、マンモグラフィー検診ができない乳房再建手術を受けた人や、豊胸手術をした人でも安心して検査を受けられます。
マンモグラフィーでは白く映るがんが、高濃度乳房の場合見つけにくい
 マンモグラフィーの場合、がんは白っぽく映ります。乳腺の濃度が高い場合、写真のように乳腺部分も白く映ってしまうため、がんと見分けがつかないという難点がありました。50歳以下の日本人女性は8割近くが高濃度乳房(デンスブレスト)だとする調査もあり、マンモグラフィーではがんの発見がしづらいのです。
ドゥイブス・サーチではがんは黒く映る
 ドゥイブス・サーチでは、がん化している組織と健康な組織とで水の動きが異なる性質を利用し、がんを黒く見えるようにしています。マンモグラフィーよりも乳腺の量に左右されずに診断ができるのです。
 「マンモグラフィーでの乳がん発見率は1000人あたり2.7人(日本乳癌検診学会発表、18年データ)。マンモグラフィーに超音波検査を加えると、1.5倍ほど多く見つけることができると言われ、乳腺の濃度が高い人は超音波検査を併用するように提案されるケースもあります。
 一方、ドゥイブス・サーチの無痛MRI乳がん検診のがん発見率は1000人あたり14.7人と、マンモグラフィーの約5倍、超音波検査を併用した時よりはるかに高い発見率です。これがたった1回の検査で可能となります」(高原さん)
 受診にかかる時間はおよそ15分。受付から会計までの時間も1時間あまりで済むため、例えばお昼休みに受診を済ませることも可能です。難点は、自治体などからの費用の助成がまだなく、受診費用2万円~3万円(医療機関による)が自腹となる点です。「国や自治体からの助成対象の承認を受けるのはハードルが高いですが、企業の健診メニューとして安価に受けられるようにする方法は現実的と考えており、今は主にそちらを目指して活動しています」(同)
「貼るだけ」の人工乳房で温泉にも入れる
 日本では年間約9万人が乳がんと診断されています(国立研究開発法人国立がん研究センター調べ)。乳がんは5年生存率が9割を超え、早期に適切な治療をすれば助かる人が多い病気ですが、乳房摘出手術が避けられない場合があります。乳房の摘出によって喪失感に苦しんだり、体の左右のバランスが崩れて腰痛や肩こりが起こったりする人も。しかし、術後すぐ乳房再建手術を行うのは難しく、がん再発時には再建した乳房を再度手放さなくてはいけません。
 そこで注目されているのが、装着式人工乳房です。「ルアナブレスト」(カノアクルー)は100%シリコン製の人工乳房で、重みや肌の色までオーダーメードで再現。専用の装着剤「ルアナフィット」を使えば、3日程度装着したままで過ごせます。水やお湯で装着剤が溶ける心配もなく、旅行や温泉を気兼ねなく楽しめます。シリコーン製で柔らかいので、日常使いでは装着剤なしでも使用可能。人工乳房の周囲にある薄い人工皮膚部分が体温で温められて透明になり、肌になじむように作られています。
ルアナブレストは、S・Mサイズは29万7000円、Lサイズは33万円(いずれも税込)。専用装着剤のルアナフィットは、15mLで4400円(同)
 21年夏には東京都三鷹市に都内初の専用サロンをオープン。サロンで丁寧にヒアリングし、個別の悩みに寄り添いながら装着式人工乳房を制作しています。
カスタマイズができる新・生理アプリ
 生理時などの体調を管理するアプリに新顔が登場しました。21年5月に4MEEEがリリースした「4MOON」は、初めての生理から閉経後までずっと使える体調管理アプリ。開発責任者の佐久間李花さんをはじめ、ほぼ女性だけのチームで開発。メンバーそれぞれの立場で出たアイデアを積極的に取り入れたのだとか。生理、妊娠、出産、閉経と年齢によって変化する体調に対応するため、記録できる項目数は全部で127。妊活期や更年期などさまざまなライフスタイルに合わせてメニューをカスタマイズすることができ、幅広い世代が使いやすいシンプルなデザインが好評といいます。
 スマートフォンの標準カレンダーと同期してスタンプやリマインダーが使えるなど、カレンダーアプリとしても使いやすいのも特徴。家族やパートナーとカジュアルに体調を共有できるパートナー通知機能は5人まで無料で登録できます。
アプリメニューがユーザーのライフスタイルに合わせてカスタマイズできる。記録できる健康状態の項目数は127種類と多い
 Google Play、App Storeから無料でダウンロード可能。アプリ内で課金すれば医療相談ができ、日中なら1~2時間で医師から返信がもらえます。
 会場では、4MOONユーザーのおかもとまりさんによる公開セミナーも行われました。「私はPMSの対策として毎日必ずピルを飲んでいるので、アプリに通知が来る点がとても助かっています」(おかもとさん)。
右がおかもとまりさん、左が開発者の佐久間李花さん
育休復帰後の孤独感を和らげる応援アプリ
 「piam.」は21年6月に提供開始した、育児休業からの復職支援のためのアプリ。開発したのは、育休からの復職支援や人材研修を行うワークシフト研究所。その取り組みの一つ、育休中の女性を対象とした「プチMBA」は、参加者は累計1万2000人を超えています。
 同所は「プチMBAに参加していない女性たちも、仕事と子育ての両立に悩んでいます」と指摘。「育休中や復帰時の孤独感を和らげる、悩みを乗り越えるためのヒントを提供したい」とアプリを開発した目的を説明します。
「piam.」の機能は、毎日届く応援メッセージなど。プチMBAの講義内容も含む
 アプリの機能は主に3点。1つは、毎日届く応援メッセージ。内容は、プチMBAの講義内容の一部や、講義参加者と講師とのやりとりをヒントに作成しています。2つ目は「今日の自分を褒める」スタンプをカレンダーに記録する機能。最後がアンケート機能。全国の育休復帰者のアンケート結果から、両立の知恵を得ることもできます。Google Play、App Storeから無料でダウンロード可能です。
災害時の女性のために 防災対策にもなる授乳服
 1997年に創業し、授乳服を通じて女性の活躍を支援してきたモーハウスは、04年の新潟中越地震以来、避難所向けに授乳服や授乳用インナーを支援してきました。
 災害時、避難所に行けば、人工乳のみで育てている家庭にはミルクの援助があるかもしれませんが、母乳で育てている家庭は、急に人工乳に切り替えることはできません。そんな時に利用したいのが授乳服。授乳服なら授乳ケープよりもよりさりげなく、肌を見せずに授乳することができます。なにより、授乳時に人けの少ない場所に移動しなくて済み、性犯罪抑止にもつながるといいます。
防災Tシャツ。モーハウス本社の茨城県が2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた。当時被災者だったスタッフの経験が製品開発に生かされている。8800円(税込)
 モーハウスでは災害用授乳服・防災Tシャツの備蓄を提案しています。防災Tシャツは授乳しやすく、オールシーズン活用できるよう、厚手生地を使用しながら風を通しやすいデザインに。ゆったりしたシルエットなので、妊娠中・授乳中ではない人も着用できます。吸水速乾素材を使用して、被災時でも扱いやすくなる工夫も。現在、複数の自治体で災害備蓄として採用されているそうです。
子どもが生理を知るためのキット
 自身が子ども時代、性犯罪に巻き込まれそうになったとき「恥ずかしい」「親に伝えてはいけない」と感じ、1人で抱え込んでしまった経験を持つ、「READY BOX」プロジェクト代表の三上麗さん。子どもたちが楽しみながら正しい性の知識を身に付け、親子で性について話すきっかけにしてほしいと開発したキットが「READY BOX」です。21年9月にECサイトを立ち上げ、一般販売を開始しました。
さまざまなアイテムが詰まった「はじめての生理準備BOX」
 「はじめての生理準備BOX」には、ナプキン、タンポン、布ライナーなどの生理用品とオリジナルポーチとステッカー、デリケートゾーンをケアするボディウォッシュに、医師が監修し、三上さん自ら制作に携わった「生理ってなに?」ブックレットがセットになっています。「ブックレットはPOPなデザインにして、難しい教科書っぽくならないように意識しました。生理を体のシステムとして楽しく伝えられれば」(三上さん)。価格は4000円(税込)。
「生理ってなに?」が分かるブックレット(単体では780円、税込)
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 日本がフェムテック元年と呼ばれたのは、昨年2020年のこと。今はまさに、女性の課題を解決する新商品・新サービスが続々と誕生&上陸しつつある局面のようです。
表参道で開催された展示会は、多くの来場者で賑わっていた
取材・文/渡部梓


 「眞子さんがヘンリー王子夫妻のように、皇室についてインタビューで発言する可能性も…」 司法試験“不合格”だった圭さんと眞子さんに残る“不安”

2021-11-06 11:00:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です。

米ニューヨーク州の弁護士試験に不合格だったことが分かった小室圭さん(30)。秋篠宮家の長女である小室眞子さん(30)とともに、NYでの新生活に向けて準備を進める中での一報だった。NHKの報道によると、「再び試験にチャレンジします。努力を積み重ねていきます」と、留学を支援してきた奧野善彦弁護士に伝え、眞子さんも、小室さんの勉強を支える趣旨の話をしたという。
緊張感に覆われた結婚会見
 小室眞子さんが圭さんとともに10月26日に開いた結婚会見は、祝福ムードの代わりに会場が緊張感に覆われ、皇室を離れたばかりの元皇族の会見としては異例のものとなった。2人の発言と事前質問への回答には、圭さんの母と元婚約者の金銭トラブル問題などをめぐる一連の報道について「誤った情報」と非難するフレーズが計8回盛り込まれており、不満と不信感が強くうかがえるものだった。
 内容を簡単におさらいしてみる。会見は婚姻届が出された直後に、ホテルグランドアーク半蔵門で10分ほどにわたって開かれた。予定されていた質疑応答は前日の10月25日に宮内庁を通じて中止が通告され、宮内記者会などからの5問の質問には書面で回答。あいさつを除くと2人は交互に口を開き、眞子さんが3回、小室さんが2回発言した。
圭さんは開口一番「私は眞子さんを愛しております」
 眞子さんは会見で、結婚について、「様々な考え方があることは承知しております」とし、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と理解を求めた。
 続けて金銭トラブル問題について切り出し、「圭さんが独断で動いたことはありませんでした」とした。さらに、「圭さんのお母様の元婚約者の方への対応」や圭さんの進路について、「留学を前倒しして、海外に拠点を作って欲しいと私がお願いしました」と、いずれも自身が主体的に方向性を決めていたことを説明した。
 一方の圭さんは開口一番、「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」と宣言。続けて「この度の結婚に関してご迷惑をおかけしてしまった方々」に申し訳ないと謝罪した上で、「(母の元婚約者に)解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません」などと、金銭トラブルの現状説明を行った。
会見で語られたのは「眞子さんが主体的な立場だった」こと
 会見と事前質問の回答で注目されるのは、圭さんやその母をめぐる金銭問題の対応や留学について、眞子さんが「主体的な立場」で当たっていたことを自ら示したことだ。
 真偽や度合いは不明であるが、これは圭さんへの世間の逆風を共有しようとする心にほかならないだろう。会見での発言や、回答書の署名がいずれも眞子さんから始まっていたことでも、圭さんをリードしている関係性がうかがえるようである。
 さらに目を引いたのは、金銭トラブルをめぐる一連の報道に対する不信感・拒否感の強さだ。眞子さんは「誤った情報が世の中では事実のようになっている」とする趣旨で、会見で1回、回答書で4回「誤った情報」というフレーズを使った。圭さんにも同様の発言が会見で1回、回答書の冒頭部分にも2回あり、「誤った情報」とする表現は全部で8回登場。このほかにも、「事実に基づかない情報」「根拠のない批判」といった類似の表現が複数回みられ、並々ならぬ無念さをうかがわせている。
遺族年金不正受給疑惑と「プリンセスの婚約者」特別待遇の疑念
 特にその感情が顕著に表れていたのは、圭さんの母による遺族年金の不正受給疑惑や、圭さんが留学先の米フォーダム大学で「プリンセスの婚約者」として特別待遇を受けたとする疑念などについて具体的に尋ねた日本雑誌協会からの質問の回答書面だ。
 眞子さんはこの質問に答える前に、「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問」という言葉を2回繰り返し、この質問を受けたこと自体を「誠に残念」と表現。「このような質問に会場で口頭でお答えすることを想像すると、恐怖心が再燃し心の傷がさらに広がりそう」とし、こうした質問が、自らが診断を受けた「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」の原因につながっていることを示唆した。
 これは会見での質疑応答を取りやめることを公表した際の理由と同一である。具体的にどんな言葉が恐怖心をもたらしたのかは公表されなかったが、質疑応答が取りやめられたのは、この質問を事前に眞子さんが見たためだと推定できる。
 会見では、2人が「国民に伝えたい事柄を話す」と告知されていた。ふたを開けば、自由発言部分の多くについても圭さんとその母の疑惑やトラブルへの弁明に割かれており、これが「国民に伝えたかったこと」だったとの印象は拭えないだろう。
私的な問題の弁明、父の秋篠宮さま謝罪と「異例づくし」の結婚
 内容はおくとしても、皇族や元皇族が自分に関連する私的な問題を、会見の場でストレートに「弁明」するようなことはこれまでほとんど例がない。元皇族自身がトラブルの「当事者側」となることでその前例が作られたことは、令和の皇室にとっては望ましくないことであるはずだ。
 眞子さんをめぐっては、女性皇族が結婚する際に行われる多くの儀式が見送られる異例の段取りとなったが、結局は、皇祖の天照大御神や歴代天皇の御霊がまつられている皇居・宮中三殿や、昭和天皇の陵(武蔵野陵)などを私的に参拝した。
 最終的には穏便に皇室を出る形をつけたともいえるが、父の秋篠宮さまは結婚当日に出したご感想で、「ご迷惑をおかけした方々に誠に申し訳ない気持ちでおります」と異例の謝罪をしている。 
弟と妹である、悠仁さま・佳子さまへの影響は
 最後に、今後も懸念が続く点を指摘しておきたい。
 圭さんをめぐる問題は、最終手段の記者会見をもってしても、説明を尽くして国民に納得を得られたとはいい難いものだったといえるだろう。令和の皇室と国民を分断させかねない深い傷跡となるのは必至であるが、残された秋篠宮家のみなさま、特に眞子さんの弟と妹である悠仁さま、次女の佳子さまへの影響が懸念される。2021年10月、30歳の誕生日を迎えた眞子さま(当時・宮内庁提供)
 将来天皇になられる悠仁さまは現在中学3年生である。家族の「対立」に近い騒動、そして、一個人としての自由を求める姉の姿を目の当たりにされたことは、何かの形で将来影響が出かねないだろう。
今後、宮内庁の目の届かない場所でインタビューが行われたら
 もう一つの懸念は、皇室を出た眞子さんが今後インタビュー取材に応じ、皇室や宮内庁のあずかり知らないところで、皇室などに関する発言をすることである。
 今回の会見では、在日外国報道協会が事前質問でこのことを眞子さんに尋ねている。眞子さんが文書で出した回答は以下の通りだ。
 「今後の私的なことについては、お答えを控えたいと思いますが、現在のところ、インタビューに応じることは考えていません」
 この回答では、「現在のところ」は考えていないとしているものの、今後もずっとないのかどうかについては言及がない。皇室や宮内庁にとっては、眞子さんが完全に否定しなかったことは想定外であり、英王室から離脱してインタビューに応じたヘンリー王子夫妻のような「不安の種」が残ったといえるだろう。
 また、この質問は眞子さんのみに対するものだったため、圭さんは答えてすらいない。圭さんに関しても当然、同じ「不安」が残る。異例ずくめの結婚や会見を勘案すれば、2人が皇室をおもんぱかった行動を生涯にわたって取ることを期待するのは、甚だ心もとなく思える。


小室圭さん眞子さん結婚後に聞こえてきた「母・佳代さんの近況」

2021-11-06 10:30:00 | 日記

下記の記事はFRIDAY DIGITALからの借用(コピー)です。

小室圭さん(30)の3年2ヶ月ぶりの帰国を待ちわびていたのは結婚した眞子さん(30)だけではない。他ならぬ母・佳代さんもその1人だった。
「圭さんは成田空港から横浜の自宅に直行しましたが、息子である彼を受け入れるに当たって、佳代さんはかなり力が入っていたようです。食材などをごっそり事前に配達してもらうなど、入念な準備をしていたと聞いています」(宮内庁関係者)
もっともそんな佳代さんには、すでに報じられるように、詐欺容疑で東京地検特捜部に刑事告発されたという事実がある。
「告発の内容は大きく分けて2つあります。その一つは、佳代さんの夫が2002年3月に死去した後に受給してきた遺族年金についてです。ざっくり言うとこのお金は、佳代さんが再婚、あるいは事実婚となった際には権利を放棄することになります。佳代さんは夫の死後、自宅マンションで彫金師の男性と同棲したり、元婚約者の存在があったりしたにもかかわらず、受給を続けていたとされ、その点に問題がないのか注目が集まっていました」(全国紙の皇室担当記者)
この件について小室さんは先日の会見で配付した文書の中で、「そのような事実はありません」とだけ言及した。
記者との質疑応答が許されなかったので、具体的なことはこれ以上わからずじまいないのだが、それはともかく、もう一つの告発容疑が長野・軽井沢に関係する「傷病手当の不正受給」についてだ。佳代さんは2018年春にメンタルヘルスを担当する心療内科医から適応障害と診断された。正社員として勤務していた都内のケーキ店を休み、会社が加入する『東京都洋菓子健康保険組合』に傷病手当金の給付を申請し、1年半にわたって支給を受けていたというのだ。
「しかし、この間、佳代さんが知人が経営する軽井沢にある喫茶レストランで働いていた時期があると報じられたのです」(同前) 
万一にもこの告発が受理されれば捜査がスタートし、当局による佳代さんへの聴取も当然想定されるわけだが・・・・・・。
「佳代さんは今回の刑事告訴と言うか、その構成容疑とされる2つの件について、特に問題ないという考え方を持っており、今もそれは変わっていないようです」(前出・宮内庁関係者) 
佳代さんの近況について、事情を知る秋篠宮家の関係者がこう明かす。
「圭さんが帰国した後、新型コロナの待機期間を佳代さんと祖父のいる自宅で過ごすことが決まってから、佳代さんはだいぶ気分が高揚していたようです。最愛の息子との久々の再会ですから当然ですよね。ただ、気持ちのアップダウンが強まっている状況で、圭さんの帰国に備えすぎたこともあって、その後の虚脱感の中にあると聞いています」 
さらにこの関係者はこう続ける。
「長く勤めたケーキ店を辞めることになったようです。新たに仕事を探さなければならないのですが、感情の起伏もあってベッドからなかなか出られず、家事もままならない日もあり、この状況では外で働くことは難しいということでした。誰とも会わないデスクワークならこなせるのでしょうが、佳代さんができることは限られていますし、新しい職場環境だとストレスも重なります」(同前)
ここ最近、佳代さんは身体のあちこちの痛みを訴え、定期的に通うクリニックがあるという。
「そこではお金のかかる自費診療にも頼っており、本当は働かなければならないはずなのですが、ドクターストップの状態なのでしょう。しばらくは父親に支給される年金で暮らさざるをえないと聞いています」
佳代さんに平穏な日々は訪れるのだろうか。


小室圭さん・眞子さんを狙うNY「パパラッチ」事情 実は彼らより警戒した方がいい“難敵”

2021-11-06 10:00:00 | 日記
下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です。

10月26日、秋篠宮家の長女・眞子さん(30)と小室圭さん(30)は入籍した。2人は都内のマンションに滞在し、渡米の準備を進めている。
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 小室夫妻の近況が報じられる際、かなりのメディアが「パパラッチ」に言及したことにお気づきだろうか。担当記者が言う。
「ざっとネットを検索しただけでも、NEWSポストセブン、FLASH、朝日新聞GLOBE+などが『眞子さんをパパラッチが狙う可能性』について言及しています。民放キー局のワイドショーも一部が触れました。小室さんは司法試験の結果が出る前から、ニューヨークの法律事務所で勤務を始めています。新居もニューヨークか、その周辺でしょう。世界的なセレブが住む街ですから、パパラッチも多い。『眞子さまは必ずターゲットになる』と断言する専門家もいました」
 だが、パパラッチ事情に詳しいデーブ・スペクター氏に取材を依頼すると、2人の結婚がアメリカの強い社会的関心事になっているわけではないようだ。
「それでも私が想像していたよりは、かなり多くの記事が報じられました。ニューヨークタイムスやワシントンポスト、CNNやABCテレビといった大手メディアだけでなく、センセーショナルな報道で知られるタブロイド紙のニューヨークポストも、眞子さんの結婚を記事にしたほどです」
眞子さんの顔も知らない?
 アメリカのメディアは「眞子さんは第2のメーガン妃になるのか?」という関心を持っているようだ。その結果、結婚式の様子を伝える記事が予想より増えたとデーブ氏は解説する。
 だが、記事の数が多いからと言って、パパラッチが動くかは別問題だ。そもそも大多数のアメリカ国民は、眞子さんの顔も知らないのが現状だという。
「例えば眞子さんが、大リーグの試合や全米オープンテニスを観戦していたとしましょう。中継するテレビ局のスタッフが気づいてカメラを向けることは、まずないと思います。眞子さんの顔を中継スタッフも視聴者も、誰も知らないからです」(同・デーブ氏)
 デーブさんによると、ニューヨークで活躍しているパパラッチは数百人。その仕事内容は、日本人がイメージしているものとはかなり違う。
「いかにもパパラッチらしい、セレブの奇行や交際の決定的瞬間を撮影した写真は、むしろ稀なのです。彼らの仕事の大半は、ハリウッドスターなどの著名人のプライベート写真を撮ることです。例えばスターが外食に出かけたなら、レストランの出入りをカメラに収めるわけです」(同・デーブ氏)
パパラッチは最高のSP!?
 撮影写真はフォトエージェンシーに登録される。それを世界中の新聞や雑誌社が閲覧し、記事に添えるため写真を購入する。
「著名人の記事を作る際、彼らのプライベートな近影を撮った写真が重宝されるわけです。奇行の写真は、普通の記事にはかえって使いにくいものです。レストランを出入りしている写真なら、どんな記事でも大丈夫です。ニュース価値は低いので、1枚の使用料は数万円程度、そのうち60%をカメラマンが取ります。もちろん売れなければ0円です」(同・デーブ氏)
 1枚の使用料が数万円は安い、と思った方もいるだろう。セレブが自らSNSで配信したり、メディアが量産重視のネット展開にシフトしたことで、写真使用料の単価は下がっている。パパラッチの黄金時代は終わっているのだ。
 とはいえ、被写体がハリウッドスターといった著名人になると、話は違ってくる。全世界のメディアが記事を作成しているため、100社単位の使用申請もあり得るのだ。1枚の使用料は万円単位でも、100社が買えば百万円台になる。
「セレブとパパラッチは友好的な関係であることが珍しくありません。まず、移動の際に顔見知りのカメラマンに取り囲まれるのは、警備の面からも役に立ちます。ストーカーに狙われるより、パパラッチに狙われたほうがよほど安全です」(同・デーブ氏)
 パパラッチは不審者からスターを守る“盾”になっていると考えることもできるわけだ。
誰が写真を買うか?
「パパラッチから狙われるのは、その著名人が依然として人気があることの証明でもあります。撮った写真は全世界に配信されるので、彼らが宣伝を担当しているとも言えるでしょう。スターのために、彼らが向かうレストランの駐車場を取っておいたり、よい写真が撮れれば引き延ばしてプレゼントしたりするような人間関係が生まれることも、実はよくある話なのです」(同・デーブ氏)
 眞子さんの場合はどうだろうか。ニューヨークのレストランに出入りする写真をパパラッチが撮ったとしたら、日本以外の国で購入しようとするメディアはあるだろうか?
「日本ですと、たとえレストランの出入りという穏やかな写真でも、批判される恐れがあります。テレビ局も新聞社もパパラッチの写真は使わないでしょう。雑誌メディアは買うかもしれませんが、予算は限られています。パパラッチからすれば充分な報酬は期待できません」(同・デーブ氏)
 金にならない写真を撮るプロはいない。どうやらパパラッチが、わざわざ眞子さんを標的にする可能性は今のところは低そうだ。
偶然の1枚
 デーブ氏は「とはいえ、パパラッチのカメラマンが、眞子さんを偶然に撮影してしまうケースはあるかもしれません」と言う。
「街で多くの人が群がり、特定の女性にスマートフォンを向けて写真を撮っている場面に、パパラッチが出くわしたとします。そういう場合、彼らも必ず写真を撮ります。そして『誰だか分からないけど、女性がニューヨークで注目を集めていた』とフォトエージェンシーに渡し、そこで正体を確認した上、キャプションを付け写真をアップするわけです」
 同じことは眞子さんにも起こり得る。ニューヨークの街を歩いていると、日本人観光客が発見して写真を撮る。それをパパラッチが見つけてカメラのシャッターを押す──。
「注目ポイントは、眞子さんが実際にニューヨークでの生活を開始した時です。アメリカのメディアがこぞって報じるような事態になれば、パパラッチのターゲットになる可能性も出てきます」(同・デーブ氏)
パパラッチより怖い人々
 眞子さんがニューヨークタイムスやワシントンポスト、ABCテレビといった大手メディアの独占取材に応じ、皇室の暴露話などを披露すれば、一気に注目度は増すだろう。
「しかし、その可能性も低いでしょう。眞子さんは何も話すことはないでしょう。アメリカメディアも王室報道で痛い目に遭っています。有名な司会者、オプラ・ウィンフリーは今年3月、メーガン妃の独占インタビューを行いました。事前に予習はしたはずですが、やはり英王室の知識が乏しく、彼女の嘘を見抜けなかったことが明らかになっています」(同・デーブ氏)
 まして日本の皇室ともなると、更に知識は乏しい。デーブ氏によると実際、「眞子さんは圭さんとの結婚を貫くため、皇族の地位を返上した」などと誤った報道が散見されるという。女性皇族は結婚で自動的に皇族の立場を離れることを知らないわけだ。
「総合的に判断すると、眞子さんが気にすべきはパパラッチではないでしょう。それよりも観光客や一般人が向けるスマートフォンのカメラを警戒すべきです。少しでも変な写真を撮られると、問答無用でSNSに拡散されてしまいます。プロのパパラッチより素人のほうが、よほど怖いのではないでしょうか」(同・デーブ氏)