皆さんのお役に立てば幸いです

色々の無料ホームページからお役に立て様な記事を探して掲載します。主に健康・くらしです。

映画『おくりびと』が、中国で今さら大ヒットしている意外な理由

2021-12-01 15:30:00 | 日記

下記の記事をダイアモンドオンライン様のホームページよりお借りして紹介します。(コピー)です。

2008年に公開され、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した日本の映画『おくりびと』の4K修復版が中国で公開され、異例の大ヒットとなっている。13年前の映画が今、中国の人々から高い関心を集めている理由とは何か。背景には、社会の変化に伴って中国人の「死」の向き合い方に生じはじめた変容の兆しが見える。(日中福祉プランニング代表 王 青)

13年前の映画『おくりびと』が
今中国で大ヒットしているワケ
 第81回米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した映画『おくりびと』(2008年公開)の4K修復版が、今年10月末に中国各地の劇場で上映開始となった。本作は中国で大きな話題となっている。11月24日現在も、毎日発表される「興行ランキング」の上位に入っており、興行収入は6000万元(約11億円)を上回った。SNSにも映画を見た人の感想が数多く投稿されている。

 筆者は仕事の関係で、中国の葬儀関係者らと10年以上の交流が続いている。筆者も入っている彼らとのグループチャットも、『おくりびと』の話で盛り上がっている。 

「映画を見てきた!すごく泣いて、本当に感動した!両隣の席の人も皆ずっと泣いていた……」

「今回は2回目。前回見たときとまた違う見方ができた。われわれの仕事は単なる死者の天国への旅立ちをお手伝いするだけではなく、次の新しい命につなぐことでもあることを悟った」

「世間はわれわれの仕事への偏見が大きいが、映画の中の主人公と社長のように、仕事に誇りを持って臨むなら、自分の心も満たすこととなるのだ」

「故人に臨む最後の儀式を厳粛に執り行い、体裁を整えることは、故人への尊厳だけではなく、家族の心の慰めでもあるのだ。映画を見ながら思わず背筋を伸ばした」などなど。

『おくりびと』は、これまでもテレビの放送やネット配信で、中国でもすでに多くの人に鑑賞されていた作品だ。今回は十数年ぶりとなる本格的な劇場版の修復版であるとはいえ、また中国の国産映画や海外作品も豊富にある中で、なぜ『おくりびと』がこれほど大きな話題となり、注目されるのか。
「死」の話題を避ける文化
病状についても話さず
 そもそも、中国の伝統文化の中では、「死」の話題が禁忌であり、できれば避けたい傾向がある(詳しくは『中国人が日本のお葬式に驚く理由』を参照)。ゆえに、日常的に人々は遺体安置室や葬儀館などに近づきたくないと考えている。そうすることで、「死から逃げられる」という心理が働いているからだ。

 そして、中国の人々は死生観を語ることがあまりない。死の教育は医学部など専門の教育・研究機関でもあまり重視されず、一般の大衆にとってはさらに身近なテーマとはいえない。

 葬儀業という職業が差別されていて、従事者の多くは世間に自分の職業を隠そうとしてきた。先述の葬儀関係者のうちの一人である30代の女性は、納棺師の仕事に就くために、親とけんかして家を出たという。彼女は普段、人と握手しないように心掛けていると話す。また、理解のある友人たちの結婚式に誘われても絶対出席しない。

 こうした社会的な差別は時代の変化とともに改善されつつあるが、納棺や化粧をする、いわば葬儀の第一線の現場で働くスタッフが、職業を理由に結婚できないケースも少なくないのが現状だ。

 そして、「死」に対する恐怖や負のイメージは、中国人の「最期の質」を悪くしているといえる。

 筆者は日中の介護事業者が交流するオンラインセミナーを定期的に主催しているが、折しも今月開催したセミナーのテーマが「人生の最終楽章をどう奏でるか、尊厳のある最期とは」であった。そのときに出演した中国の高齢社会問題に詳しい中国高齢者産業協会専門家委員会理事の殷志剛(いん・しごう)氏のプレゼンによれば、中国の約8割の高齢者は亡くなる前に、病状や死後について家族と話し合うことがないのだという。つまり、何も準備がないままこの世を去っていく。

 例えば、がん患者の家族交流のサイトがある。だが、そこでは患者本人にがんという事実を隠すため「どうニセのカルテを作るか」「どういう“善意のウソ”を使うか」などの「ノウハウ」がやりとりされているのだという。結局、患者本人が何も知らさられないまま亡くなっていく。約37%の高齢者は、身体的にも精神的にも苦痛のままで亡くなるというデータもある。

「死」と向き合うことを避けようとするために、事前の心の覚悟や準備ができず、結果的に本人は言いたいことを言うチャンスをなくし、家族にも大きな悔いが残ってしまうこととなる。
高齢化で「最期」への関心高まる
『おくりびと』が死生観を考える出発点に
 中国では長年にわたり実施した一人っ子政策の影響で、近年、少子高齢化が急速に進み深刻な社会問題となっている。社会制度や死に関する文化や教育などの改革が、高齢化のスピードに追いつかない状況である。「2016年~2021年の中国葬儀サービス産業の市場運行および発展趨勢研究報告」によると、現在中国の毎年の死亡人口は約1000万人で、今後は年々増加していき、20年後は毎年2500万人に上ると予測されている。

 このような社会の変化も相まって、今、「尊厳のある死」「人生の最後をどう過ごすべきか」などの問題が中国国内でこれまでになく高い関心を集めている。数年前から、社会、教育、医療分野などの複数の専門家が「死についての議論は一日も早く真剣に行うべきだ」「死の哲学や教育の推進と普及は喫緊の課題で、急務である。新しい時代に合う葬儀文化と礼儀の構築は、故人の尊厳を保つだけではなく、わが国の基本的な価値観を樹立する重要な一環である」と主張している。

 こうした中で、『おくりびと』が上映された。中国葬儀協会の幹部は筆者に次のように話す。

「『おくりびと』は(本作が最初に公開された)13年前に、われわれ葬儀業界に一石を投じ、業界は大きな衝撃を受けた。『葬儀サービスとは何か、死とは何か』について考えさせられた。

 映画の主人公は故人に尊敬と感謝の念を込めて丁寧に化粧や着衣を施し、それが家族への慰めにもなっていた。日本ならではの『匠の文化』だと感じた。以来、納棺師という職業にもっとプライドを持って臨むべきだと、新人の研修でいつもこの映画を紹介している」

 そして、こんなエピソードも明かした。

「実は、スタッフの中で、13年前に『おくりびと』を見てこの職業に就く決心をした女性がいる。それぐらい、この映画の力は大きかった」

 また、13年ぶりに公開された4K修復版が葬儀関係者だけでなく、中国国内の観客から大きな反響を呼んでいることについては、「今の中国に死と正面から向き合おうという社会的な変化が生じているからだ」と分析する。「『おくりびと』がわれわれ中国人に、死生観について考える機会を提供してくれたのではないか」と語った。

 筆者もまさにその通りだと思う。実際、SNSでは下記のように自ら感じたことをつづった書き込みがたくさん見られた。

「映画は、葬儀従事者だけの物語ではない。死生観、家族愛、夫婦愛のテーマでもある。もう3回も鑑賞したが、毎回泣くところが違う。その都度、新しい発見ができた。本当に素晴らしい作品だ!」

「映画の最後に、主人公の奥さんが旦那さんの仕事を理解するようになって、『夫は納棺師なんです』と話したときのシーンに思わず涙が出た……。これが愛というものだ!」

「一見、重そうな映画だが、ユーモアもあり、笑いもある。哲学的でもある。『死は門だね。死ぬということは、終わりということではなく、そこをくぐり抜けて次へ向かう。まさに門です』という銭湯の常連客であり火葬場職員のセリフは、体が震えるほど心に刻んだ」

 先述のオンラインセミナーに、中国から参加した人の多くは若者だった。日本の介護施設のみとりやエンゼルケアの話に感銘を受け、たくさん質問もしていた。

「死は終わりではなく新しい出発だ」――。『おくりびと』が世界に発したメッセージが、中国の人々、特に若者に伝わり、中国社会の死生観を変えていく出発点となるだろう。人口大国である中国が変わるには時間が必要だが、こうした良質な日本映画が人々の意識に投影されていくことは、両国の友好にも良い影響を与えるに違いない。
王 青:日中福祉プランニング代表


銀座ママが「LINEを交換しよう」と聞かれたときに必ず使う"スマートな断り文句"

2021-12-01 13:30:00 | 日記

下記の記事をプレジデントオンライン様のホームページよりお借りして紹介します。(コピー)です。

親しくない相手から「LINEのIDを交換しよう」と頼まれたとき、どう断ればいいか。銀座の高級クラブ「クラブ由美」のオーナー・伊藤由美さんは「依頼を断るときはあいまいにしないことが重要。ただし、角を立てないためにスマートな断り文句を覚えておいたほうがいい」という——。(第3回)
※本稿は、伊藤由美『できる大人は、男も女も断わり上手』(ワニブックスPLUS新書)の一部を再編集したものです。

「大丈夫です」の使い方に感じる違和感
これはビジネスに限ったことではありませんが、会話のなかで頻繁に使われる「大丈夫です」という言葉に違和感を覚えることがあります。依頼や誘いを断わる、辞退する、遠慮するというケースで「大丈夫です」という言葉を使う人が多いんですね。

「大丈夫」が、「No Thank You」という意味合いで使われている——みなさんにも覚えがありませんか。若い人の間でとくによく使われている表現のようですね。ウチのお店でも、

「ほら、君も遠慮しないで飲みなさい」「はい、大丈夫です」「ん? それは飲める、飲めない、どっちだ? 日本語っていうのは難しいな(笑)」
といった会話をテーブルで耳にしたことがあります。「大丈夫」とは本来、「OK」の意味ですから、この場合、普通に考えれば「飲めます。いただきます」という意味に取れます。でも、最近の「大丈夫」にはまったく逆の「NO」の意味もあるわけです。

使い方を間違えると悪い印象を与えてしまう場合も
そちらの意味に取るなら「ごめんなさい。せっかくですが遠慮します」と、すすめを断わるフレーズになってしまいます。まあ、お酒の席での笑い話ならば目くじらを立てることもないのですが、これがビジネス関係で、上司や取引先などが相手となると話は少し変わってきます。例えば、

上司「今日の仕事が終わったら、たまには飲みに行かないか?」
部下「大丈夫です」
さあ、この部下は、「飲みに行けるのか」それとも「断わっているのか」、どちらでしょう。本来の意味ならば「大丈夫=OK」ですから「行けます」ということになります。ただ、これを「大丈夫=遠慮いたします」という意味に解釈すれば「行けません」と断わっていることに。

同じ「大丈夫」でも、その意味が180度違ってきます。また同様に、「結構です」にも肯定的と否定的の2つの意味があります。言い回しの違いによって「優れている」や「問題ない」という意味になる場合もあれば、文脈によっては「必要ありません」「要りません」といった断わり文句になることもあります。

こうしたダブルミーニングの「大丈夫」「結構です」は、話し言葉として通用してはいますが(とくに「大丈夫です」は若い世代に多く見られます)、使い方を間違えると悪い印象や誤解を与えてしまうことにもなりかねません。あいまいな表現ゆえに、とくにビジネスの場では相手に対して失礼になることもあります。
あいまいにしないことが断り方の基本テクニック
「あいまいにしないこと」が断わり方の基本テクニックです。誰にでも通用するわけではない、しかも真逆の意味合いを持つ「大丈夫」や「結構です」は、とくにビジネスシーンではっきり断わる際には適さない“要注意フレーズ”だと心得ておいたほうがいいかもしれません。

仕事に限ったことではありませんが、同じ日、同じ時間に2つの予定が重なってしまうというケースはよくあると思います。

お店でも、「来週末、同じ日にA社とB社のゴルフコンペが重なっちゃって……。あちらを断わればこちらに悪い。こちらを断わればあちらに申し訳が立たない——体はひとつしかないし、困っちゃうよね、こういうのは」

お客さまのこんな“ボヤキ”を聞くことは珍しくありません。「そういうときはどうされるんですか?」とお聞きすると、多くの方が、「誘われたのが早かったほうに出る」とおっしゃいます。

このように、同じ日にA社とB社のゴルフコンペが重なった、A社とB社の新製品発表会が重なった、A社とB社の忘年会が重なった——こうした予期せぬダブルブッキングが発生し、どちらかを断わらざるを得ない場合、どうすればいいか。

お客さまのおっしゃるとおり、「先に声をかけてくれたほうを優先する」というのが、いちばんフェアな方法でしょう。先にA社との約束が成立している場合、その後からのB社の誘いに対しては、

申し訳ありません。その日はすでに先約がありまして——。ごめんなさい。A社さんには◯カ月も前から約束をしておりますので——。
と正直に伝えるのが、後の関係にもっとも悪影響を及ぼさない最善の断わり方なのです。


「ほかの予定あって」とウソをつくのは最悪
いちばんよくないのは、前述したように両者に気を遣ってつい「ほかの予定があって」とウソの予定で断わることです。

例えば、A社のコンペに出るために、B社には「その日は出張が入っておりまして」とウソを言って断わったとしましょう。でもそういうウソはどこからバレるかわかりません。もしかしたらA社のコンペにB社ともつながりのある人が参加していて、その人からあなたがいたことがB社に伝わらないとも限らないでしょう。

「そんなこと滅多に起こらない」と思うかもしれませんが、不思議なもので、ウソを言って断わったときに限ってその“滅多なこと”が起こるものなのです。

そうなったらウソをつかれたことへの憤りに加えて、「ウチとA社を天秤てんびんにかけて向こうを選んだ」「ウチはA社よりも軽く見られている」と“あらぬ誤解”を招くことになり、後々の仕事に影響が出てくることは必至です。

英語にも「First come, first served(先に来た人が、先にもてなされる)」という言葉があります。下手なウソをついてごまかさず、「決して両者を比較したり、天秤にかけたりしたのではなく、あくまでも時間的に早かった順番に対応している」というスタンスを伝えて断わる。そうすれば相手も「それならば仕方がない」と納得してくれるはずです。
上司から「LINE交換しない?」と言われたらどう断ればいいか
手軽にメッセージの交換ができる。写真や動画を相手に送ったり、大勢の人に向けて発信したりできる。誰とでもつながって“友だち”になれる——LINEに代表されるSNSは、その便利さからコミュニケーションツールとしてすっかり定着しています。

ただ、不用意にID(連絡先)を教えてしまったことでストレスを抱えたり、面倒なトラブルに発展したりするようなケースも増えているようです。手軽で便利でみんなが利用しているがゆえの“扱いの難しさ”に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

もっともわかりやすいのは、職場の上司や同僚、取引先などから「LINEやってる? ID交換しよう」と言われて困るというケースでしょう。LINEは、アプリの設定によっては電話帳に入っている“そこまで親しくない人”が自動的に友だち追加されてしまうケースもあります(『友だち自動追加』や『友だちへの追加を許可』といった設定をオフにすることで、そうした機能を解除することもできます)。

もちろん、IDを教えることに抵抗がなく「どうぞ、どうぞ」という人なら何の問題もないのですが、「SNSくらいは仕事や会社のつき合いから解放されたところで楽しみたい」人もけっこう多いもの。ただ、ここで「イヤです、教えたくありません」では、人間関係にカドが立つのは言うまでもありません。

その気のない人からの「ライン交換しよう」を上手に断わるのにはどうすればいいか——これは、SNS時代だからこその悩みと言えるでしょう。お店の女の子には昼間は会社勤めをしている子も多いので、「こんなとき、あなたならどう断わる?」とそれとなく聞いてみたところ、多かったのが、

LINEは、家族と親しい友だちだけでしかやっていないので——。仕事関係の方とは会社のメールでやりとりすることに決めているんです。
という声でした。これなら「仕事とプライベートは分けている」ことをやんわりと、でもはっきりと伝えることができますね。

「聞いてもムダ」ということをアピールする
また、LINEやメールが苦手ですぐに返信できないんです。それだと失礼になるので。LINEは既読スルーのことで前にイヤな思いをしているのでやりたくないんです。と、自分の側に事情があってLINEそのものが苦手という理由にして断わる。

ほかにも、「もう会う予定もないその場限りの相手に対して」という条件付きで、あなたのIDを教えてくれれば、あとで連絡しますよ——と言ってそのまま。という答えも。ちなみに、私はLINEをはじめ、SNSなるものをほとんど使ったことがありません。

インターネットを介したコミュニケーションといえばメールとフェイスブック、ブログ、メルマガくらいのもの。一応、インスタグラムのアカウントは持っていますが、これも使っていません。

それでも「ママ、LINEやってる? ID交換しようか?」などと言われることがたびたびあります。そんなときは、私、いまだにガラケーで。だからLINEはやってないんです。とお答えするようにしています。
「今は全然やってないんです」もひとつの手段
伊藤由美『できる大人は、男も女も断わり上手』(ワニブックスPLUS新書)伊藤由美『できる大人は、男も女も断わり上手』(ワニブックスPLUS新書)
思ったよりも効果的なのが「ガラケーだから」という理由です。物理的にできない(実際にはガラケーでもLINEが使えるようですが)という確固たる理由があるために「じゃあ、仕方ないか」となることが多いんですね。

今はみなさん、スマホの人が多いでしょうから、「ガラケー」を理由にできる人は限られると思いますが、それでも、SNS、あんまりやっていないので——。以前は使っていたんですけど、今は全然やっていないんです。という断わり方もひとつの手段でしょう。

「教えたくない」のではなく、「使っていないから聞いてもムダですよ」ということをアピールするわけです。LINEのIDやアカウントは立派な個人情報です。軽いノリだけで不用意に教えてしまうと、後々面倒なことにもなりかねません。便利さだけでなく、個人情報を扱っているがゆえのデメリットを考えたら、教えたくないときは断わる勇気も必要なんですね。
伊藤 由美(いとう・ゆみ)
銀座「クラブ由美」オーナー
東京生まれの名古屋育ち。18歳で単身上京。1983年4月、23歳でオーナーママとして「クラブ由美」を開店。以来、“銀座の超一流クラブ”として政治家や財界人など名だたるVIPたちからの絶大な支持を得て現在に至る。


唾液中のウイルスが95%減少! 米研究チーム研究「コロナ撃退ガム」の気になる実力

2021-12-01 12:00:00 | 日記

日刊ゲンダイヘルスケアデジタル様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

ガムを噛んで新型コロナウイルスを“撃退”しよう――。こんな夢のような感染予防法が実現するかもしれない。

 米ペンシルベニア大の研究チームが今月10日に公表した論文はオドロキだ。タイトルは、〈ACE2を用いたチューインガムによる唾液中のコロナウイルス減少と経口感染リスクの低下〉。ちょっと堅苦しいが、要するに特殊なガムを使って口の中のコロナウイルスを減少させたというわけだ。

 重要なのは、タイトルにも出てきた「ACE2」と呼ばれる組織。ウイルスが細胞に感染する際に引っ付く、細胞表面の「受容体」だ。ハーバード大学院卒で近著に「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」(三笠書房)がある医学博士の左門新氏が論文を読んだうえで、次のように解説する。
「新型コロナウイルスは肺や脳、舌や粘膜などに多く存在するACE2を介して感染します。ということは、ウイルスがACE2に働く作用を弱めれば、感染力を下げられるということ。つまり、ウイルスとACE2との結合を阻害してしまえばいいのです。このメカニズム自体は目新しいものではありませんが、今回の研究は、ウイルスとACE2の結合を阻害する働きを持つ『CTB(コレラ毒素B)-ACE2』を植物細胞から取り出し、それをガムに加工した点で画期的です。気軽に使いやすく、噛み続けている間、効果が持続するからです。コロナ感染者の唾液を使った実験では、唾液中のウイルス量が95%以上も減少しています」

■「キシリトール」配合

「コロナ撃退ガム」の気になる味は、甘味料やキシリトールが入っているため、〈従来のガム〉と変わりないという。粒型で、さながら口の中がスースーする粒ガムといったところか。
一般に売っているガムと同じで、開封前なら常温で何年も保存できるのも魅力だ。何遍噛んでも、コロナ撃退の要である「CTB-ACE2」は破壊されないという。

「コロナ感染は口腔内の飛沫とエアロゾルによって引き起こされるので、口腔内のウイルスを減らせれば、感染、再感染、および他人を感染させるリスクも下げられる。今後、臨床試験で、どの程度の効果が確かめられるかが注目です」(左門新氏)

 新型コロナワクチンを接種していても、感染リスクはゼロにはならない。ガムを噛みまくることになっても、感染予防の武器は多いに越したことはない。


眞子さんと小室圭さんの結婚で深まる“皇室不信”…“小室さん騒動”の核心とは《“皇族の誇り”が眞子さんには稀薄》

2021-12-01 11:00:00 | 日記

文春オンライン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

小室さん騒動は「開かれた皇室」の宿命なのか
 先月26日に秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんとの結婚会見が行われ、最終的に眞子さまは小室眞子さんとして皇室を離れることになりました。


 9月に「ご結婚へ」と報道されて以来、この2カ月のあいだには、眞子さんの渡米や一時金の辞退、結婚に伴う儀式の中止、そして眞子さんが抱える複雑性PTSDのご病気公表など、次々と衝撃的な事実が報じられる中で二人は結婚を迎えました。

 ご結婚を祝福する声がある一方で、世間では批判の嵐が吹き荒れたことも事実です。街頭では「結婚反対」を掲げた100人規模のデモ行進が行われ、小室さんの母佳代さんが詐欺罪で刑事告発されました。どちらも一時のから騒ぎかもしれませんが、皇族のご結婚という慶事にもかかわらず、このような出来事が続けざまに起きるなど前代未聞のことです。

 今回の眞子さんのご結婚問題が皇室にもたらした影響は想像以上に大きく、このまま推移していくと天皇制の崩壊にも繋がりかねない――そんな危機感を私は抱くようになりました。

この4年、徐々に広がった国民的な皇室不信
 天皇家は少なくとも2000年以上の歴史を持ちます。近現代においても、「左翼陣営」が幾度となく「天皇制打倒」を掲げてきましたが、揺らぐことはありませんでした。しかし、それがたった一人、小室圭さんという青年が突如現れたことで、かつてない深刻な危機に瀕しているわけです。喩えるなら、蟻一匹が開けた穴によって巨大な堤が脆くも崩れ去るようなもので、私にとっては非常に大きな衝撃でした。

 何も今日、明日にも崩れるというわけではありません。しかし、「小室さん騒動」は過去をさかのぼっても類例のない、皇室史上初の事件でした。この4年、徐々に広がった国民的な皇室不信は、この先も繰り返し波のように押し寄せ、天皇家を揺るがすことになる懸念もあります。二人の結婚で一件落着とはならず、今回明らかになった皇室の脆弱性への対処を誤れば、5年後、10年後には、巨大な堤を決壊させかねない事件だと思います。
「皇族としての誇り」が眞子さんには稀薄
 私は昭和史研究が専門で、かつて秩父宮妃の勢津子さまにお話を伺ったり、上皇ご夫妻に面談の機会をいただいたりしたことがあります。そういった時に、はっきりと感じられた「皇族としての誇り」が眞子さんには稀薄な感じがします。これは無視できない変化ですから、今回の眞子さんの結婚問題がどのような意味を持つのか正確に見定め、改めて皇室の歴史の中に位置づけることで、総括する必要があると考えました。そうすることで小室さん騒動の核心を浮き彫りにし、国民と皇室の間に広がった不信の溝を少しでも埋めるための一助になればと思っています。

 近代の天皇制を振り返ると、それは「国家主義」から「国民主義」に変化する歴史だったと言えます。

 大日本帝国憲法では、天皇は「国の元首」と位置付けられていました。皇后となるお妃は、五摂家(近衛家、鷹司家、九条家、一条家、二条家)という鎌倉時代から続く公家の名門の家柄から選んでいたのですが、大正天皇のお后だった貞明皇后は、長男である昭和天皇の妻には薩摩藩主島津家の血筋を引く良子女王(後の香淳皇后)を迎え、次男秩父宮の妻には会津藩最後の藩主松平容保の孫娘を、三男高松宮の妻には徳川慶喜の孫娘を迎えています。そして四男三笠宮の妻となった百合子妃殿下は、明治以降に華族となった高木家のご令嬢でした。


 つまり貞明皇后は、薩摩、会津、徳川、華族と明治維新で分裂した国内勢力の融和を図ろうとした。それまでの皇室の習わしに囚われず、国内情勢を察知し、近代国家のリーダーを期待された親王にふさわしい相手を選んだわけで、「国家のための皇室」を演出する政治感覚のある方だったのだと思います。

お相手には一定の「ハードル」があった
 終戦を機に制定された日本国憲法によって、天皇は「国民の象徴」になりました。戦後の日本人は、昭和天皇の姿に最後まで国家の君主の面影を見たことになりますが、「国民のための天皇家」への変貌に大きく弾みをつけたのは上皇と美智子さまのご結婚でした。日清製粉社長のご令嬢という名家の出身だったとはいえ、旧華族でなく紛れもない庶民出身。世間が新しい皇室を歓迎したのは、国家の頂点にあった皇室が国民の側に近づいたと実感したからでした。

 続く秋篠宮も今上天皇もまた旧皇族・華族とは関係のない紀子さま、雅子さまと自由恋愛の末に結ばれ、皇族の結婚は限りなく一般市民の感覚に近づいていきます。これは皇室の国民主義化というよりも、むしろさらに進んだ「市民主義化」と呼ぶにふさわしい状況でしたが、お相手には一定の「ハードル」はありました。
 お妃となる女性の家柄や学歴などを重視し、両陛下が納得した相手を迎える。そうした家格を重んじる伝統は皇室に残り続けていました。現に紀子さまは皇族が通う学習院の出身で、父親は上皇ご夫妻や天皇とも交流のあった学習院大学の教授でした。雅子さまもハーバード大経済学部から東大法学部へ進まれ、時の外務事務次官の娘であり、ご本人も外務省を経て皇室入りされています。階層差別、学歴偏重主義と思われるかもしれませんが、「市民主義化」していく皇室の結婚に一定の品位と権威を持たせるための知恵でもあったと私は理解しています。

もはや皇室の市民化というレベルではない
 では、こうした皇室の歴史に照らして、今回の眞子さんの結婚がどうして危機と言えるのか。

 私が最も驚いたのは、2012年のICUの交換留学説明会で、お二人が前後の席に座ったことで親しくなり、交際に発展したという経緯でした。1年後には、わずか22歳の若さで小室さんは眞子さんにプロポーズしている。皇室の敷居を軽々と飛び越えて、結婚を申し出る小室さんの大胆さに衝撃を受けると同時に、それに応じた眞子さんにも驚きました。


 これまでの皇族の結婚とは明らかに異質なものです。むしろ、それは一般家庭の子弟の結婚と近い。小室さんに敷居を飛び越えられてしまった後、母佳代さんの金銭トラブルが発覚しても、皇室や宮内庁は何ら手を打つことができず後の祭りでした。

 最近報じられた眞子さんの渡米、一時金の辞退、儀式の中止という前例なき俗事の騒動の顛末を目の当たりにして、もはや皇室の市民化というレベルではなく、「大衆化」と呼ばざるを得ない状況にまで来ていると痛感しました。皇室と国民の隔たりがほとんど感じられなくなってしまったのです。

皇室から「聖」なるものが失われていく過程
 今から60年前に始まった「開かれた皇室」の運命にこのような現実が待ち受けていたことに愕然とすると同時に、正直なところこのような運命は必然だったのだろうかと思ってしまう節があります。国民主義から市民主義へと一度舵を切ったが最後、もはや後戻りはできず、これから先、皇室は際限なく大衆化の道を突き進むのではないかと危惧しています。

 この大衆化の過程は、皇室から「聖」なるものが失われていく過程と表現することもできます。というのも眞子さんの結婚は、天皇家が「俗」の世界に絡め取られる過程として理解できるからです。


愛子さまが20歳に!「愛子と私は似ている」美智子さまが説き示す“2つの心構え”

2021-12-01 09:30:00 | 日記

下記の記事を週間女性プライム様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「12月1日、愛子さまは20歳をお迎えになりました。小学生のころには児童同士のトラブルにより通学への不安を訴えられたり、中学時代には体調不良で約1か月半にわたり学校を欠席されるなど、この20年は決して平坦な道のりではありませんでした。こうしてお健やかに成年皇族となられることをうれしく思います」(皇室担当記者)

掘り返される皇族の記者会見
 誕生日当日は大学の授業があるため、成年行事は5日に行われる。

「成年に伴う記者会見は来年3月に開催される見通しだそうです。皇族方の記者会見は、誕生日より前に行われるのが慣例ですが、今回は雅子さまのご意向や、愛子さまの学業事情が反映されたとか」(宮内庁関係者)

 会見では、事前に提出された質問のほか、関連質問では記者からの問いにアドリブで回答される必要がある。

「人生初の会見に臨むにあたり、内容や立ち居振る舞いなどを、母娘でしっかりと対策したいとお考えなのでしょう。

 雅子さまは近年、公務や宮中祭祀にお出ましになる機会が増えてお元気になられた印象ですが、現在も変わらず『適応障害』の療養中。ご体調に無理のない範囲での準備を進められる状況です。


 
 さらに、年明けに大学の課題提出や試験を控える愛子さまは、これからお忙しくなります。それらを考慮し、十分な準備期間が必要だったのでは」(同・前)

 記者会見でのご発言が掘り返されることは多く、慎重になられるのも無理はない。

「秋篠宮家の場合、眞子さんが皇族という立場について“ときには不自由に感じることもないことはございません”とコメントしたり、佳子さまが、秋篠宮さまとの関係性について“日常的によく口論になってしまいます”と告白。このようなご発言が記録として残り、月日がたってから取り沙汰されることもあります」(皇室ジャーナリスト)

 約3か月後の会見に向けて準備中だと思われる愛子さまだが、5日に行われる成年行事の支度は整っている。
「当日お召しになる『ローブモンタント』という襟の詰まった白いドレスを仕立てられました。初めて身にまとわれた愛子さまは鏡に映るご自分の姿に、はにかまれていたそうです。その様子をご覧になった両陛下もあふれんばかりの笑顔を見せられていました」(侍従職関係者)

 一方、ティアラは新調せず、愛子さまの叔母にあたる黒田清子さんのものを借用される。

「コロナ禍に苦しむ国民がいる中で高価なティアラを作ることはふさわしくないと、両陛下と愛子さまで話し合って決められたそうです」(同・前)

愛子さまが「第三者」から注意を受けた理由
 文化学園大学客員教授でジャーナリストの渡邉みどりさんは、こう感嘆する。

「物を大切にされるのは、皇族方のライフスタイルの特徴です。雅子さまが、秩父宮妃勢津子さまのお形見のネックレスを着用されたり、若き日の紀子さまが、香淳皇后から美智子さまへ受け継がれた丸帯を身に着けられたこともありました。今回、ティアラを新調せずに国民と心の交流が持てたことは、若い女性皇族として素晴らしい一歩だと感じます」

 成年行事の当日は、ドレスとティアラ姿で皇室の先祖が祀られている皇居の宮中三殿を参拝後、女性皇族の中で最高位の勲章『宝冠大綬章』を天皇陛下から授与される。午後に改めて、両陛下と上皇ご夫妻に挨拶されるご予定だ。

「上皇ご夫妻は、'20年3月に皇居からお引っ越しされて以来、愛子さまとの再会は約1年8か月ぶりだと思います。久しぶりのご対面とあり、楽しみにしていらっしゃるのでは」(前出・皇室担当記者)


'19年3月、静養のため長野駅に到着された皇太子ご一家(当時)。愛子さまは“美智子さまスタイル”のケープをご着用
【写真】愛子さま、運動会でチームメイトの走りに“全力過ぎる”ガッツポーズ!
 美智子さまは、74歳のお誕生日に際した文書で、まだ6歳だった愛子さまについて

《もしかしたら愛子と私は物事や事柄のおかしさの感じ方が割合と似ているのかもしれないと思うことがあります》

 と、綴られたことがある。当時、愛子さまから“ババさま”の愛称で慕われていた美智子さま。孫の成長のため、水面下でアクションを起こされたこともあった。

 '14年4月、中学に進学された直後の愛子さまが、学内のイベントで鼻をかんだティッシュを近くの大人に捨てさせたと報じられたときのことだ。

「そのことをお知りになった美智子さまは、宮内庁の和歌御用掛に、愛子さまをそれとなく注意していただいたそうです。親族からの指摘よりも、尊敬する第三者からのご注意のほうが、愛子さまにとって効果的だとお考えになったのでしょう」(渡邉さん)

 一歩離れたところから導かれるだけでなく、大切なことは対面でレクチャーされた。
「愛子さまが小中学生のころから、戦争をテーマに会話されることがあったと聞きます。経験の継承がいかに大切かを学ばれた愛子さまは、中学の卒業文集に原爆の悲惨さや平和の尊さについて綴られました。作文をご覧になった美智子さまは、孫の成長を実感し、とても喜ばれたといいます」(前出・宮内庁関係者)

 おふたりの心の絆は、目に見える形にもなっている。

美智子さまが抱かれる「2つの憂慮」
「愛子さまも美智子さまを尊敬し、影響を受けていらっしゃいます。数年前、愛子さまが“美智子さまスタイル”の代表であるケープ姿でお出ましになったことがありました。おばあさまのファッションをまねされたのだと思います」(渡邉さん)

 愛子さまが美智子さまを祝福されたことも。

「'19年3月には、上皇ご夫妻のご成婚60周年を記念した昼食会で、愛子さまから美智子さまに花束を渡される一幕もあったといいます」(宮内庁OB、以下同)

 さぞ密接に交流されてきたのかと思いきや、


愛子さまが誕生された翌日、美智子さまはお見舞いのため宮内庁病院へ('01年12月)
【写真】愛子さま、運動会でチームメイトの走りに“全力過ぎる”ガッツポーズ!
「美智子さまは、愛子さまご自身の意思とご両親である両陛下の方針を大切にしたいとお考えのため、直接ご指導する機会はそれほど多くありませんでした。久々の面会では、美智子さまから愛子さまへ、皇族としての心構えも説かれるのではないでしょうか」

 まだ若き内親王に対して、美智子さまは2つの憂慮がおありのようで……。

「1つ目は心身の健康です。美智子さまは『失声症』を患ったご経験があり、眞子さんが『複雑性PTSD』を発症されたことにも心を痛めておられました。愛子さまがお健やかに公務をこなせるように“自愛”の必要性を唱えられることでしょう」

 公務を通して国民と心を通わせる皇族方にとって、ご健康は第一優先だろう。

「2つ目は国民感情。眞子さんの結婚騒動を機に、皇室のあり方について疑念を抱く人が増え、皇室全体への風当たりが強くなってしまいました。今後、内親王として多くの公務を担われるであろう愛子さまに対し、国民へ寄り添う“慈愛”の心について改めてお伝えになると思います」

 美智子さまからの教えを胸に、愛子さまは新たなステージへ羽ばたかれる─。