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年間1000人以上の子どもが消えている!「ミッシングチルドレン」親たちの苦悩

2021-12-29 15:30:00 | 日記(忘れられない)
下記の記事は週間女性プライム様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

警察庁の統計によると全国の行方不明者は年間8万人超。うち、9歳以下の子どもが1000人強も! なぜ子どもたちは突然消えてしまったのか。残された親たちはどうすればいいのか―。2件の行方不明事件に迫った。
年間約8万人─。
この数字は日本全国の警察に届けられる行方不明者の数である。警察庁によると、統計が残っている昭和31年以降は年間、8万〜11万件を推移していたが、平成18年以降は8万件台が続き、直近の令和2年は約7万7000件と最も少なかった。
それでも1日当たり200件以上の届け出がされている計算だ。大半は届け出た当日〜1週間以内に不明者の所在が確認でき、事なきを得るのだが、中には所在確認までに数か月、長いときで2年以上かかるケースもある。

行方不明の原因・動機としては、「疾病関係」が全体の3割を占めて最も多く、このうち7割超が当事者に認知症の疑いがあった。続いて「家庭関係」、「事業・職業関係」、「異性関係」の順で、とりわけ未成年者の女性が対象になると、誘拐・監禁といった事件性を帯びてくる。
 1990年に新潟県三条市で女児(当時9)が行方不明になり、中年男性によって9年以上監禁された事件や、2014年に埼玉県朝霞市で少女(当時13)が誘拐され、大学生によって2年間監禁された事件などがそれで、いずれも世間を震撼させた。
 前述の統計によると、9歳以下の子どもに限定すれば、令和2年の行方不明者数は1055人で、過去5年間は1100〜1200人台を推移している。
「誰かと一緒」の可能性に言及、山梨不明女児の母
大人の行方不明とは違い、子どもの行方不明の多くは何かしらの事件に巻き込まれている可能性があるという
そのうちの1人、千葉県成田市出身の小倉美咲ちゃん(9)は2019年9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で忽然と姿を消した。母親のとも子さん(38)が一瞬、目を離した隙にいなくなってしまったのだ。山梨県警はこれまでに捜査員のべ約3900人を投入し、寄せられた情報は約4300件に上るが、美咲ちゃんの行方はわからないままだ。
 とも子さんは現在も毎月2回ペースで山梨県へ通い、情報提供を求めるチラシを配るなどの活動を続けている。10月末には、自身が開設したホームページに、「大切な美咲へ」と題した文章を投稿し、発生以来のこれまでの思いをしたためた。その中で、美咲ちゃんが誰かと一緒にいる可能性に初めて言及し、その相手にこう問いかけた。
《2年間美咲と一緒に生活してあなたの生活はいかがでしたでしょうか》(原文ママ、以下同)
これに続けてとも子さんは、美咲ちゃんを妊娠した当時の記憶をたどり、行方不明になるまでの7年間、家族一緒に過ごした数多の思い出を、切々と綴っている。そして「あなた」にこう訴える。
《美咲を連れ去った事やこの2年間に少しでも後悔や罪の意識があるのであれば、美咲を返して下さい。
 人のたくさんいる安全な場所に連れて行って、美咲を解放して下さい》
《私はあなたを信じています。
 人を傷つけたりしない優しい子である美咲のそばで、美咲とともに2年間過ごしてきたあなたを信じます》
美咲ちゃんが誰かに連れ去られた可能性については、とも子さんがこれまで山梨へ通い、現地を歩き、美咲ちゃんの目線に立った行動を踏まえた末にたどり着いたひとつの結論だった。発生直後にも同じ推測は頭に浮かんでいたが、「事件か事故かわからない」という理由で警察から口止めされていたため、公言はしなかった。
しかし発生から1年がたち、2年がたっても美咲ちゃんは現れず、報道の減少とともに世間の関心が薄まっているのも感じたため、公開を決めた。とも子さんが語る。

「今年3月ごろに文章を考え始めました。悩みながら時間をかけて書き、美咲を取り戻したい一心で公開しました」
そのホームページには、「似たような子を見かけた」という情報が毎月、数件〜10件程度寄せられる。その度に一喜一憂するというとも子さんは、どんな情報でもためらわずに伝えてほしいと呼び掛け、現在の心境をこう吐露する。
「美咲が私たちの目の前からいなくなって2年がたち、世の中では風化しているかもしれない。でも家族が忘れることはありません。美咲は私たちにとって絶対に必要な存在なので、戻ってくるまではあきらめない」
投げかけられる心ない言葉
情報や励ましのコメントが寄せられる一方で、発生以来続く誹謗中傷もいまだになくならない。前述の文章公開をインスタグラムでも告知したところ、同じアカウントからこんなコメントが立て続けに入った。
《家を売ってでも美咲ちゃん取り戻したいのですよね? なら家を売って懸賞金にすればいいのでは?》
《何故お母さんが批判されたり誹謗中傷されたりするのをご自身で考えてみて下さい》(原文ママ)
とも子さんのSNSに届いた中傷。とも子さんはそれらの対応にも追われている
【写真】「早く死ね!」小倉美咲ちゃんの母・とも子さんのSNSに届いた中傷
こうした嫌がらせや中傷に対し、とも子さんは法廷で今も闘っている。
自身のブログで1年以上にわたって小倉さん一家の中傷を続けた、無職の野上幸雄被告(70)=静岡県熱海市=が名誉毀損の罪に問われている裁判は、大詰めを迎えている。11月25日には千葉地裁で論告求刑公判が開かれ、検察は懲役1年6か月を求刑し、結審した。一方の弁護側は無罪を主張。証言台に立った全身黒ずくめの野上被告は最後に、
「今回は普通の事件じゃない。今まで誘拐は何度もあったけど、母親を追い掛けて云々ということはなかった。その理由は怪しくないから。自分の子どもがいなくなったら皆、泣きながら捜している。小倉とも子とは現地(の山梨)で会っているけど、捜しているのは1回も見たことがない」
などと支離滅裂な主張を続けた。公判終了後、とも子さんは嘆息まじりにこう語った。
「悲しんでいないみたいに言われたことがいちばん傷つきました。結局は、自分の犯した罪をわかっていないんだとがっかりしました。被告は『社会的正義のため』と誹謗中傷を正当化していますが、その先に美咲の帰りを待つ家族が苦しんでいることを理解してもらいたい」
判決は12月半ばに言い渡される予定だ。野上被告のほかにも誹謗中傷者は多数いて、とも子さんは、投稿者の情報開示を求める裁判を相次いで起こしている。


【小倉美咲ちゃんに関する情報提供は】
大月警察署 0554-22-0110 小倉美咲ちゃんHP misakiogura.com
沈黙の理由、大阪女児誘拐事件の親
大人の行方不明とは違い、子どもの行方不明の多くは何かしらの事件に巻き込まれている可能性があるという
【写真】「早く死ね!」小倉美咲ちゃんの母・とも子さんのSNSに届いた中傷
わが子が行方不明になった親に対しては、誹謗中傷にとどまらず、その弱みにつけ込んで詐欺まがいの行為を働く者さえいる。
秋晴れとなった11月20日の昼下がり。
大阪難波の高島屋前を行き交う人混みの中に立ち、スーツ姿の吉川永明さん(61)と妻の美和子さん(60)が、「ご協力お願いします」と頭を下げていた。2人が手渡しているティッシュには、「吉川友梨ちゃんを捜しています!」と太字で書かれたチラシが挟み込まれている。
 友梨さんは2人の長女。今から18年半前の2003年5月20日、当時小学4年の友梨さん(27)は、大阪府熊取町で学校からの帰宅途中、突如として姿を消した。友梨さんは、熊取町立北小学校に通っていた。その日は社会科見学で、学校で解散した後、午後2時40分ごろに同級生3人と下校。途中の交差点で3人と別れ、1人になった。


最後の目撃情報は、自宅から約400メートルの路上だ。現場は緩やかな上り坂で、住宅が密集しており、公民館や寺院も近い。友梨さんがいなくなった時間帯は、人通りや車の通行がないわけではない。その路上を友梨さんは1人で歩き、自転車に乗った同級生と軽く言葉を交わした後、消息が途絶えた。
大阪府警はこれまで、捜査員のべ約10万300人を投入。現場付近で不審な白いトヨタクラウンが目撃されていることから、誘拐事件とみて捜査を続けている。寄せられた情報は約5000件に上るが、事件解決につながる有力情報はない。
難波のチラシ配りに集まったのは、友梨さんの両親のほか、これまで一緒に取り組んできたNPO法人「あいうえお」(同府貝塚市)のボランティアや大阪府警の捜査員ら総勢約30人。終了後、永明さんにコメントを求めると、
「取材のほうはお断りしています。どちらの(メディアの)会社でもご勘弁ください。事情がありますので帰ります。失礼します」
と語り、足早に立ち去った。
発生以来、吉川夫妻の支援活動を続けてきた同NPO法人の郡山貴裕事務局長(60)は、永明さんが取材に消極的な理由についてこう説明した。
「お父さんがメディアの取材を断るようになったのは、詐欺被害に遭ったと報道されたときからです」
 永明さんは事件発生の翌月から4年以上にわたり、「友梨さんの居場所を知っている」などと近づいてきた男女2人に総額約7400万円をだまし取られていた。しかし永明さんは警察にもその事実を伝えることなく、'08年12月に発覚。この男女2人は詐欺容疑で逮捕、起訴され、後に大阪地裁は懲役9年の有罪判決を言い渡した。'11年には、インターネットの掲示板に「(友梨さんを)殺害した」と書き込んだ20代の男も逮捕されている。
郡山事務局長が続ける。
小学校4年生のときに行方不明になった吉川友梨さんは現在27歳に。写真は当時の姿と現在の予想
「発生当初、NPOのホームページにお父さんの手紙を掲載していたのですが、その文章に少しずつ異変を感じました。ちょうど詐欺被害に遭っていたころで、精神的にかなり参っているようでした。以来、他人への不信感が強まり、メディアからの取材はすべて断っています」
子どもが行方不明になって負った心の傷に、塩を擦り込むかのような誹謗中傷や詐欺行為。二次被害、三次被害とその傷口が広がるうちに、誰を信用してよいのかわからなくなる。そんな折れた心に鞭打つかのように、街頭に立って頭を下げる。
もうそっとしておいてほしい─。
「失礼します」
と右手を上げて遮るように立ち去った永明さんの姿が、そんな声なき声を発しているように聞こえた。行方不明児の親たちの苦悩は続く。
【吉川友梨さんに関する情報提供は】 大阪府泉佐野警察署 0724-64-1234
水谷竹秀(みずたに・たけひで)
ノンフィクション・ライター。1975年生まれ。上智大学外国語学部卒。2011年『日本を捨てた男たち』で第9回開高健ノンフィクション賞を受賞。

30代独身女性「帰省してもさびしい…」もう実家に居場所がない?

2021-12-29 13:30:00 | 日記
下記の記事はSPA女子様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「2年続けてお正月休みは友人と旅行に行っていたので、3年前の年末年始は3年ぶりに実家に帰省したんです。そしたら、かなり様子が違ってしまっていたんですよね……」と寂しげに話す浦野夏美さん(仮名・34歳・流通/未婚)。

 一体何があったのでしょうか。

※画像はイメージです。(以下同)
3年ぶりの帰省

「私の家族はとっても仲良し。毎年大晦日は父と晩酌し、元旦は母とデパートの初売りに行った後父と合流して初詣へ。2日は揃って伯父の家へ年始の挨拶に行ってごちそうを振る舞われ……と、それは楽しく過ごしていました。

 でも、3年前の大晦日は両親ともに父の元同僚夫婦と少し遠い有名な神社まで初詣に行ってしまい不在。母が作り置いていってくれた年越しそばをすすりながら、ひとりでテレビを見て過ごしました。

 元旦は元旦で母が習い事の仲間との食事会に出かけてしまい、父は寝不足のため寝ているので、仕方なく一人で初売りへ。『これじゃあ帰省してる意味ないじゃん!』と、徐々にわびしい気持ちになっていきました」

 浦野さんの両親はおそらく、娘が帰省しない間に“夫婦二人だけのお正月の過ごし方”を見つけてしまったのでしょう。さらに、様子が変わってしまったのは実家だけではなかったそうです。

親戚の家でもわびしくカヤの外


「2日は例年どおり伯父の家に行ったんですけど、いつものごちそうがないんです。聞けば、続々と孫が生まれたので伯母も忙しく料理をする余裕がないので、去年から出前を取ることにしたんだと。

 それは仕方ないんですが、これまでの手作りのごちそうを思い出すと、目の前に置かれた一人前の寿司をただつまむのはやっぱりわびしくて……。

 しかも、子どもの世話に追われ伯父も伯母もイトコもほとんどお酒が飲めず、ゆっくり話をすることもできません。話すとしても話題の中心は子どものことなので、独身子なしの私はどこか蚊帳の外。決して居心地がいいとは言えませんでした」

 その次の日も、仲良しのご近所さんや両親の友人などが訪問してくるため、家族でゆっくり過ごす時間はなし。それどころか……。
家族からさりげなく追い出し!?

「『せっかく帰ってきたんだから誰かお友だちと会ったら?』とか『お買い物でも行ってきたら?』とか、さりげなく家から追い出そうとするんです。

 ウチの実家は私が大学生になってから引っ越したので近くに友達などいないし、買い物ももう行ってきたというのに。こりゃお邪魔なのかなと思い、予定を一日切り上げてしょんぼりと帰路につきました」

“娘”としての帰省は期限付き?


 帰省から戻ってからも、しばらくお正月の出来事を反芻しては悶々としていた浦野さん。そして、こう思い至ったとか。

「“娘”として帰省できるのって、きっと期限があるんですよ。私はこれまでのお正月が好きだったしずっと続いてほしかったけど、両親も親戚も『もうオマエの接待は飽きたよ』『いい加減旦那や子どもを連れて帰ってきてくれよ』って感じなのではないでしょうか。

 いい歳こいた娘が正月に実家に帰省してゴロゴロしてる姿を親戚や友人に見られるのも、もしかしたら恥ずかしかったのかもしれませんね。みんな優しいので正直にズバッと言ってくることはありませんが……その気持ちを汲んでコロナが落ち着いたあとの正月は友人と旅行に出かけようと思います。

 再び年末年始に帰省するのは結婚して子どもができてから、もしくは40代半ばくらいになって完全に開き直れてからですかね……」

 里帰りしてチヤホヤされるうちが花。その期間は長くは続かないと肝に銘じ、しっかりと満喫しておいたほうがいいのかもしれません。


<文/丸本綾乃>

ニセの口コミに騙された…アマゾンの「サクラレビュー」を見破る法

2021-12-29 12:00:00 | 日記
ダイアモンドオンライン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

コロナ禍で、以前よりもECサイトで買い物をするようになったという人は多いでしょう。AmazonなどのECサイトで商品を選ぶときに、多くの人が頼りにするのが、購入した人たちの口コミやユーザーレビュー。ところが時々、ウソのレビューが混じっており、「信じて購入したのにだまされた!」という事態になってしまうことがあります。こうしたニセの口コミがどうやって作られるのか、その手口を紹介します。(ITライター 大和哲)
ECサイトの口コミやレビューが、あてにならないことがある
Amazonや楽天市場などのECサイトで買い物をする際、同じジャンルの製品でどれを買おうか迷うことがある。そんなとき、多くのユーザーが判断材料にするのが、ユーザーのレビューだ。
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製品を買うときに参考にしたいユーザーレビュー。だが、これがあてにならないことがある Photo by Satoshi Yamato
同じような価格帯の製品なら、レビューの評価の高い商品の方を買おうと思うだろう。レビュー評価の高い方が価格が少し安かったりすれば、なおさらだ。
しかし、ユーザーレビューの評価が高かったはずなのに、買ってみるとハズレだった、という商品がたまにある。なぜこの商品の評価が高かったのか不思議でならない。イヤミ評価の一つも書いてやろうかとその商品の販売ページを見てみると、なぜか他のレビューはごっそり消えてしまっていることがある。
一体、こんなことがなぜ起こるのだろう?
Amazonには時々「サクラ」がいる
それは、製品の良い悪いにかかわらず、レビュー評価を上げようとする、いわゆる「サクラ」ユーザーがいるからだ。
一般的にサクラとは、公演主催者や販売店に雇われて客や行列の中に紛れ込み、特定の場面や公演全体を盛り上げたり、商品の売れ行きが良い雰囲気を作り出したりするニセの客を指す。ECサイトの場合、メーカーや販売者に、利益をチラつかされて、本当よりも良い評価を書いてしまう客をサクラと呼ぶ。
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ECサイトのサクラの場合、販売者にとってはお金を受け取って製品を売っている相手なので“ニセの客”ではないのだが、例えば割引、あるいは高額な(全額、場合によってはそれ以上の)キャッシュバックなどにより、評価を本来よりも高い方へと誘導された者というのが定義になるだろう。


こうしたサクラを雇う業者、そしてサクラとしてレビューを書くユーザーがいるために、本当は使い勝手が悪かったり低品質だったりする商品が、一見“ユーザー評価の高い商品”として目に留まることがあるのだ。
Amazonの規約では、購入者のレビューで販促となる投稿を行うことは禁じられている
サクラユーザーのレビューがあるから必ず製品の質が悪いとは限らない。
多少低価格でまあまあ良い品質の製品を作ったとしても、AmazonのようなECサイトでは山のような類似製品に埋もれてしまい、手に取ってもらうことも難しい。海外の名も知れぬメーカー製品などではなおさらだろう。そこで、モニターも兼ねてサクラユーザーを募るメーカー・業者もいる。「とにかく手に取って、評価してもらえば製品の良さを分かってもらえるはず」、そう期待して、できるだけ大量の口コミを作り出すための手段、という面もあるのかもしれない。
しかし、こうしてできあがったサクラレビューは、ユーザーが製品の長所・短所を正直に記載したものではない。良いところだけを取り上げたり、都合の悪いところを無視したり、あるいは実体を全く無視して高評価を付けることになるわけで、健全に商品の姿を取り上げたレビューの集まりになるとは言いがたい。
そして、本来それはAmazonのコミュニティガイドラインでも禁止されている事項だ。
サクラはこうして作られる
昔のサクラレビューはたどたどしい日本語で書かれており、ちょっと読めば外国人が書いたのだなと分かるものが多かったが、最近は普通に読みやすい日本語で書かれ、写真が添えられるなどしていて、サクラと見破るのが難しいサクラレビューが増えている。日本人がサクラレビューを書くようになってきたためだ。
こうしたサクラはどうやって集められるのかと不思議に思う人もいるだろう。ここでは、中国の小規模なメーカー・業者が、どうやってユーザーをサクラにするのか、その手口を紹介しよう。
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ある業者のサクラユーザーの作り方。Facebookメッセンジャーで「商品に興味はないか」と聞いてくる Photo: Satoshi Yamato
彼らは、FacebookのメッセンジャーやTwitter、LINEなどを使い、目を付けた者に「この製品に興味はあるか? 無料で欲しくないか?」あるいは「使った上にボーナスも与えるぞ」といった文句でサクラにならないかと誘ってくる。


また、Facebookなどに「これらの商品に興味はありませんか? 無料です!」というような広告を掲載し、それをクリックするとサクラ募集のページにたどり着く、というようなケースもあるようだ。
誘ったユーザーが、「興味がある」と返事をした場合、こう持ちかける。
「指定のEC業者(例えばAmazonなど)でこの製品を買ってほしい。そして、高評価でレビューを書いてほしい」
業者によっては、全ての項目を最高評価にすること、レビューに写真を付けること、製品購入するときの検索方法など、事細かく指示してくることもある。これに同意をしたユーザーがEC業者から指定の製品を買い、サクラレビューを書く。
この業者の場合、「レビューを書いてほしい」だけで、評価についての条件はなかった Photo by Satoshi Yamato
商品が届き、サクラレビューを書いて掲載されたことをメーカーに報告すると、買った額が返金される、ケースによってはプラスして謝礼が送られる、という流れになっている。返金の方法はまちまちで、PayPalを使って送金されてきたり、Amazonギフト券で相当額が送られてきたりするという。また、PayPalでの送金の場合、送金手数料分が差し引かれてその分が損となり、トラブルになったなどの例もあるそうだ。
なお、一般にサクラを雇う業者は、日本では名前が知られていない中国のメーカーが多く、サクラの誘いややりとりがたどたどしい日本語であることもまれではない。そのため、言葉が原因となってトラブルが発生することもある。
もしあなたがこうしたサクラとして集められて商品を購入した場合、「この商品はいくらなんでもダメだろう」と思ったのであれば、正直に思った通りレビューで悪い評価を付けることももちろん可能だ。販売元からは謝礼やギフト券が送られてこないので、商品を購入するために支払った額は損をすることになるが……。
ECサイトはサクラレビューを放置している?
AmazonなどのECサイトでも、こうしたサクラレビューを黙認・放置しているわけではない。
サイト側も対策を立てている。どのような手段かは分からないが(おそらく、商品購入時にどのような検索をしたか、どのくらい比較したかなどの行動を考慮に入れていると思われる)サクラの疑いがあるレビューを見つけ、定期的に削除している。そうすると冒頭で書いたように、商品によっては、掲載されていたカスタマーレビューがある日を境にごっそりなくなる、などのケースが生まれるのだ。
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商品を購入後、自分で口コミを書こうと思ったときには、他のレビューがごっそり消えていた Photo by S.Y.
ただ、メーカー・販売業者にペナルティーなどはないようで、同じ企業が別の商品をまた同じように売っていたりする。しかもそちらも同じようにサクラレビュアーによるレビューが掲載されている。こうした事情で、ECサイト内でサクラを募る企業は減らないし、サクラレビューは、現在でも一定数サイトに掲載されている。
サクラ商品を避けるにはどうしたらいいのか
サクラレビューが一番多いと思われるジャンルは、イヤホン、ヘッドホン、スマートウオッチ、非接触体温計、モバイルバッテリーといった小さな電気製品だ。これらの製品は、製造するメーカーも、パーツのサプライヤーも中国にたくさんあり、先行商品を模倣して簡単に製品を作れる。また小さいものは日本など海外に送りやすい。製造・販売ともに新規参入が容易と考えられているのだろう。
モバイル扇風機、セルカ棒(簡易ジンバル)、小物の家電製品、ハリウッドミラー(小型の化粧鏡にLEDが埋め込まれているもの)といった、ほぼ中国製品で占められているようなジャンルは、サクラレビューが多い。逆に、エアコン、洗濯機、冷蔵庫など、重くて大きいもの、製造するのも流通させるのも大変なものにはサクラレビューは少ない(例外として、なぜか掃除機はサクラレビューが多い)。
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とはいえ、ECサイトを見て、イヤホン・ヘッドホンを買わなければならないこともある。そんなときにサクラ商品をつかまないようにするにはどうすればいいのだろうか。慣れてくると、どの製品にサクラレビューが多いかなんとなく分かってくるようになるが、以下、簡単な見分け方をお伝えする。
まず、評価が極端に分かれる製品は疑うべきだろう。レビューが星5と星1しかない、といったケースだ。
サクラは大体無理にでも最高評価を付けることになるが、そのレビューを見て買った人からは、反発のように極端な低評価レビューが付きやすい。こうしたものは、少々危険がある。
レビューの内容も気を付けて読みたい。サクラレビューの中には「値段の割にはよくできている」などの理由で☆5つだったり、☆の数の割に必ずしも手放しで褒めてはないレビューが多かったり、☆5つのレビュー同士で内容が矛盾をしていたりすることもある。このような製品は無理によく書こうとして失敗した例なので手を出さないのが無難だ。
また最近では、AIを使って製品レビューがどの程度サクラレビューに汚染されているか見分ける「サクラチェッカー」なるサイトもある。このようなサイトを参考にして、カテゴリの中から「サクラ度」の低い(つまりユーザーレビューにサクラのいない)製品を買うようにするのもありだろう。
「サクラチェッカー」による「Bluetooth イヤホン」のサクラ度チェック。サクラ度90%以上の製品がゾロゾロ並ぶ Photo by S.Y.


「眞子さんの乱」が示した皇室の“危機”…悠仁さまの結婚相手を見つけるのは至難の業

2021-12-29 11:00:00 | 日記
下記の記事は日刊ゲンダイデジタル様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

 眞子さんと小室圭さんが結婚を貫いてくれたからよかったものの、もし破談にでもなっていたら、いつか国民は後悔しているかもしれない。それはともかく、「眞子さんの乱」は、皇室が抱えるさまざまな問題点を明らかにしてくれた。それによって、これまで見えていなかった危機が、目の前にまで迫っていることが多くの人に知ってもらえたことは大きい。例えば、政府の有識者会議は、「女系」による継承を棚上げにし、女性宮家を1代限りとして認めようとしているが、女性宮家を認めても1代限りでは、結局は今の状況と何ら変わらないことだ。むしろ、こういう結論を出すこと自体、無責任だろう。

 現在、未婚の女性皇族は、眞子さんが抜けて愛子内親王、佳子内親王、三笠宮彬子女王、三笠宮瑶子女王、高円宮承子女王の5人である。未婚の男子皇族となると悠仁さまたった1人なのだ。女性宮家を1代限りにすると、5人の女性皇族が宮家を創設しても、いずれ廃絶となるのだから、結局、皇室は悠仁さまだけになるのは同じなのだ。
 つまり、悠仁さまに男子が生まれるかどうかによって天皇家の将来が決まってしまう。そうなると、悠仁さまの結婚相手は、男子を産むことが義務付けられる。男女は平等のはずなのに、必ず男子を産まなければならないなんて、こんなひどい話はないだろう。そんなところに誰が嫁ぐだろうか。もしいるとすれば、何らかの野心がある人物だけだろう。

 さらに眞子さんの問題で、皇族の結婚相手になると重箱の隅をつつくようにプライバシーを暴かれることが分かった。今後、候補になる女性がいても、恐れおののいて逃げるのが目に見える。かつて上皇さまが皇太子時代に結婚相手を探したが、候補になった途端に次々と去っていった。未来はそれこそLINE一本で断られてしまうかもしれない。

 それに加えて、将来の天皇の妃になるということは、皇族になる代償に、今ある人権を失うということでもある。こうしたマイナス面が多々ありながら、それでも嫁ぐとなれば、裏で何かあるんではないかと詮索されかねない。つまり、どう考えても未来の悠仁さまの結婚相手を見つけることは至難の業だということだ。だが、それも安倍元総理ら守旧派にとってはチャンスになる。「旧宮家」を皇族に復帰させることで、行き詰まった状況を打破できるというわけだ。
■無責任すぎる政府「有識者会議」の報告書

 有識者会議の報告書によれば、旧宮家の男系男子を皇族の養子にする案が第一である。平たく言えば、愛子さまなどと旧宮家男子を養子縁組させ、皇位継承の有資格者を増やすつもりである。皇位継承権は、養子となった男子が結婚して生まれた男の子に与えるか、養子にも与えるかは未定だが、それでも皇位継承者を確保できない場合は、法律を定めて旧宮家の男系男子を皇族にするという2段階プランだ。もちろんその男子は必然的に天皇候補になる。

 しかし、現在は一国民にすぎない旧宮家だけが、皇室と養子縁組できるなんて、どこかおかしくないか……。仮に次女の佳子さまが秋篠宮家を継いで結婚したとしても、その相手男性は現在の決まりでは皇族になれない。それなのに、なぜ旧宮家だけが一国民であっても皇族になれるのか。
 旧宮家といっても、明治維新まではほとんど門主といわれた僧侶だった。それを明治になって皇族に還俗させ、戦後は再び皇籍を離脱させて一般人に戻した経緯がある。それから75年近くも経って、またもや皇族に戻そうという。この軽さはなんだろう。その時、果たして国民は皇室を敬愛するだろうか。今から1600年以上も前の5世紀に、直系の皇嗣が絶えたために「越」の国から連れてきた継体天皇の例はあるが、今はそんな時代ではない。国民の多くが納得できる人でなければ、たとえ天皇に就いても誰も振り向かないだろう。

 昭和20年代に、自称「熊沢天皇」と名乗り出た人物がいた。熊沢寛道である。14世紀に後醍醐天皇の南朝と、足利氏が擁立した北朝が対立したが、現在の皇室は北朝の系統に対して、熊沢天皇は南朝の系譜との主張だった。血さえつながっていればいいなら、あの熊沢の末裔も可能性ありになってくる。バカバカしい。旧宮家の復帰はそれとあまり変わらないのに、守旧派の政治家たちは、そんな乱暴なことを進めようとしているのだ。果たして、国民はそれで象徴天皇制を支持するだろうか。

健康的な食事や運動習慣、日光が新型コロナの重症化を防ぐ!?

2021-12-29 08:30:00 | 日記
下記の記事は日経グッディ様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

長引く新型コロナウイルスとの戦いの中で、ウイルスと戦う術を見つけるべく調査や研究が世界中で行われています。そんな中から、「食事の質」や「運動習慣」が新型コロナウイルス感染症のかかりやすさや重症化リスクに関係することがわかってきました。
写真=123RF
「健康的な食事」は新型コロナの感染・重症化リスクを下げる
果物や野菜が多い食事をしている人ほど新型コロナ感染症にかかりにくく、重症化しにくい可能性が、英国と米国で実施した大規模な調査から明らかになった。 2020年3月24日から2020年12月2日まで、スマートフォンを使って、18歳以上の59万2571人のデータを収集し、食事の質と新型コロナ感染症の発症リスクや重症度との関連性を調べたというもの。
食事調査では、パンデミック前(2020年2月)の食生活について尋ね、14の食品項目ごとに1週間の摂食頻度を元に5段階で点数化することで、食事の質を健康的な植物性食品指数(hPDI)を用いて評価した。hPDIは、健康的な植物性食品(果物、野菜、豆類、全粒穀物)が多いと高くなる。
新型コロナ感染症の発症については、症状に基づく報告(嗅覚・味覚の喪失、持続的な咳、重度の疲労感、欠食)とPCR陽性検査の自己申告で、重症度は酸素吸入を伴う入院の有無で判断した。
その結果、新型コロナに感染した延べ人数は3万1815人。これを食事の質の高さで3つの群に分けたところ、観察人数×月数が1万当たりの感染者数は、食の質が高い群で72.0人、低い群で104.1人だった。
このデータを年齢を考慮して調整すると、食事の質が高い群は低い群に比べて新型コロナの発症リスクが20%、重症化リスクは55%低いことがわかった。性別、体重、既往症、喫煙習慣、運動習慣なども含めて統計学的に調整すると、食事の質が高い群は低い群と比較して、新型コロナにかかるリスクは9%低く、重症化リスクは41%も低かった。
また、居住地の社会経済状況も含めて解析したところ、「困窮度が低い+hPDIが高い」に比べて、「困窮度が高い+hPDIが低い」と、新型コロナにかかるリスクは47%高いことが示された。
この結果から、健康的な植物性食品を中心とした食事は、新型コロナ感染症にかかるリスクや重症度の低下と関連していたと報告されている。
野菜や果物、豆類、全粒穀物を よく食べる人ほど感染リスクが低い
野菜や果物、豆類、全粒穀物といった植物性食品を多く含む健康な食事を多くと っている人ほど感染・重症化のリスクは低く、ジュースやお菓子、動物性脂肪、ファストフードなどを多く食べている人ほどリスクが高かった。
これまでの研究で、ビタミン類(A、B6、B12、C、D、E、葉酸)やアミノ酸、n-3系脂肪酸(ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸)、ポリフェノールなどは、免疫系の機能や生理活性物質であるサイトカインの放出に重要な役割を果たすことが知られており、食事の質と新型コロナ感染の関連性の一部を説明できる可能性があるという。栄養状態や健康状態を改善することが重要である可能性を示唆していると、研究者らは述べている。