里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

クリの実はどこに?

2006年06月22日 | 花 木
先日、TVでクリの実がどこに着くのか放映していたが、面白そうだったので早速見に
行って来た。
すると「あった、あった」、枝先の雄花の付け根の所に、小さいながらもイガイガを着
けた実を見つけた。
クリの雌花は枝先の雄花の付け根だけに着き、枝元には雄花だけしか着けずしかも長
さが20cmもあるので雄花の方が圧倒的に数が多い。
正しく花嫁1人に婿100人の女性上位だ。

ブナ科の木(ドングリのなる木)は皆、クリの様に穂状の雄花を沢山着けるが、昨今の
人間の雄同様に女性化して機能が低下してしまったのか? 不思議だ。

それにしても、クリ林の中は猛烈な臭いで閉口した。
生臭い独特の臭いで、臭気が似ている事から精液の事を隠語で“クリの花”と呼ぶそう
だが、そう言えば……!。


 (ブナ科、クリ属)

  ク リ




名前の由来:「果実の黒実(クロミ)が訛った」
       「韓国語の“クル”に由来」
       「丸い果実の事をクルミと言い、クルミが略されて“クリ”になった」
       …などの諸説があるそうだ。

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