里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

神社の祭り

2007年10月24日 | 神 仏
私の町は、1100年以上も昔には京都の上賀茂神社の荘園だったらしい。
その縁で、上賀茂神社から分祀すると共に、地名も京都を模して加茂川、芦原、貴
船などと名づけられている。

と言えばカッコが良いが、上賀茂神社の荘園は全国で2000箇所以上もあったそ
うで、わが町はその中でもかなり下のランクらしく、神社も町の佇まいもかなり
ショボイ!

実は、先週末にその分家の神社のお祭りがあったのだが、生活様式が変わってしま
い神輿の担ぎ手にも事欠く有様だ。
ここ何年かは何とか伝統を残そうと言う事で、若い衆に無理を頼んで少しだけ神輿
を担いで貰っているのだが、殆ど神輿はトラックに乗せ笙や篳篥はテープレコーダ
ーで済ませている状態だ。

若者達も酔っ払って、
「娘ェェー喜べェー今度の婿は」「ヨイヨイ」「仕事ーはァ嫌いでチョイト○○が好き」
と半ば自棄で囃しながら、車の通行だけは熱心に妨げるのだが、イマイチ神輿に迫
力が無い。
マァ これも歴史の流れで仕方が無いか…?
神 社神 輿



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2 コメント

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仙人さん ()
2007-10-25 08:36:50
おはようございます。時々お邪魔させて貰っていますが、コメント残さないですみません。神社の話しも調べてみるとなかなか奥が深いなあと思っています。
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故事来歴 (仙人)
2007-10-25 19:20:20
山へ登れば昔の山岳信仰や合戦の名残が残っていますし、城やお寺、神社、各地の地名などにも夫々曰くがあって面白いです。

特に私の地方の山では毛利と尼子の血生臭い争いの址が多く、山野草に浮かれて、つい武者の亡骸の上を土足で歩いているのではないか? と、気にかかる事もあります。
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