どうも愛犬が亡くなって運動不足であったが、熱田・伊勢神宮を走破したTさんに
刺激されて近所を少し散歩した。
すると、人通りの少ない昔の道路の脇で“堅牢地神”や“五穀神”と彫った自然石
の大きな石塔が立っているのを見つけた。
良くは分からないが、いずれも地神塔と言い、農民が豊作を祈願するために地神
(畑の神、農業の神)を祀っているもので、元禄時代に始まり瀬戸内海沿岸に多く
分布している。 雨の少ない地方なるがゆえの凶作が多かった事も影響しているら
しい。
何でも昔は、社日(春秋の彼岸に最も近い戊の日)に鍬で土を掘ると地神さんを傷
つけるので、この日は鍬を使った仕事をしてはいけない事とされ、集落の人が集ま
り“地神講”とか“社日講”と呼ばれる地神の祭りを開きご馳走を食べたりしたそ
うだ。
そう言えば 「怠け者の節句働き」と言う言葉がある。
平素は怠けているのに、人々が休む節句にことさら忙しそうに働くと言う意味なの
だが、「社日に仕事をするな!」と言うタブーから来た言葉なのだろうか?
(神 名)
天照皇大神、大己貴命、少名彦命、稲倉魂命、埴山媛命
刺激されて近所を少し散歩した。
すると、人通りの少ない昔の道路の脇で“堅牢地神”や“五穀神”と彫った自然石
の大きな石塔が立っているのを見つけた。
良くは分からないが、いずれも地神塔と言い、農民が豊作を祈願するために地神
(畑の神、農業の神)を祀っているもので、元禄時代に始まり瀬戸内海沿岸に多く
分布している。 雨の少ない地方なるがゆえの凶作が多かった事も影響しているら
しい。
何でも昔は、社日(春秋の彼岸に最も近い戊の日)に鍬で土を掘ると地神さんを傷
つけるので、この日は鍬を使った仕事をしてはいけない事とされ、集落の人が集ま
り“地神講”とか“社日講”と呼ばれる地神の祭りを開きご馳走を食べたりしたそ
うだ。
そう言えば 「怠け者の節句働き」と言う言葉がある。
平素は怠けているのに、人々が休む節句にことさら忙しそうに働くと言う意味なの
だが、「社日に仕事をするな!」と言うタブーから来た言葉なのだろうか?
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堅牢地神 | 五穀神 |
もう一つ、神社の境内で5角柱の石塔を見つけた。
やはり、豊作を願って建てたもので、5神名が彫られている。
神様にしてみれば、「自分だけでも願いを叶えてやるのに…」といささかお冠かも知れない!
(神 名)
天照皇大神、大己貴命、少名彦命、稲倉魂命、埴山媛命
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