里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

カワミドリの実生、開花

2011年07月08日 | 山野草の繁殖
H19年の秋、町外れの大谷池を通って帰る途中で紫色の花を見つけた。 
初めて見る花で、葉に薄荷に似た強烈な匂いがあるのが印象的だった。

H22年10月21日播種。

そこで、ヤフオクで種を購入して育ててみる事にした。
H23年4月発芽。

双葉が出たと思ったら直ぐに本葉も出て来た。
一部には、昨年発芽して冬の間も枯れずに残ったものもある。
H23年4月14日。

大きい一芽は昨年中に発芽していたもので、足元の今年発芽したものに比べ随分大きい。
H23.7.8、開花。

草丈は90cmに伸び、茎の上部で枝分かれして
その先端に花穂をつけている。
葉の薄荷に似た強烈な匂いを久し振りに嗅いだ!

花にも同様な匂いが微かにするが、揉むと強烈な匂いがする。

カワミドリ、川緑(シソ科、カワミドリ属)
全国で山地の草原や林縁に自生する多年草。 茎は丈が40~100cmで四角。
茎の上部で枝分かれしその先に長さが10cmの花穂をつける。 一つ一つの花は
淡紫色の唇形で、長さは約1cm。  花期は8~10月。
名前の由来は不明。
全草に薄荷に似た匂いがあり、茎や葉を乾燥した物を漢方で“カッコウ”と呼び、
風邪や胃腸薬として用いる。


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