リンガーハットの3~5月,純利益23%減 人件費上昇が響く
リンガーハット発表の2016年3~5月期決算では売上高は4%増の103億円,営業利益が6億2300万円で2%減,純利益は前年同期比23%減の2億3600万円だった。人手を確保するためにアルバイトらの時給を引き上げたことから人件費が膨らんだこと,一部店舗の閉鎖に伴う特別損失の計上が影響した。
ショッピングセンターのフードコートなどに長崎ちゃんぽん店を積極的に出し,5月末の店舗数は2月末より21店多い621店舗になった。国産野菜を多めに使ったメニューが引き続き人気で,既存店売上高は0.7%増えた。一方,とんかつ店「浜勝」の既存店売上高は1.7%減少した。4月に起きた熊本地震で約20店が一時休業したことによる。