Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

物が無くなった?

2019年03月19日 | 老々介護の日々
「サ高住」に入居している母から、「物が無くなる」と云われ、室内を探したが見つけられない。
紛失物は「毛布」、「目覚まし時計」そして「爪切り2個」。

母の話では、最初に「爪切り」が、次に「目覚まし時計」、「毛布は」違う物が掛けられていて、よく判らないとの事。
一応スタッフの方に事情を伝えて様子を見る事にしたが、母は誰かが留守の間に持ち出したような感覚に囚われ、不安感を募らせ「此処は怖いから、自宅に帰りたい」と言い出す始末。
何とかその場を納めて帰ってきた。

翌週、新しい「目覚まし時計」を持って訪ねると、無くなった「目覚まし時計」が戻っていた。
また、「毛布」もスタッフの方が「これではないか?」とビニール袋に入った物を持って確認に来てくれた。
「目覚まし時計」は窓のカーテンの裏にあったとの事、私たちは探し得無かったが、スタッフの方が見つけてくれたらしい。
既に白い名入りテープが貼られ、所有者が判るようになっていました。
一方、「毛布」のタグには違う方の名前が書かれており、クリーニングの際に間違ったようです。

それにしても、母のところへ届ける際にクリーニングに出してキレイにしておいたのに、1週間で再度クリーニングしなければならなくなったとは、少々理解に苦しみます。
施設側からは「毛布」を再クリーニングし、ネームを訂正してから戻すと謝罪がありました。

その他にも他の入居者が勝手に母の部屋に入室し、置いてある「お菓子」や「果物」を無断で食べてしまったり、持っていてしまう事もあるので、今回は外室時、ドアに施錠が出来るように「鍵」を戴ける事となりました。
これで母も多少安心したようで、戴いた「部屋の鍵」を首からかけ、肌身離さないようにしている様です。
「爪切り」は別な物を使って貰うようにしました。

母がアルツハイマー型認知症だと診断され、幻聴・幻覚・虚言癖等、色んな事に遭遇し、都度、関係書籍を貪るように読んで何とか理解を深めようとしてきましたが、認知症には色んな症状があるようで、更には「発達障害」があったりすると何が起きても不思議ではないことが理解できます。
前頭葉型認知症では「ピック病」が発症し人格まで変わってしまうこともあるそうですし、発達障害により「プレクトマニア(盗癖)」が自制できなくなる人も居ると聞きます。

願わくば、老後は被害や加害を受けたり与えたりする事なく、いつも穏やかに暮らせたら幸せですよね。

私たちの老後は「すみっこくらし」が理想かな
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