テレビ番組で葛飾北斎の「月見る虎図」
という絵をみてからでしょうか、
いえ、長谷川等伯の「松林図屏風」という
あまりに有名な水墨画の話題に触れてからでしょうか、
ここのところ、絵師の生き様に惹かれています。
文章の作家の場合、作品が字で綴られている分
本人が考えていることの一部はわかる面もあるのでしょうが、
絵師はその絵で語っているのですから
そりゃもうアタシのような素人には
最初は直感で「好き!」と思い、
あとは調べるしかないわけではありますーーー(^^;
出光美術館で開催されている
「茶 Tea ー喫茶の楽しみー」という展覧会も
期待以上にすばらしかったです。
尾形光琳の描いた茶碗絵手本があったのですが、
なんだかとても魅入られました。
屏風などにくらべてグっとキャンパスの狭い茶碗にも
ドラマチックな絵を描いたんだなぁなんて思って。
あの絵を真似て実際に茶碗はつくられたのでしょうか?
弟・尾形乾山によって・・・とか。
彼らが生き様を“突きつけてくるような”作品を残すのは、
鬼才だからなのか無意識なのか。。。
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