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「松丸本舗」へ行く

2009-11-01 09:51:41 | 朗読あれこれ



東京駅丸の内北口にある書店、
丸善・丸の内本店(丸の内オアゾ内)に
「松丸本舗」という
“書店内書店”が出来ました。

行ってみると感じると思うのですが、
これまでの本屋さんにはないワクワク感があって
何だかあっという間に時間が過ぎてしまいます。

本たちは、一応テーマごとに置かれてあるのですが、
分類されている、という形式張った感じでなく
どこからともなくそこに吸い寄せられてきたよう。

大量に本と本の知識を持った人の書斎に
お邪魔したような感覚にとらわれます。

作家別、出版社別、ジャンル別に並べてあることが
必ずしも本を選びやすいワケではないんだぁ、
なぁんて思ったりして。

いえ、目指す本があるなら整理整頓されている方がいいのでしょうが、
ふらっと立ち寄って本屋さんで遊んでいくには
こうゆう見せ方っていいなって。
だって探検するみたいなんですもん。

買っても買わなくても・・・
いや、書店としては勿論買ってくれた方がいいのでしょうが(笑)
本屋さんは、知的好奇心を刺激してくれる場で
あって欲しいです。


アタシのうしろで店員さん同士がしゃべっている話が面白かったーーー。

「この本はどこへ置いたらいいかな」
「う~ん、ノスタルジックな昭和のココでもいいし
 あそこでもいいのかなぁ・・・」

店員さんも、本をどこへ置くかを考えているのです。

これって良くないですか?
こうあるべき、っていう並べ方でなく、
個々の店員さんのセンスというかコーディネートが
本の居場所に反映されるっていうのが。