次なる予防対策を求める提言が出される一方、無駄である上、更に係る提言の趣旨の前提条件の現在の基盤・足場をぐらぐらにするだろう愚行に拘り続ける国もある。70代前半のベビーブーマーの最晩年の10年間程。どうやら更に大変な時代を見ることになりそうです。
G20専門パネルが、世界はまだ次の感染危機に準備が出来ていないと警告。WHOは現在のmRNAワクチンと稀に発生している心臓の炎症事例との間にやはり関連性があると報告。
(DeutscheWelle、2021年7月10日)
G20蔵相・中央銀行総裁が集まってのイタリア・ヴェニスで開かれていた会合の最終コミュニケで、リーダーらはインドで最初に見つかった変異株デルタがブラジルや南アフリカをはじめとする諸国に如何に脅威となっているか、更にその潜在的に持つ世界経済に対する脅威に対して懸念を表明した。
「現在見えている回復基調には諸国間で、また1国内の地域間で大きな格差が生じていること、及び特に幾つかの新規の変異株の拡大とワクチン接種スピードが国家間で格差が生じている事により、世界経済に下押しリスクが今だ残っている、と言う特徴がある。」
土曜の早い時間に召集されていた専門パネルがG20財政代表者らに、今般のコロナ禍の収束後にやってくるだろう次のCOVID様パンデミックを予防するために更なる投資が必要であると進言し、次の内容のレポートを提示している。
「世界は次のパンデミックの防止や停止への備えを充分には整えていない。次のパンデミックは10年以内に高い確率で再度襲ってくるだろうとの予測がある。それは新型インフルエンザかもしれないし別種のコロナウイルスかもしれないし、全く別の危険な病原体かもしれない。」と高いレベルの独立組織のパネリストは報告で述べている。
各国が今後5年間にわたり少なくとも750億ドルを予防と準備のために投資する旨の宣言をするようにパネリストらは勧告している。
以下は最新のコロナに関する世界の動向を伝えるもので、要点のみ記して置きます。
(ヨーロッパ)
○EUはブロック内の成人の70%にワクチン接種と言う目標を設定し、ワクチンの配付を急ぐ。Ursula von der Leyen氏が土曜に発言。
○ドイツ工業会(The Federation Of German Industories:BDI)代表Lang氏が政府に感染増があったとしても今後のロックダウンを避けるよう要請。感染者数だけで判断する方法の見直しを提言。
○ローマ市当局はユーロ2020決勝戦(英対伊)のローマオリンピック競技場でのパブリックビューイング観戦を中止。ローマの熱狂的ファンはめげずにコロシアムのファンゾーンやPiazza del Popoloで大映像画面前に集合するとの予想。
(アジア太平洋)
○オーストラリア・ニューサウスウェールズは50例の新規感染が共同体内で発生と報告。その26例は患者がいる中での共同体の集まりの中での感染であった。
○韓国で昨日1378人の感染確認。1日の増加として最高を記録。首都ソウル及び隣接地域の規制強化を来週月曜日から。ワクチン接種済みは約11%。9月までに70%への目標。
(アメリカ大陸)
○米国で民主と共和との間で、コロナ禍対応で非難合戦が起こっているようです。
○リオデジャネイロではCopaアメリカ決勝(ブラジル対アルゼンチンがMaracana競技場で)が7800人までの観客数を目途に(収容人員の10%)観戦容認。但し48時間以内のCOVIDテスト陰性と場内でのソーシァルディスタンスを条件とする。
(アフリカ)
○アルジェリアの新首相Benabderrahmane氏がコロナ感染で1週間の隔離。大統領のTebboune氏はマスク着用とソーシァルディスタンス規制を土曜から再度発令。
○セネガルは、ダカールのパスツール研究所でワクチン生産が行えるようEU・米及び他の欧州国やパートナー間との協定に調印。今年度生産を開始し、2022年末までに毎月2500万回分の生産を目指す。アフリカの第3波への対応と低水準のワクチン入手性改善の為。
(世界)
WHOはmRNAワクチンと稀の起こる心臓の炎症との間に関連性があるとした。
心筋炎と心膜炎とが幾つかの国で報告されている。
”報告例によると症状は数日以内に・若い男性により多く・2回目の接種でより多くという特徴を持っている。”
”ただしワクチンの効用がこれらのリスクを上回ってはいる”としている。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
G20専門パネルが、世界はまだ次の感染危機に準備が出来ていないと警告。WHOは現在のmRNAワクチンと稀に発生している心臓の炎症事例との間にやはり関連性があると報告。
(DeutscheWelle、2021年7月10日)
G20蔵相・中央銀行総裁が集まってのイタリア・ヴェニスで開かれていた会合の最終コミュニケで、リーダーらはインドで最初に見つかった変異株デルタがブラジルや南アフリカをはじめとする諸国に如何に脅威となっているか、更にその潜在的に持つ世界経済に対する脅威に対して懸念を表明した。
「現在見えている回復基調には諸国間で、また1国内の地域間で大きな格差が生じていること、及び特に幾つかの新規の変異株の拡大とワクチン接種スピードが国家間で格差が生じている事により、世界経済に下押しリスクが今だ残っている、と言う特徴がある。」
土曜の早い時間に召集されていた専門パネルがG20財政代表者らに、今般のコロナ禍の収束後にやってくるだろう次のCOVID様パンデミックを予防するために更なる投資が必要であると進言し、次の内容のレポートを提示している。
「世界は次のパンデミックの防止や停止への備えを充分には整えていない。次のパンデミックは10年以内に高い確率で再度襲ってくるだろうとの予測がある。それは新型インフルエンザかもしれないし別種のコロナウイルスかもしれないし、全く別の危険な病原体かもしれない。」と高いレベルの独立組織のパネリストは報告で述べている。
各国が今後5年間にわたり少なくとも750億ドルを予防と準備のために投資する旨の宣言をするようにパネリストらは勧告している。
以下は最新のコロナに関する世界の動向を伝えるもので、要点のみ記して置きます。
(ヨーロッパ)
○EUはブロック内の成人の70%にワクチン接種と言う目標を設定し、ワクチンの配付を急ぐ。Ursula von der Leyen氏が土曜に発言。
○ドイツ工業会(The Federation Of German Industories:BDI)代表Lang氏が政府に感染増があったとしても今後のロックダウンを避けるよう要請。感染者数だけで判断する方法の見直しを提言。
○ローマ市当局はユーロ2020決勝戦(英対伊)のローマオリンピック競技場でのパブリックビューイング観戦を中止。ローマの熱狂的ファンはめげずにコロシアムのファンゾーンやPiazza del Popoloで大映像画面前に集合するとの予想。
(アジア太平洋)
○オーストラリア・ニューサウスウェールズは50例の新規感染が共同体内で発生と報告。その26例は患者がいる中での共同体の集まりの中での感染であった。
○韓国で昨日1378人の感染確認。1日の増加として最高を記録。首都ソウル及び隣接地域の規制強化を来週月曜日から。ワクチン接種済みは約11%。9月までに70%への目標。
(アメリカ大陸)
○米国で民主と共和との間で、コロナ禍対応で非難合戦が起こっているようです。
○リオデジャネイロではCopaアメリカ決勝(ブラジル対アルゼンチンがMaracana競技場で)が7800人までの観客数を目途に(収容人員の10%)観戦容認。但し48時間以内のCOVIDテスト陰性と場内でのソーシァルディスタンスを条件とする。
(アフリカ)
○アルジェリアの新首相Benabderrahmane氏がコロナ感染で1週間の隔離。大統領のTebboune氏はマスク着用とソーシァルディスタンス規制を土曜から再度発令。
○セネガルは、ダカールのパスツール研究所でワクチン生産が行えるようEU・米及び他の欧州国やパートナー間との協定に調印。今年度生産を開始し、2022年末までに毎月2500万回分の生産を目指す。アフリカの第3波への対応と低水準のワクチン入手性改善の為。
(世界)
WHOはmRNAワクチンと稀の起こる心臓の炎症との間に関連性があるとした。
心筋炎と心膜炎とが幾つかの国で報告されている。
”報告例によると症状は数日以内に・若い男性により多く・2回目の接種でより多くという特徴を持っている。”
”ただしワクチンの効用がこれらのリスクを上回ってはいる”としている。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
