戦闘に巻き込こまれTigray地域の人道上の悪化が日に日に高まっている、と国連は懸念している。エチオピア北部のTigray地域は、支援の為の道路が寸断されて難民キャンプの食糧が無くなりつつある。 (DeutscheWelle、2021年7月30日)
北部エチオピアのTigray地区の10万人以上の子らは、今後12カ月以上に亘り最も厳しい栄養不足に見舞われるだろう、とUNICEFが金曜日に声明。“子供らの健康と安寧に最悪の事態が確定しつつある”、とUNICEFの広報官のMercado氏はいう。
“UNICEFの試算ではTigrayの10万人以上の子供が今後の1年間、命に関わる厳しい急性の栄養不良に見舞われるだろう。予測される数は通常の年間平均の10倍になるだろう”。
「国連は邪魔されることのない道路を要請」
援助はTigray軍とエチオピア政府軍との争いが続いており妨害されている。200台からの食糧トラックが、そこへ通じる唯一残されている道路で渋滞を起こしていることで、政情の不安定さは分かる。
国連・米国・エチオピア政府を含むトップレベル会談が数日にわたり予定されている。しかし、時間は人道援助を執行する側の味方になってくれてはいないようだ。
“Tigrayへ束縛なく到達出来る道路が必要であり、同地域内も束縛なく通行出来ることが必要である”とMercado氏はいう。
現在食糧を届けようと懸命に努力している届け先のキャンプ地では、金曜日には食糧が尽きるだろうと、世界食糧プログラム(The World Food Programme)のBeasley氏は今週初めに表明している。
「戦闘が支援を塞いでいる」
Addis Ababaは支援を妨害しているのはTigray人民解放前線(The Tigray People’s Liberation Front:TPLF)側と非難している。TPLFが該当地域を実効支配している。
Abiy Ahmed首相は昨年11月にTigrayに軍を配置し、地域を支配する政権の転覆を狙っている。いまや消耗戦を呈し、収束が見えない状況である。
「国連が直面する難題は戦闘だけではない」
Mercado氏は戦闘を行っている両者には子供に危害を及ぼさない義務がある、という。“危害から子供を守るという義務を最大限尊重する姿勢をUNICEFは当該当事者たちに要請する”とMercado氏はいう。
“Tigrayおよび周辺地域の危機的栄養環境・食糧安全保障状態は軍事衝突で引き起こされており、闘争中の両軍によって初めて解決出来る問題だ”。
***
このような所にも視野が及び、必要なプランを組み立て、我々市民に必要性重要性を説明でき、市民と共に他国家と調整を行うことが出来、そして適切な行動を世界と協調して行なっていける。そんな能力を持つ政治家や政権を持ちたいものです。
オリンピックだけでも4兆円にまで達する金を費消できる国です。NHKだけでも1兆円近くをかき集められる余裕のある国です。Tigrayの子供達は10万人程です。今後1年の彼らへの食糧支援金額は200~300億円程度でしょう。ほんのちょっと無駄を省く気になりさえすれば金銭は問題にならないでしょう。無いのは、温かみのある他者への思いやりと、思いやりを形にする智恵と能力と努力でしょう。
今だけ金だけ自分だけの現在地の政治屋実態に早く別れを告げなければ、人として本当に大切なものをこれからも失い続けていくことでしょう。
目を向ける視野の先には、日本の国内の放置されているいろいろな課題も当然あります。次回の選挙機会を最大限活用しましょう。安倍氏続く菅氏にそして自公に、貴方は全幅の信頼を置けますか?置いていますか?
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
北部エチオピアのTigray地区の10万人以上の子らは、今後12カ月以上に亘り最も厳しい栄養不足に見舞われるだろう、とUNICEFが金曜日に声明。“子供らの健康と安寧に最悪の事態が確定しつつある”、とUNICEFの広報官のMercado氏はいう。
“UNICEFの試算ではTigrayの10万人以上の子供が今後の1年間、命に関わる厳しい急性の栄養不良に見舞われるだろう。予測される数は通常の年間平均の10倍になるだろう”。
「国連は邪魔されることのない道路を要請」
援助はTigray軍とエチオピア政府軍との争いが続いており妨害されている。200台からの食糧トラックが、そこへ通じる唯一残されている道路で渋滞を起こしていることで、政情の不安定さは分かる。
国連・米国・エチオピア政府を含むトップレベル会談が数日にわたり予定されている。しかし、時間は人道援助を執行する側の味方になってくれてはいないようだ。
“Tigrayへ束縛なく到達出来る道路が必要であり、同地域内も束縛なく通行出来ることが必要である”とMercado氏はいう。
現在食糧を届けようと懸命に努力している届け先のキャンプ地では、金曜日には食糧が尽きるだろうと、世界食糧プログラム(The World Food Programme)のBeasley氏は今週初めに表明している。
「戦闘が支援を塞いでいる」
Addis Ababaは支援を妨害しているのはTigray人民解放前線(The Tigray People’s Liberation Front:TPLF)側と非難している。TPLFが該当地域を実効支配している。
Abiy Ahmed首相は昨年11月にTigrayに軍を配置し、地域を支配する政権の転覆を狙っている。いまや消耗戦を呈し、収束が見えない状況である。
「国連が直面する難題は戦闘だけではない」
Mercado氏は戦闘を行っている両者には子供に危害を及ぼさない義務がある、という。“危害から子供を守るという義務を最大限尊重する姿勢をUNICEFは当該当事者たちに要請する”とMercado氏はいう。
“Tigrayおよび周辺地域の危機的栄養環境・食糧安全保障状態は軍事衝突で引き起こされており、闘争中の両軍によって初めて解決出来る問題だ”。
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このような所にも視野が及び、必要なプランを組み立て、我々市民に必要性重要性を説明でき、市民と共に他国家と調整を行うことが出来、そして適切な行動を世界と協調して行なっていける。そんな能力を持つ政治家や政権を持ちたいものです。
オリンピックだけでも4兆円にまで達する金を費消できる国です。NHKだけでも1兆円近くをかき集められる余裕のある国です。Tigrayの子供達は10万人程です。今後1年の彼らへの食糧支援金額は200~300億円程度でしょう。ほんのちょっと無駄を省く気になりさえすれば金銭は問題にならないでしょう。無いのは、温かみのある他者への思いやりと、思いやりを形にする智恵と能力と努力でしょう。
今だけ金だけ自分だけの現在地の政治屋実態に早く別れを告げなければ、人として本当に大切なものをこれからも失い続けていくことでしょう。
目を向ける視野の先には、日本の国内の放置されているいろいろな課題も当然あります。次回の選挙機会を最大限活用しましょう。安倍氏続く菅氏にそして自公に、貴方は全幅の信頼を置けますか?置いていますか?
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
