ダイナマイトで巨富を築いたアルフレッド・ノ-ベル遺産は
当時の3300万スウェ-デン・クロ-ナだった。
遺言は親戚、関係者に僅か5パ-セント、そして残額を安全な投資に回し
毎年の配当を人類に大きな貢献をした者に賞として与える様に求めていた。
その資金が着実に増えだしたのは、運用対象に株や不動産を加えた
第2次大戦後だったとか。
初回の15クロ-ネから始まった賞金がとうとう1000万クロ-ネ
(約1億1千万円)に達したのは2001年だった。
以来固定された賞金が今年は20パ-セント減の800万クロ-ネに
なると言うニュ-ス伝わってきた。賞金減額は63年振りの事である。
世界の混乱がこの様な結果を招いているのでしょう。
ただただノ-ベル氏は”あれ程安全な投資を遺言したのに-----”と、
眉をひそめているに違いない。