高山直物を探して平標山に行ってきた。三国峠から登り、三国山、大源太山と歩いて平標山の家に宿泊。ここの小屋番さんはなかなか揮っていて、電気はない、ペットボトルの飲み物は置いていない。とても環境に優しい生活をしている。この環境で育っているので、特に不便は感じないとのこと。素晴らしいと思った。
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翌朝、ガスガスの中出発。でも、だんだんガスも雲もなくなり、青空も見えてきた。さてお目当ての高山植物。あるはあるは。物知りの同行者にその名前を沢山教えてもらった。
ニッコウキスゲ、シモツケソウ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、ハクサンフウロウ、ハクサンチドリ、ウツボクサ、コバイケイソウ、ウラジロヨウラク、カラマツソウ、ハクサンイチゲ、ダイモンジソウ、ヨウラクツツジ、タニウツギ。
一度に覚えきれないが、そんなことにはお構いなしに、可憐な命を精いっぱい謳歌していた。本当にきれいだ。温室のランより私は好きだ。
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平標山は、上の方に行けばなだらかな歩きやすい山だが、下の方はなかなか手強い山だ。地獄の階段が続いている。その下山途中で山小屋で一緒だった二人を追い抜いた。下山後の温泉でまた一緒になった時に知ったのだが、女性は80歳。一緒に歩いていたのはおそらく息子さんと思われる。私が80歳になった時、あのような歩きにくい登山道を元気に歩いていられるだろうか。
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こんな道ばかりだったら本当に嬉しいのだが。