こもれび

悩み多き毎日。ストレス多き人生。でも、前向きに生きていきたい。だから、自然体で・・・

平標山

2022年07月14日 | Weblog

高山直物を探して平標山に行ってきた。三国峠から登り、三国山、大源太山と歩いて平標山の家に宿泊。ここの小屋番さんはなかなか揮っていて、電気はない、ペットボトルの飲み物は置いていない。とても環境に優しい生活をしている。この環境で育っているので、特に不便は感じないとのこと。素晴らしいと思った。


翌朝、ガスガスの中出発。でも、だんだんガスも雲もなくなり、青空も見えてきた。さてお目当ての高山植物。あるはあるは。物知りの同行者にその名前を沢山教えてもらった。

ニッコウキスゲ、シモツケソウ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、ハクサンフウロウ、ハクサンチドリ、ウツボクサ、コバイケイソウ、ウラジロヨウラク、カラマツソウ、ハクサンイチゲ、ダイモンジソウ、ヨウラクツツジ、タニウツギ。

一度に覚えきれないが、そんなことにはお構いなしに、可憐な命を精いっぱい謳歌していた。本当にきれいだ。温室のランより私は好きだ。



平標山は、上の方に行けばなだらかな歩きやすい山だが、下の方はなかなか手強い山だ。地獄の階段が続いている。その下山途中で山小屋で一緒だった二人を追い抜いた。下山後の温泉でまた一緒になった時に知ったのだが、女性は80歳。一緒に歩いていたのはおそらく息子さんと思われる。私が80歳になった時、あのような歩きにくい登山道を元気に歩いていられるだろうか。



こんな道ばかりだったら本当に嬉しいのだが。

ヒメサユリ

2022年07月14日 | Weblog

ヒメサユリに会いに浅草岳に行ってきました。天気予報は雨。でも、民宿での朝は曇り。時々、日が差して一同「登れそうじゃない」と思い始めました。

民宿から車で登山口まで数十分走り、皆、ヒメサユリを期待して登り始めました。ところが、1時間もするとポツポツ雨が落ちてきましたので、とりあえず雨具を身に着け歩き続けました。だんだんひどい降りになり、そのうち土砂降りになりました。もうじき小降りになるんじゃないとお互いに励ましつつ登るも、いっこうにその気配なし。相当な急こう配を登り終え、頂上近くの緩やかに道になると、現れましたヒメサユリ!


よく来たねと、励まされた気がしました。そのまま頂上まで行くと、たくさん群れて咲いていました。良かった良かった、ヒメサユリに会えたね。という間もなく、今度は雷。ドドーンとどこかに落ちた様子。でもそんなに近くはない。とはいえ、山での雷は相当怖い。急いで引き返していると、もう一度、ドドーンと落ちる。くわばらくわばら。せっせと下山開始。その下山道が川と化していて、段差の大きいところは滝になっているのです。登山靴の中にも雨が入り、這う這うのていでやっと林道までたどり着きました。ところがところが、その林道に山からの雨水が滝のように流れ込んで渡るのに一苦労。


何とか駐車場までたどり着きました。でも、たくさんのヒメサユリに会えて、満足の山旅でした。