他のESLクラスも始まり、こちらでもきっちり書き込まれたシラバスが配られた。シラバスの中で、授業を受けるにあったっての注意事項が厳しく記載されている部分がいくつかある。
遅刻・欠席について
『5分前に教室へくること。授業開始5分後に入室した場合は遅刻とみなす。3回の遅刻は1回の欠席としてカウントされる。3回欠席した時点で落第。緊急時の場合のみ配慮はある。』
テストについて
『テスト当日に欠席した場合は0ポイントとみなし、再試は行わない。急時の場合のみ配慮はあるが、再試は行われない。』
これらを読んだ時、アメリカらしいな~、と感じだだけのボヤキ嫁だったが、クラスメートの一人は「これは脅しとしか取れない。普通に授業に望む学生に対してこれらの記述は学習意欲を低下させるものにすぎない。」などと言い出した。“普通に”ということが出来ない人が多いからここまで記載する必要があるのであって、“あたな”の学習意欲を損なうために書かれたものではないと先生は説明していたが、なんだか納得していない様子だったよ。
文化が違うとこういった文言一つの捉え方も違ってくるのね。