アメリカで働く人々の事務処理能力はとても低い。なので、自分は何もミスをしていないのにとんでもないことに巻き込まれることが多い。
あるクレジット会社のデータ上ではボヤキ嫁すでに死亡していることになっていたり(こちら参照)、買い物した商品が袋に入っていなかったり(こちら参照)、オンラインで買い物したらまったく違う商品が配達されたり(こちら参照)、同じくオンラインで買い物したものが配送されず、だけどシステム上では配送済みとなっていたり、何度申し込んでも間違ったクレジットカードを発行したり(こちら参照)、ブログに書いてない小さなことなども入れると本当に沢山の考えられないことが起きている。
昨日、ボヤキ嫁のクレジットカードから解約したはずの郵便私書箱の使用料が引き落とされていた。調べてみたら、私書箱の解約手続きが取られておらず自動引き落としが継続されてしまっていたのだ。昨年12月に私書箱を解約するため、郵便局へと出向き既に私書箱の鍵は返品済み。その際、レシートなど発券してもらえるのかと確認したら、「鍵を返してもらったらそれで完了」と言われた。しかしその後2回も私用料金が自動引き落としされておりそれを返金してもらいたいが、鍵を返した・私書箱を解約したことを証明するものが手元に何もない状態だった。
取り合えず便局へ電話し、現状を伝えるとちょっと待ってくれと言われた。向こうで私書箱利用のデータや私書箱内を確認していたらしい。鍵は見つかっていないようだが、私書箱が使われた形跡はなかったらしく、あっさりと返金手続きを認めてくれた。
返金してもらうには書類にサインせねばならないとのことで今日郵便局へと出向いた。念のため、電話した相手の名前を聞いておくと、電話対応してくれた人かその人が居なかったら上司が対応してくれるといい双方の名前を教えてくれ、時間も設定してくれた。
昨日の電話で状況は把握してもらっていたので、今日は窓口で書類にサインしあっさり返金してもらえた。「あなたの私書箱、解約手続きが取られていなかったのよ~。誰が受け取ったのかしらね~。」などと言われたくらいで、本当に鍵は返したのか?など聞かれなかった。もっともめるのかなぁ、やだなと思っていたのに、その場で小切手を発行してもらい全て完了。
日本だったらこういうミスはほとんど起きないと思うが、起きてしまったが場合返金手続きなど手間が掛かると思う。アメリカではこういうことが日常茶飯事に起きるので、返金手続きなども簡単に手馴れて行われるのだろうか・・・。以前だったら、やっぱりアメリカだと思ったり、こうやって足を運ぶことに時間を費やすのが勿体無いと思ったりしたが、最近は何かに巻き込まれてもすぐ解決できたらラッキーだと思えるようになった。
はてさて、良いのやら、悪いのやら。