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ビールのグラスの形が人々の飲み方を変えるー研究より

2012-09-03 | Weblog

 

(写真)パブに入って最後まで気になるのは多分グラスの形でしょう.

しかし、ブリストル大学の研究者は、ビールグラスの形が飲むスピードに影響を与えると信じています。

PLoS ONEジャーナルに発表した研究によれば、人々はまっすぐのグラスより曲線のグラスの方が早く飲めるようだとしています。

彼らは、曲線のガラス食器類は飲むペースをかなり速めると言います。

研究のために、男女159人のグループがソフトドリンクかビールを飲んでいるところが映りました。全部のグラスに液体が半分入っていますが、グラスの形は曲線のものとまっすぐのものです。

ソフトドリンクに関しては飲む時間に違いはありませんでした。グラスの形を問わず、およそ7分で飲み終わりました。

しかし、ビールを飲んだ人には違いがありました。曲線のグラスで飲んだ人はおよそ7分で飲み干し、まっすぐのグラスの人は11分かかりました。

報告書:「飲み終える時間は、直線のグラスに入ったアルコール飲料を飲んだ人の方が曲線のグラスの人に比べて60%遅くなる」

曲線のグラスは、その曲線の形状により、グラスにどれ位入っているかを判断するのが難しく、飲む速さを決め難くしていると研究者は考えました。

グループは、部分的にビールを満たした様々な写真を見せられて、半分か満杯かを尋ねられました。

チームは、曲線のグラスに入ったビールの量を判断する答えが間違う傾向があると言いました。

研究者の代表のアットウッド氏は、「彼らはどれ位の速さで飲んでいるのか分らないので自分のペースを取れないのです。」とBBCに語りました。

ソフトドリンクを飲んでいる人々は速さのことを気にしていないので、グラスの形は影響しないと説明できると彼女は言いました。

しかし、研究は研究室の設定の中で1種類の飲み物を飲み終える時間だけを調べました。それで、もし多種類の飲み物が飲まれるなら一晩で何が起こるかは確かではありません。

パブの中でグラスを変えることによって、人々は健康のために飲む量をコントロールしながら微調整するのだろうと彼女は言いました。

人々がアルコールを注ぐ量にグラスの形が影響することはすでに示されています。2005年の研究は、人々は長くて細いグラスより短くて幅があるグラスに多くのアルコールを注ぐ傾向があるとしています。

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研究者の好奇心はおもしろいですね。ふだん何も考えないでそこにあるグラスでビールを飲みますよね。この研究が事実なら、ビール代を節約したい時は客や夫に細くて長いグラスを用意するのがいいですね(笑)

あなたはどちらがお好みですか?