インド北東部のアルナチャ・プラディシュ州の警察は、州都イタナガルの完全防備の動物園に入ってトラを叩き切って殺した密猟者の一団を探しています。
役人は、調査を命じました。
到着した警備員が切り刻まれたトラを密猟者が持ち逃げするのを食い止めました。
虎の部位の密漁と密輸はインドでは一般的に行われています。
虎は一般的に東アジアで珍重されています。特に中国は虎の体の部位を医薬品として珍重しています。
ここ数十年で、虎の数は驚くほど減少しています。
2011年の調査では野生の虎はおよそ1,700頭でした。100年前は、インドの虎は100,000頭と見積もられていました。
密猟者は、6才の虎を眠らせてから檻に入って6個の肉片に切り分けたと動物園は言います。今、虎の検死が行われています。
夕食のために出かけていた3人の警備員が動物園に戻ってきた時に密猟者は逃げたと動物園長が言いました。
以前にも動物が密猟されかかったことがあると職員が言います。
2006年2月に、3頭の虎と豹が見かけぬ人々に毒を飲まされました。1頭の虎が死に、2頭が生き延びました。
2006年6月には、30キロ分の虎の部位‐主に骨と爪が、アッサム州の警官の車から押収されました。
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かわいそうな虎!完全防備の檻の虎を毒で眠らせてから中に入って切り刻むとは。先日出かけた地方都市の動物園は広い敷地に動物の檻が点在していて見物人が少なく、のびのびしていてここの動物たちは幸せだなと思ったものです。インドだったらとっくにやられていますね。檻の中の動物が幸せかどうか分りませんが、インドでは毒殺されて切り刻まれることもあることを思うと幸せなのかな~