(写真)役人は、サーファーを襲ったのがホオジロザメかどうか分らないと言いました
致命的なサメによる事故が続くことを考慮して、西オーストラリア州が海岸のサメによるリスクを減らすための手段を考えています。
712万ドルの包括予算で、サメを捕まえ必要なら海岸にいる人に危害を及ぼすサメは殺すというものです。
サメを追跡して問題を研究することも計画にあります。
州では今年になって6匹のサメが泳いでいる人やサーファーを襲いました。そのうち5人は致命的です。
ごく最近は先月で、州都パースの北方およそ1,000kmの所で、男性がサメに襲われて腹部と腕を怪我しました。
サメの被害が続くのでサメを殺すよう求める声が広がりました。しかし、当局は、環境団体の抵抗を受けてその声を無視してきました。
最近の攻撃のいくつかはホオジロザメによるものと思われますが、そのサメは保護の対象になっています。
過去、漁業当局は攻撃があるたびに殺すという方法を取ってきました。
今は、もしサメが人々に脅威を与えている時は積極的な措置を取ることが許されることになると声明が発表しました。
GPSでリアルタイムの追跡をすることなどタッグシステムを使うことも、救命のためのジェットスキーや地域の警告システムも計画に入るでしょう。
「これら新対策は、サメの行動を理解する手助けになるだけでなく夏を迎える今、海岸に行く人々を保護し自信を与えるだろう。」と州のバーネット首相が声明で語りました。
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オーストラリアは環境保護団体の声が大きい国なので、政府もその影響を受けているようですが、遂に、被害者を優先することにしたようです。人命優先が当然だと思いますが、遊泳禁止にする方法もあるのかも・・・