(写真) 2008年に撮影された大豆の写真。
日本の朝食のおかずの発酵させた大豆で作る納豆は、汗をかいた足のような臭いがしますが、研究者は中国の黄砂のバクテリアを使って臭いを和らげる意外な方法を考え出しました。
中国から飛んでくる黄砂の中にある超微生物が、納豆の腐敗の過程で加えられる試薬とほとんど同じだと金沢大学の准教授のテルヤ・マキさんが言いました。
研究の結果、「そらなっとう」と呼ぶその納豆は、普通の納豆のような味がしますが、初めて味わう人を不快にし、タンパク質の豊富な納豆が大好きな人とそれが大嫌いな人に二分している強烈な臭いはありません。
「納豆を作る時に使うバクテリアと同じバクテリアを見つけました、」と人間の健康にリスクのある中国の黄砂の中の微生物を研究しているマキさんが言いました。
一連のテストの後、マキさんと彼のチームは、大学で売るためにその方法でスカイ納豆を作るように地方の納豆製造工場に説得しました。地域の市場で成功させることを考えています。
「そらなっとう」は普通の納豆のような強烈な臭いはなく、マグネシウムとカルシウムをより豊富に含んでいるので、栄養的だと彼は言いました。
春、中国北部で風が砂を巻き上げて数千キロ運び、時々、日本や朝鮮半島を覆います。それが黄砂です。
日本以外ではあまり知られていない納豆は、欧米では健康食品を売る店にあります。
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この記事はフランスAFPの記事ですが、「そらなっとう」というのが作られたことは知りませんでした。で、グーグルで調べたらちゃんとありました。そのうち、こちらでも目にすることになるかもしれません。黄砂が憎めなくなるかも・・・(笑)
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