rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

白樺ウォーター

2014-10-01 23:21:03 | ハイドロな日記
私が持っている書籍には残念ながら白樺のハイドロゾルに関する記述がありません。ただ、前にジュリークサロンでお手入れした時にバーチのオイルを使ってトリートメントしたいただいたので、精油があるのだからハイドロゾルがあっても然りですね。

それで、まず精油について調べてみました。Wikipediaによると、日本に生息している白樺の学名はBetula platyphylla、欧州白樺の学名はBetula pendulaとなっています。ということは一般的に精油になるのはBetula pendula とみていいでしょう。ところが調べてみると白樺にはいろいろ種類があるんだそうです。

ホワイト: Betula alba
チェリー: Betula lenulta
イエロー: Betula alleghanienisis
シルバー: Betula pendula
スイート:Betula lenta

あるサイトに↑のように書かれていました。ただ、サイトによってはpendulaがホワイトバーチとなっていたり、platyphyllaをホワイトバーチと呼んでいるところもありました。通称はあやふやなので、やはり学名はチェックしておかないと。。。ですね。

白樺の精油=バーチ・オイルの効能は、鎮痛、強壮、収斂、利尿、発汗など。特に香りから鎮痛は効きそうな印象を受けます。どことなくウィンターグリーンに通じるものを感じました。まあ、あれほど強烈ではないですが。種類によってはかなり強烈な香りと刺激があるようなので注意する必要はあるでしょうね。

白樺の樹液は、それ自体で保湿効果に優れているのでローションとして使用したり、コスメの原料によくなるようです。それ以上に白樺樹液を飲用すると腸内環境が整い、美肌効果も増すらしいのです。それに加えて活性酸素を除去する働きがあるため生活習慣病や老化も予防できるようです。

葉を乾燥させたハーブティーは抗酸化作用、血行促進作用に優れ、動脈硬化、血栓症、心臓病などに有用だそうです。花粉症にも良いと言う記述もありますが、白樺の花粉そのものでアレルギーを起こす人もいるようなので、合う人とそうでない人がいると思います。

さて、肝心のハイドロゾルですが。。。顔に塗ってみたところ保湿力は間違いなくあります。ハイドロの中でもローズやリンデン並みの保湿力です。香りは甘く厭な甘さではないものの、これも人によって好みが分かれそうです。いかんせん、ハイドロゾルの文献が見当たらないので、今後使ってみていろいろ試していくしかないようですね。個人的には好きなタイプの蒸留水です。


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