rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

カティバスティを受けてみる

2018-07-17 23:31:01 | トリートメント体験記
アーユルヴェーダのトリートメントは最も一般的なアビヤンガ(オイルマッサージ)や額にぽたぽた油を落とすシロダーラなどは有名ですが、他にもいろいろなトリートメントがあるんです。

今回はちょうどお腹の調子もよくなかったので、カティバスティを受けてみることにしました。カティバスティとは練って粘土状にした小麦粉をドーナツ型にしたものを仙骨の上に置き、その中に温めた油を入れて腰を温めるものです。サロンによってはお腹の上でやるところもあるようです。TVなどで時折紹介される小麦粉の土手を目の周りに眼鏡状に覆ってその中に溶かしバターを入れるネトラバスティのお腹版ですね。

アーユルヴェーダのサロンの中でもセサミオイルだけでトリートメントするサロンが少なくありませんが、本来セサミオイルの中に複数のハーブを入れて煮込んたものをトリートメントに使います。とても手間がかかるのでセサミオイルだけ、もしくはブレンドされた既成のオイルを使っているサロンがほとんどです。そんな中で埼玉でも手作りのオイルを使っているサロンを見つけました。カティバスティをやってるところもまだまだ少ないのでこれは是非にと申し込みました。

当日見るからにやさしそうなセラピストさんが出迎えてくれてカウンセリングから和やかなムード。こういう初対面の人にも安心感を与えられる人っていいですね。見習いたいです。その時の体調などをいろいろ考慮の上樟脳を中心にブレンドされたオイルでトリートメントしてもらいました。通常7種類くらいのオイルを用意しておくんだそうです。でもクライアントの体質が事前にわかるわけでないので作ったオイルが無駄になってしまわないの?と聞いてみたら、製剤してから3カ月くらい持つのだそうです。それでも余った場合はセラピストさん自身で使うそうです。

アロマのフルボディーで使うオイルはだいたい20ml、多くても30ml位ですが、アーユルヴェーダでは一人のクライアントに約200mlものオイルを使うんだそうです。それじゃあ高くても仕方がないですね。セラピストさんのキャラもあるのかこれまで受けたアーユルヴェーダの中ではゆったりしたリズムで行われている気がしました。

そしていよいよカティバスティです。俯せになっているので自分では見えないのですが、腰の所に土手を作ってその中に温めたオイルを注ぎいれます。オイルの温度は39℃、土手の中のオイルが冷めてしまうため少しずつ掬い取っては新しいオイルをつぎ足し、救ってはつぎ足しを繰り返します。カティバスティに使うオイルはトータル400mlほど使うんだそうです。

トリートメントのあとジャスミンティーと一緒に手作りの野菜ケーキもいただきました。とても贅沢な時間を過ごしました。

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