rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

実技試験のモデル体験

2007-05-14 07:54:59 | セラピストの卵日記

 スクールで実施された実技試験のモデルをやらせていただきました。

 入り口を入ると大荷物を持った人たちが待機。「今日モデルをやらせていただく・・・」途中まで言いかけると、人差し指を口にあてて「シーーッ」とやられてしまった。妙に重い空気。ちょうど2時半までの試験が終わったところで伝達事項などが発表されていた。

 試験終わった人たちがぞろぞろと出てきて、いよいよ3時からの受験生が準備をはじめる。いつもの教室がなんとなく違って見える。我々モデルはもう少し受付で待機。緊張感が伝わってきて、こっちまで緊張してしまう。

 受験生が自分で持ってきたシーツやタオルをセッティングしている。スクールのものを借りてもいいが、モデルの体を上手く隠すにはスクールのタオルは小さいので、皆自分で持ってきているらしい。

 担当の受験生に誘導されて、いよいよベッドへ。ベッドに入って先生が来るまで時間があるので少し雑談。私を施術してくれる人は実技、学科同時受験派。インストは受かっているけど今実技で頭いっぱいで学科が全然手つかずだと言っていた。そうでしょうね。「わあ、どうしよう~」なんて言ってたけど、それまで積み重ねてきたもの故の余裕を感じた。

 さて、いよいよ試験開始。厳かな空気が漂う。私がとっても気になっていたのが、セラピスト(受験生)の動き。傍から見るとあの腰を落として行う作業はどう見えるのか・・・自分の担当の人は見づらいので、他の人達をさり気なく観察。教えられた通りの姿勢でやっていた。

 正直、あまり美しい動きとはいえない。ただ毎日毎日何人ものクライアントを施術するには自分達が疲れない合理的な動き方をする必要があるのだろう。通常クライアントとセラピストは1対1で個室に入るため、客観的に施術している姿を見る機会はなかなかない。自分が施術されてる時はすっかり休んじゃっているのでセラピストさんがどういう姿勢でいるのかなんて気にもしていなかった。今度よそのサロンへ行ったら、こっそり見てみようと思った。

 トリートメントが馴染んできたころ、口頭問答が始まった。ひとりの受験生に5問くらい関連のある質問をして次の人に進む。それが確か3回くらい廻ってきたように思う。内容は解剖生理学のうち、インスト試験にでない骨格とか筋肉。衛生学や健康学。トリートメントをする際の禁忌事項などがあった。手を動かしながら質問に答えるわけだから手技は確実に覚えていなければならない。

 全体通してみると前の日に習った基本の手技の応用が何度も出てきた。やっぱり基本は大切なんだ。クロージングはフェイシャルで習ったやり方とほぼ同じ。全体の流れと空気を体感できたこと、休日返上しても凄く得したと思いました。

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