まず、安全基準になっているのはJAMHAの『メディカルハーブ安全性ハンドブック』こちらはJAMHAの検定からプラクティショナーまで通じるメインテキストといっても過言ではないでしょう。ただ現実にはハーバルセラピストでは『メディカルハーブの事典』、コーディネーターでは『メディカルハーブ検定テキスト』で勉強するようになってしまいます。どうしても試験範囲が絞られてしまいますので。
そして『メディカルハーブ安全性ハンドブック』の素となったのが米国
AHPA(米国ハーブ製品協会)が編集したBotanical Safety Handbook
こちらは650品目のハーブが掲載されています。
さらにその素となったのがヨーロッパ、主にドイツを中心とした
コミッションEという団体のモノグラフという本です。
JAMHAというよりもAHPA基準の安全性にはクラス1からクラス4までの大きく分けて4段階に分かれています。
クラス1:適切に使用する限り、安全に接収することができるハーブ
クラス2:記載された含有成分の使用に関する資格を有する専門家(医療従事者)による適切な指示がない限り、使用制限が規制されるハーブ
2a :外用のみ
2b :妊娠中に使用しない
2c :授乳期間中に使用しない
2d :注釈にあるような他の特定の使用制限がある
クラス3:医療従事者の監督下でのみ適切に使用できるハーブ
クラス4:クラス分類のための十分なデータが入手できないハーブ
ということで、一般人はクラス3以上のハーブは使用すべきではないというわけです。クラス3はハーブというより医薬品の領域に入り込んでいるもので例えば強心剤に使われるジキタリスとかアスピリンのもととなるホワイトウィローみたいなものです。30ハーブにはクラス3以上のものは最初から含まれていません。というか安全を保障できるからこそ選ばれているんですね。
30ハーブのうち『安全性ハンドブック』に未収載のものは・・・
アーティチョーク、クランベリー
こちらは未収載ですが、協会で適切だと判断したのでしょう。ただ、クランベリーはいいとしてアーティチョークは味が強烈なので使いにくいハーブですね。
クラス1のハーブ
イブニングプリムローズ、エキナセア、エルダーフラワー、ウスベニアオイ、カレンデュラ、ジャーマンカモミール、ソウパルメット、タイム、ネトル、ハイビスカス、パッションフラワー、ばれろアン、フェンネル、ペパーミント、ホーソン、マルベリー、ミルクシスル、ラズベリーリーフ、リンデン、ローズヒップの20種。ほとんどがここに入るわけですね。
クラス2a のハーブは30ハーブの中には存在しません。
クラス2b のハーブはセージとブラックコホシュのみ。ただしセージはクラス2dのハーブでもあり長期間の使用不可となっています。一方ブラックコホシュはクラス2cのハーブでもあります。クラス2cのハーブはこれひとつだけです。
クラス2dのハーブはセージのほかに6つあります。
イチョウ・・・MAO阻害薬との併用を避ける
スギナ・・・心臓または腎臓の機能不全には禁忌
セントジョーンズワート・・・MAO阻害薬との併用を避ける
ダンディライオン・・・胆道閉鎖・重篤な胆嚢炎・腸閉塞には禁忌
フラックスシード・・・少なくとも150mlの水分と共に摂取する。腸閉塞には禁忌
マテ・・・過量、あるいは長期の使用は不可
基本的に健康体の人ならさほど気をつける必要もないほどですね。ただ薬になるようなものほど刺激も強いので全般的に飲みすぎは控えたほうがよさそうです。
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AHPA(米国ハーブ製品協会)が編集したBotanical Safety Handbook
こちらは650品目のハーブが掲載されています。
さらにその素となったのがヨーロッパ、主にドイツを中心とした
コミッションEという団体のモノグラフという本です。
JAMHAというよりもAHPA基準の安全性にはクラス1からクラス4までの大きく分けて4段階に分かれています。
クラス1:適切に使用する限り、安全に接収することができるハーブ
クラス2:記載された含有成分の使用に関する資格を有する専門家(医療従事者)による適切な指示がない限り、使用制限が規制されるハーブ
2a :外用のみ
2b :妊娠中に使用しない
2c :授乳期間中に使用しない
2d :注釈にあるような他の特定の使用制限がある
クラス3:医療従事者の監督下でのみ適切に使用できるハーブ
クラス4:クラス分類のための十分なデータが入手できないハーブ
ということで、一般人はクラス3以上のハーブは使用すべきではないというわけです。クラス3はハーブというより医薬品の領域に入り込んでいるもので例えば強心剤に使われるジキタリスとかアスピリンのもととなるホワイトウィローみたいなものです。30ハーブにはクラス3以上のものは最初から含まれていません。というか安全を保障できるからこそ選ばれているんですね。
30ハーブのうち『安全性ハンドブック』に未収載のものは・・・
アーティチョーク、クランベリー
こちらは未収載ですが、協会で適切だと判断したのでしょう。ただ、クランベリーはいいとしてアーティチョークは味が強烈なので使いにくいハーブですね。
クラス1のハーブ
イブニングプリムローズ、エキナセア、エルダーフラワー、ウスベニアオイ、カレンデュラ、ジャーマンカモミール、ソウパルメット、タイム、ネトル、ハイビスカス、パッションフラワー、ばれろアン、フェンネル、ペパーミント、ホーソン、マルベリー、ミルクシスル、ラズベリーリーフ、リンデン、ローズヒップの20種。ほとんどがここに入るわけですね。
クラス2a のハーブは30ハーブの中には存在しません。
クラス2b のハーブはセージとブラックコホシュのみ。ただしセージはクラス2dのハーブでもあり長期間の使用不可となっています。一方ブラックコホシュはクラス2cのハーブでもあります。クラス2cのハーブはこれひとつだけです。
クラス2dのハーブはセージのほかに6つあります。
イチョウ・・・MAO阻害薬との併用を避ける
スギナ・・・心臓または腎臓の機能不全には禁忌
セントジョーンズワート・・・MAO阻害薬との併用を避ける
ダンディライオン・・・胆道閉鎖・重篤な胆嚢炎・腸閉塞には禁忌
フラックスシード・・・少なくとも150mlの水分と共に摂取する。腸閉塞には禁忌
マテ・・・過量、あるいは長期の使用は不可
基本的に健康体の人ならさほど気をつける必要もないほどですね。ただ薬になるようなものほど刺激も強いので全般的に飲みすぎは控えたほうがよさそうです。
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イチョウやスギナは驚きです。そうなんですね~
確かにあのギンナンができる木、樹液が濃そうです。セントジョーンズワートのオイルは顔面神経に効いたことがありました。凄い力だなーと驚きました。
最近、リンデンのお茶にはまっています。
ピグモンさん、ショップをオープンしました。スタッフでリレーブログも始めました!お時間のある時に是非ご覧くださいませ!
ブログもnaomiさん1人で書かれていた頃とは違ってモノトーンでお洒落ですね。
代々木上原は近くではなですが、知らないところでもないのでそのうち遊びに行きますね。
ところで香港は完全に引き払ったのですか?