バスローブのほつれ

　友人のクラリセージさんを招いてトリートメントの練習をさせていただきました。クラリセージさんは以前働いていた会社の同僚で体調を崩して今は家事育児に専念されてます。明るくて誰とでもすぐ打ち解ける方で今回の申し出も快く引き受けてくださいました。実は私達は偶然仕事と関係のない共通の友人がいて、その人は彼女の中学の同級生でもあり、私の行きつけのサロンのオーナーなのです。そんなわけでクラリセージさんもサロンに慣れていたので助かりました。

　いろんな方にモデルをお願いするのですが、服を脱がなければならないとなると躊躇してしまう人が多いんです。一度トリートメントの味を占めてしまうとそんなこと気にならなくなるんですがね・・・裸になりたくないからって温泉に入らない日本人ってあまりいないでしょう。恥ずかしいより温泉の心地よさのが勝るんですよ。トリートメントもそんなものなのですが、まだまだ普及に時間がかかりそうです。

　さて、今回のトリートメントはグレープシードオイル２０ｍｌに

マンダリン・・・２
クラリセージ・・・２

をブレンドしました。今回もいろいろな香を試していただいたのですが、吸い寄せられるようにというか、曳きよせられるように精油が決まりました。いつも不思議に思うのですが、その時からだが求めている香に自然と反応するみたいです。

　スクールの授業ではないし一般の方なので、プライベートでモデル頼む時はいきなりショーツ１枚というわけにはいかないですよね。まずバスローブに着替えてもらってフットバスに入っていただき、ベッドにうつ伏せになった状態でバスローブを脱いでバスタオルで覆うようにしています。

　トリートメントしているとなにやら青い糸くずみたいなものが・・・よ～く見るとバスローブのほつれたもの。乾いたタオルで払いましたが、はじめのうちは気づかなかったので肌の上にごろごろしていたかもしれません。よく我慢してくれました。バスローブもお手ごろ価格のものを用意したので、やっぱり高くても質のいいものを揃える必要を感じました。

　手順はもう完璧に覚えたと思い今回はテキストを一切見ないで行いましたが、終わってからチェックしたら数箇所飛ばしておりました。まだまだです（＞＜）





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