夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

悲喜劇

2012-07-03 00:16:52 | 子育て
土曜日は、すごい飲み会でした。

夜中2時くらいまで、スナックで飲みました。

帽子を後ろ前にかぶった若者が、へったくそなラップを叫んでいました。


このちょっと【お下品なスナック】では、おじさんたちが、スナックで働いているお姉さんたちに、いつ抱き着いてやろうかと、虎視眈々と狙っているような、【ギラギラしたオジサンたち】の場所でした。


カラオケのシステムも独特で、歌うと、画面に女の人が映りますが、その大部分は、ピンクのブロックで、かくされています。

高得点で歌うと、ブロックが消えて、いろんなものが見え、酔っぱらいのおじさんたちが、【サル山にバナナが投げ込まれたかのように】

ムッキーーーーーウヒウヒウヒ

と、狂喜乱舞するというシステムです。




私は、静かに愛想笑いをしながら飲んでましたが、どうしても歌うように言われ、

「練習してもいいですか?」

って、尋ねて、オーケーいただいたので、ある歌を歌うことにしました。



実は、娘は、遠くの大学に行ってます。この日、せっかく帰ってきてたのに、私が仕事の付き合いの飲み会で一緒に晩ご飯が食べれなかったのです。


「そんなにかわいい娘なら、嫁にはやれんだろう。」

なんて、よく笑われるのですが、嫁にはすぐにやります。


理由は、カミサンもカミサンのお母さんも、30歳を超えた頃、子宮筋腫にかかってしまっています。

カミサンは、たまたま、シュンタの検診で見つかったので、早く治せました。

ハルには、子宮筋腫のワクチンの接種をさせていますが、それで万全とは思っていません。



30歳までに3人なら、23歳の結婚でもまだ遅いくらいのもんです。



そんなわけで、心の準備をするとともに、最近は、斉藤和義のウェディングソングをYoutubeで聞きながら、真夜中に小さい声で歌って、涙するのをひそかな楽しみにしています。そして、心の準備をしているのです。


じゃぁ!それを歌ってみよう!!


って、リクエスト入れて歌ってみました。




最初だけちょっと聴いてくれましたが、マジメな歌だとわかると、また、キャーキャー言いながら、酔っぱらいどもが騒ぎ始めました。


でも、それは、私の歌が、完全なBGMになった状態ということで、私は、「私の歌を誰も聴いてない状態」は、嫌いでは、ありません。むしろ、好きです。


で、自分の世界にどっぷりつかって、気持ちよく歌いました。




そして、やや、涙目になりながら、画面を見上げると・・・


まさかの100点!!!

消えていくピンクのブロック。


最後の1個のブロックが消えた瞬間に、これまでにないくらい騒ぎ出したサルたち。



画面の中で、すべてが見えたモデルさん。


マジメに歌った私。


大喜びのサルおやじ。


もーーーーーーーーどーーしてくれんのよ、この気持ち。


ヽ(´Д`)ノ