中学校の参観に行った。1年から3年までのすべてのクラスに教え子がおり、どのクラスの前を通っても、どよめきが起こった。授業をしてる先生にとっては、迷惑な参観者だったかもしれないが、なんだか、すごくうれしかった。
学校を一つジャックしたような気分だった。
だけど、こんなことは、もうないだろう。
...
そんなうれしい気持ちで一つ一つクラスを回っていると、他の先生から話しかけられる。
「先生、もうピョンには会いましたか?」
「先生、ピョンが、探していましたよ。」
「先生、ピョンが、かなり大きな声で探していましたよ。」
【私を大きな声で探している】
・・・という、状況を、なんかこれまた、うれしいような、はずかしいような気持ちで、受け止めていると、ピョンの教室の前にきた。
私と目が合ったピョンは、【人間って、こんなに強く微笑めるものなのか】っていうくらい力の入った微笑みで迎えてくれた。
・・・いわゆるニカァ~って、笑ってくれたんだね。
ピョンは、いいところを見せようとしたのか、数学の質問に答えようとした。
「2/5X (二分の五エックス)って言うときの、エックスの係数は?」
「はい、それは、2か5どっちかか、それか、2かける5のような数です。」
答えは、すべってたけど、君の心意気は、俺は、がっつり組んだぜ!
また、会いにいくけんね。
学校を一つジャックしたような気分だった。
だけど、こんなことは、もうないだろう。
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そんなうれしい気持ちで一つ一つクラスを回っていると、他の先生から話しかけられる。
「先生、もうピョンには会いましたか?」
「先生、ピョンが、探していましたよ。」
「先生、ピョンが、かなり大きな声で探していましたよ。」
【私を大きな声で探している】
・・・という、状況を、なんかこれまた、うれしいような、はずかしいような気持ちで、受け止めていると、ピョンの教室の前にきた。
私と目が合ったピョンは、【人間って、こんなに強く微笑めるものなのか】っていうくらい力の入った微笑みで迎えてくれた。
・・・いわゆるニカァ~って、笑ってくれたんだね。
ピョンは、いいところを見せようとしたのか、数学の質問に答えようとした。
「2/5X (二分の五エックス)って言うときの、エックスの係数は?」
「はい、それは、2か5どっちかか、それか、2かける5のような数です。」
答えは、すべってたけど、君の心意気は、俺は、がっつり組んだぜ!
また、会いにいくけんね。