ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

File21 ブリザードYuki

2009年01月20日 15時41分18秒 | 女子プロレス名画座
 ブリザードYukiは1994年11月20日に開催された、東京ドーム大会でデビューした。角川書店の漫画雑誌で連載されていたキャラクターの実写版として登場。第2のタイガーマスクやライガーを狙ったわけだが、漫画が浸透しなかったため事実上はリング上のみに集約されていた。  正体は長谷川咲恵だが、このためにテコンドーを習い、自らのスタイルを一新しようとした。デビュー戦の東京ドームでアクロバティックな . . . 本文を読む

File20 長谷川咲恵

2009年01月18日 09時37分18秒 | 女子プロレス名画座
 長谷川咲恵は理想的なアスリート体型と、爽やかな笑顔が売り物のレスラーだった。ただ欲を表に現さない性格だったため、一時代を築くまでには至らなかった。まさに未完の大器を地でいったのだ。得意技はローリング・ソバットや裏投げ。90年代の新日本プロレスが好きだったから、馳浩やスタイナー兄弟に憧れ大きな影響を受けたのだ。  もう少しでも、人を押しのけてでもと貪欲だったら記憶にも、記録にも残る大レスラ . . . 本文を読む

File19 みなみ鈴香

2009年01月15日 12時49分39秒 | 女子プロレス名画座
みなみ鈴香は本当に欲が無く、パートナーの北斗晶に尽くした名バイプレーヤーだった。そのナチュラルなパワーは、まるで女ジャンボ鶴田のようで体力もあり、スタミナも抜群。LLPWとの対抗戦では、その強さをいかんなく発揮。全女では7番バッターだったが、圧倒的な存在感を示した。それでも、みなみはオール・パシフィック王座を3度も獲得。WWWA世界タッグも1年間無敗を通した。 . . . 本文を読む

File18 西脇充子

2009年01月12日 09時50分00秒 | 女子プロレス名画座
 クラッシュ・ギャルズの引退後、その座を一番先に与えられたのが西脇充子だった。堀田祐美子とのファイヤージェッッがイマイチ人気が出なったため、今度はピンで台頭してきた。大型でビジュアルも良かったから、もう少し人気があってもよかったが迷走期ゆえ爆発することはなかった。  西脇は1989年の「ジャパン・グランプリ」と「タッグリーグ・ザ・ベスト」に優勝。エースのレールに乗るかと思われたが、ブル中野と . . . 本文を読む

File17 コンドル斎藤の三日月蹴り

2009年01月10日 13時59分25秒 | 女子プロレス名画座
 ダンプ、ブルに次ぐ極悪同盟第3の女として活躍したのがコンドル斎藤だった。コンドルはタイガーマスクに憧れ、この世界に入ってきたが…なぜか極悪となったが、これまでの肉弾殺法を得意とした先輩たちと違い、ビジュアルにもこだわった綺麗なヒールであった。  何しろ絵を描くのが得意だから、ダンプのメークアップ係りに抜てきされ、広い背中や肩に様々なアートを描いた。  プロレスでの得意技は空手仕込みの三日月蹴 . . . 本文を読む

File16  80年代初期の集合写真

2009年01月08日 08時18分10秒 | 女子プロレス名画座
 私がまだ一介の広報担当だった頃、定期的に何人かの選手を集め、集合写真を撮影したものだ。ジャッキー佐藤がWWWA世界王者時代、ナンシー久美&ルーシー加山がWWWA世界タッグ、トミー青山はオール・パシフィック、そして若手の横田利美(ジャガー)が全日本ジュニア王者だった。  ジャガーの珍しいジュニア王者のベルト姿、本名の北村智子でジュニアを獲得したライオネス飛鳥の写真も懐かしい。これぞ秘蔵写真な . . . 本文を読む

Fike15 ジャンボ堀

2009年01月06日 09時34分31秒 | 女子プロレス名画座
ジャンボ堀は大らかで、豪快なプロレスラーらしい性格の持ち主だった。実際は2歳年上の後輩、大森ゆかりは遊び仲間でいつも一緒に行動していた。飲んで食って騒いでをモットーとし、ジャンボの周りは笑いが絶えなかったのだ。22歳で寿引退し、元相撲取りの旦那とちゃんこ屋を経営していたが、子供が大きくなったところで離婚。癌も患ったが突然、リングに復帰。極悪興行やLLPWを中心に活動している。公称180センチと . . . 本文を読む

File14  山崎五紀

2009年01月03日 20時58分28秒 | 女子プロレス名画座
 現役時代の山崎五紀は孤高の戦士のようなたたずまいで、常にストイックで俊敏なファイトを見せてくれた。そのスピードと反射神経は、まるで野性の勘の如く駆け回った。WWF遠征でアメリカと出会い、引退後はニューヨークで日本レストランを経営するご主人と順風な生活をしている。  その感性はいい意味でアメリカ・ナイズされ、世界の大都市ビッグアップルで成功を収めているのだ。08年夏に限定復帰を果たしたが、その . . . 本文を読む

File12 極悪同盟

2008年12月29日 11時55分01秒 | 女子プロレス名画座
80年代、クラッシュ・ギャルズの大ブームの中でマスコミ的にはクラッシュを越えた存在に化けたのがダンプ松本であり、極悪同盟だった。当初はダンプとクレーン・ユウでスタートしたが、ブル中野の加入によりユウが追い出された。その後は勢力を拡大。”赤バス”と言われた専用の移動バスを持つようにもなったのだ。芸能活動ではクラッシュを遥かに凌ぎ、バラエティ番組、CM、ドラマと一般に通じるスターに君臨したのだ。 . . . 本文を読む

File11 ジャガー横田と旧赤いベルト

2008年12月27日 00時27分16秒 | 女子プロレス名画座
ジャガー横田は歴代WWWA世界王者として、通産4年9カ月の在籍期間を誇り、その間に11度の防衛を記録した。1985年8月の日本武道館でライオネス飛鳥を破り、王座を防衛すると真新しいベルトが贈呈された。そして旧赤いベルトはジャガーの功績を称え、永久保持となった。これはWWWAの赤いベルト史上でジャガーだけの快挙だった。 . . . 本文を読む

File10 JBエンジェルス

2008年12月24日 15時15分22秒 | 女子プロレス名画座
 ご存知、80年代を代表する名タッグチーム。WWFの全米サーキットに参戦し、世界タッグ王座を奪取した栄光のレジェンド。立野記代はキャリア27年の大ベテランで現役。山崎五紀は米国在住でレストラン・オーナー夫人として有名だ。今夏限定で復活し、オールド・ファンを喜ばせた。 . . . 本文を読む

File7 赤城マリ子

2008年12月16日 08時48分01秒 | 女子プロレス名画座
小さな体ながら華麗なるファイトでWWWA世界王者にもなった赤城マリ子は、TVを通じて登場した初めてのスター選手だった。以前、取材した際に「4番手、5番手だった私をファンとTV局が認めてくれた」と言っていた。元祖、ファンの後押しで台頭していった選手なのだ。白いコスチュームから繰り出すダイビング・ボディアタックやフライング・クロスチョップ、卍固めはマスカラスと猪木が同居していた。 . . . 本文を読む