ブリザードYukiは1994年11月20日に開催された、東京ドーム大会でデビューした。角川書店の漫画雑誌で連載されていたキャラクターの実写版として登場。第2のタイガーマスクやライガーを狙ったわけだが、漫画が浸透しなかったため事実上はリング上のみに集約されていた。
正体は長谷川咲恵だが、このためにテコンドーを習い、自らのスタイルを一新しようとした。デビュー戦の東京ドームでアクロバティックな演出があり、スタントマンが転倒。その場面を入場前に見てしまった長谷川は動揺してしまい、ファイトに影響が出てしまったのだ。気の弱さが災いした長谷川だが、2戦目以降は吹っ切れた。
Yukiとしての実績は、第100代目WWWA世界タッグ王座決定トーナメントの決勝に進出したことと、ベースボール・マガジン社主催の東京ドーム大会に出場出来たことだろう。女子で2度、東京ドームに出場したマスク・ウーマンはYukiだけだ。