NEOの後楽園大会はまんべんなく入った満員でした。私的注目カード(というより、観客の期待度大)の野崎渚vs朱里は5分という短い時間に現在の力量が凝縮した試合だった。多くの女子プロレスに見られる、やたらドロップ・キックが乱発したり、ロープに振り過ぎることは無くある意味で新鮮。朱里はいつの間にか、場内を見渡せるたたずまいを身につけ、常に試合をリードした。野崎はデビューして4年弱ながら、実質2年にも満たないキャリア。朱里もハッスルでの1年間は別世界の出来事。だからプロレスラーとしては半年にもならない経験値。それこそ未来溢れる初々しい闘いだった。NEOファンにとっては物足りなく映ったかもしれない。ただ2試合目の亜沙美vs美央がセオリーのない蹴り合いだったから、よけい理詰めに見えたのかも。朱里は今後もSMASHが丁寧に育てるだろうが、野崎は朱里との試合を教訓にしてほしい。なぜなら次の試合から従来の女子プロ的なマニュアルに戻る可能性があるからだ。絶対不可能?だけど野崎の目指す道は、豊田真奈美のような純女子プロではないか…
メインで華名&イオが試合後にブーイングを結構浴びていた。こうでなくてはならない。これぞ外敵の役割だからだ。トリプル・テイルズは清潔感がないから、嫌われ者には打ってつけ。それにしてもイオはナチュラルな天才児。巧みな技術が加味されれば、凄い選手になるだろう。全体的に感じたこと、ファンは新しいものを望んでいるということ。帰りにPIKOちゃんと立ち話したが、JWPの今後を試行錯誤している様子。伝統を守るJWPは辛い立場。旬の勢いを取り入れる″甲田マジック″が花を咲かせた大会であった。
メインで華名&イオが試合後にブーイングを結構浴びていた。こうでなくてはならない。これぞ外敵の役割だからだ。トリプル・テイルズは清潔感がないから、嫌われ者には打ってつけ。それにしてもイオはナチュラルな天才児。巧みな技術が加味されれば、凄い選手になるだろう。全体的に感じたこと、ファンは新しいものを望んでいるということ。帰りにPIKOちゃんと立ち話したが、JWPの今後を試行錯誤している様子。伝統を守るJWPは辛い立場。旬の勢いを取り入れる″甲田マジック″が花を咲かせた大会であった。