今月26日に引退するHikaruにとって、最大のライバルだったのが西尾美香だろう。引退が決まった時の取材で本人も「西尾さんと最後にタッグを組みたかった…」と言っていたが、この二人の関係は常に背中合わせだった。ナナモモ&ミホカヨ世代の次にスター候補だったHikaru&西尾は、同世代タッグを組み全日本タッグを奪取した。その様はかつてのクラッシュ人気の前兆のようなものだった。しかし、その後、二人は戦線を離脱する。西尾は全女を退団し、Hikaruは出たり入ったりしていた。
そんな両者は過去、主要な対戦を4度行っている。全女時代、西尾の持つ全日本王座に挑戦した試合。オール・パシフィックを巡っての2度の闘い。トーナメント・オンリーワン優勝戦での対決だ。通産、2西尾ファンから「トーナメントで二人の試合が行われ、失望した…」というような手紙をもらったことがあった。要するに最初から二人の対戦を決定としたカードを組んで欲しかったというものだ。今となっては、それも過去の記憶の物語。
長身でルックスも21世紀ムードの二人は、スターの階段を駆け上がったが頂点に上ることはなかった。怪我と精神的な弱さが災いしたと思う。二人に貪欲で、めげない精神力があれば、どうにかなっていたかもしてないが…それでも、雑誌がプッシュした最後のスター候補には違いない。
▲最初の対決は全日本選手権。西尾が防衛した(03年2月)。
▲2度目はオルパを賭け、AtoZの西尾が勝利(04年7月)。
▲3度目はHikaruがオルパを奪回し、初勝利した(04年11月)。
▲トーナメントで一日4試合に勝利したHikaruが連勝(06年1月)。
そんな両者は過去、主要な対戦を4度行っている。全女時代、西尾の持つ全日本王座に挑戦した試合。オール・パシフィックを巡っての2度の闘い。トーナメント・オンリーワン優勝戦での対決だ。通産、2西尾ファンから「トーナメントで二人の試合が行われ、失望した…」というような手紙をもらったことがあった。要するに最初から二人の対戦を決定としたカードを組んで欲しかったというものだ。今となっては、それも過去の記憶の物語。
長身でルックスも21世紀ムードの二人は、スターの階段を駆け上がったが頂点に上ることはなかった。怪我と精神的な弱さが災いしたと思う。二人に貪欲で、めげない精神力があれば、どうにかなっていたかもしてないが…それでも、雑誌がプッシュした最後のスター候補には違いない。
▲最初の対決は全日本選手権。西尾が防衛した(03年2月)。
▲2度目はオルパを賭け、AtoZの西尾が勝利(04年7月)。
▲3度目はHikaruがオルパを奪回し、初勝利した(04年11月)。
▲トーナメントで一日4試合に勝利したHikaruが連勝(06年1月)。