Kamipro

　本日、発売の「Kamipro」で私のインタビューが掲載されていますので、興味のある人は読んでください。「明るく、楽しく、激しかったゴールデン時代１９９X」というのがテーマで、巻頭から北斗晶のインタビューが登場。私への取材は、1990年代の団体対抗戦時代の話が中心で、当時のエピソードというか、裏舞台を多少話しています。もっとも裏の裏は、ちっとも話していません。自分では話せることが限られ、物足りない内容ですが、編集部の担当者が満足してくれたので良しとしましょう。
　ちょうど対抗戦時代は、私が35歳～39歳と仕事的に一番、乗っていた時期で最前線で交渉を重ねていました。今のように各自が独自で動いているのではなく、団体同士が生き残りを賭けて競い合っていたから、せめぎ合いもあったけれど目的意識が一緒だったような気がします。逆に今は、やりたくないことは無理してやらないし、簡単に「NO」が言える状況なので全体で盛り上がることは不可能に近いでしょう。
　私の全女時代、最もやり易い団体がJWPで、いつも揉めていたのがFMW、観客が一番エキサイトしたのがLLPW…そんな感じでしたね。奇しくも今週の週プロでも「オールスター戦」が行われた横浜アリーナを特集しています。
　過去を語るのは楽しいし、記憶の蘇りにもなります。それでも、いつも”今を生きているんだ”と抵抗している自分がいるのも現実です。とにかく全女時代は、社内では創始者である松永兄弟と闘い、外では他団体と闘っていた。とても緊張感のある毎日でした。