ブル中野はやっぱり凄い！

　ブル中野さんのことを書いたこのブログのアクセスが、なんとgooブログで139万人中の122番となった。いつもの倍以上である。それだけブル中野という名前の響きがあったわけだが、我がブログ史上最大のアクセス数なのだ。別にアクセス数を伸ばすために書いているわけではないが、TVというかメディアに取り上げられると即、反応がある証明である。
　現役時代、ブル中野は2度の最高潮を経験していた。最初はダンプ松本のパートナーに抜てきされリング上だけでなく、常に行動をともにして「毎度おさわがせします」などのTVドラマにも進出した。写真は天下のマジソン・スクエア・ガーデンに出場した時のものだ。半刈りヘアでビッグマッチでは、空いている部分に必ず文字を書いていたのだ。弱冠18歳でMSGを体験しているなんて、すごい実績ではないだろうか。ただ当時はテクニックで勝負したいという意向が強く、ダンプの凶器三昧のファイトに疑問を抱いていた時期でもあった。
　2度目は獄門党の党首となり、WWWA世界シングルの頂点に到達。ここではダンプも顔負けのヒール・ファイトに徹していた。また2年10カ月間も保持し、最長記録も樹立した。さらに王座を退いてからが、対抗戦全盛となり、別格の業界全体の女帝的な存在になっているのだ。それは、それはリングに立っているだけで十分なプロレスラーだった。とにかくブル中野には、女子プロレスにおける偉業や逸話は尽きない。記録やエピソードが多いのも、歴史に残る由縁なのだ。